塩と背アブラと私 愛する手揉みのため 毎日溺れていたいから〜
秋冬のズボンの場合、
僕はパンツを履かない。
いきなり何を言ってるんだ?
福山雅治気取ってんじゃねえよ!
と、勘違いさせたらごめんなさい。
そういうことじゃないんです。
下着は履いてるんですけど、
いわゆるボクサーパンツとかトランクスじゃなく、
ステテコやロングタイツを履いているのだ。
だからパンツは履いてない。
なんか秋冬物のズボンって、ウールとかツイードだったりするのが多く、
裏地がしっかりしているもの以外はちょっとチクチクするでしょ?
僕はあれが嫌いなんすよ。
だいたい気になるのは、もも裏あたりなんだよなぁ。
それが、ステテコくらい長さがあると
裏地ないヤツでも気にならずに履くことができる。
もっと寒くなったらタイツにするけど、
1月くらいまではステテコがスタメン。
で、現在2枚でローテーションしているステテコなので、
もう1枚追加しようと思い、ユニクロへと向かう。
一番近いユニクロは隣駅である亀有のアリオに入っている。
そう、こち亀で有名になった亀有。
駅前には両さんの像が立ち、最近はこち亀記念館みたいなのもできた。
亀有…こち亀に頼りすぎ! もう連載終わってるからね!?
三連休だからか、やたらと家族客が多く、
ユニクロに行くにも一苦労。
で、ユニクロに入ったらもう絶望的だった。
他のショップはガラガラなのに、ユニクロとGUだけが混んでいる。
日本はもうファーストリテイリンググループに占領されてしまったようだ。
そんなユニクロの人並みをかき分けながら探したのだが、
ステテコが一向に見当たらない。
棚はヒートテックだらけになっている。
で、他の棚へ動きたいのに通路が渋滞していて、立ち往生する。
探すにも難儀するのだった。
店員さんを捕まえようにも、ほぼ全ての店員さんは誰かに捕獲され済みだ。
試着室の前には20人くらいの待ちの列もできている。
こりゃダメだ…。
エアリズムのTシャツならまだ売ってるけど、
さすがにステテコは季節柄無くなってしまっているようだ。
諦めて店を離れる。
スマホで「ステテコ ユニクロ」で検索したら、
普通にネットでは買えるようなので、ポチる。
なんだ、最初からネット見ればよかった。
まあ無駄足ではあったけど、一年中エアリズムのステテコが
売っていることがわかって良かった。
さて用事も済んだので、亀有で昼飯でも食べよう。
もちろんアリオにも食べるところいっぱいあるし、
なんなら「スパゲッティのパンチョ」もある。
2日前になるが、ナポリタンの口になってしまい、
2日連続でナポリタンを食べてしまった…。
誘惑にそそのかされて、ドラッグをやってしまったような
あの虚無感と喪失感は今なお僕のトラウマになっている(ウソ)。
さらに、その記事を取り上げてくれたのはありがたいものの
山ちゃんの記事のせいで、
またナポリタン心を刺激されてしまった…。
いやいや、さすがに今日も食べたら、
自分で自分に引くわ〜。
いや、自分を“ナポリタン廃人”認定するわ。
しかしながら、ナポリタンの誘惑は強烈なのだ。
不意に「ナポリタンは和食だから」という山ちゃんの洗脳ワードに、
「ああ、そうか。和食なら毎日でもいいよね?」みたいな気持ちにもなってしまう。
いや、ナポリタンは確かに日本発祥ではあるが、和食では断じてない!!
萌え萌えキュン!でオムライスにかけるケチャップがメインなのだから!
確実に舶来品を組み合わせて作られたものなのだ!
さらにさらに「パンチョ」の中毒性もかなり劇物指定と言える。
初めて食べたのは10年以上も前のことになるが、
ナポリタンで頭を撃ち抜かれてしまった初めての夜だった。
これ、うまっ! 大好きっ!
童貞を捨てた時よりも衝撃的だったかもしれない(ウソ)。
だからこそ、
とにかく一刻も早くアリオから遠ざからなければ!
スマホのマップを開いて近くの飲食店を探す。
お?
亀有のラーメン屋はほぼ網羅したと思っていたけど、
こんなお店があったのか!
しかも食べログ3.61!!
亀有の中でも「つけ麺 道」に次ぐくらいのラーメンだ。
食べないわけにはいかないね♡
アリオからは1分程度の場所にある。
店に入ると店内には4名の人が待っていた。
そりゃ、やっぱり待つよね…。
店内はかなり綺麗な感じ。
店員さんも若く愛想がいい。
さて、まずは券売機を眺める。

・特製背脂(塩・醤油)
・特製らーめん(塩・醤油)
・特製昆布水つけ蕎麦(塩・醤油)
・特製辛味噌らーめん
・特製まぜそば
の5種類に大別されている。
さらにホワイトボードには今日のきまぐれとして
豚魚らーめんがあるようだ。

悩ましい…。
いや、こういう場合は、左上にしよう。
スペシャリテ注文だ!
店内で待つこと10分。
ようやくカウンターに通された。
食券を渡すと麺の種類を尋ねられる。
手揉み麺、細麺、中太麺から選べるそうだ。

もちろん大好きな手揉み麺一択。
特製背脂らーめん(塩) 麺道六膳@亀有

ビジュいいじゃん!
スープをレンゲで少し飲んでみる。
おお、豚&鶏の清湯スープ。
背脂が甘い!
まずはベジファーストなのだけど、ベジがないので(メンマはあるけど…)
タンパク質ファーストにする。
鶏チャーシューからかじる。
うめぇ!
よくあるしっとり鶏胸肉とかじゃなく、
鶏ステーキの一切れみたいな芳醇さ。
豚バラチャーシューは、ほろほろ。
そして肩ロースが抜群に旨い。
低温調理で肉の旨味をしっかり味わえる!
脳内のドーパミンが出はじめる。
しかしヤバいのはここからなのだった。
器の真ん中にネギと一緒に盛り付けてある
にんにくと辛みを全体に溶かし、麺をすする。

も〜痺れるくらいに、手揉み麺が旨い!!
加水率42%とホワイトボードに書かれていた通り、
麺がプルプルでもちもち!
青竹手打ちの佐野ラーメンの麺くらい喉越しが素晴らしい!
脳内のドーパミンがドバドバと溢れ出す。
だから手揉み麺はやめられない!
そして、やっぱりこのスープです、はい。
にんにくと辛みが混じることで、
完全に罪深いスープになってしまった。
脂とにんにく、そして辛み。
ああ、浅草の「弁慶」で、
にんにくと豆板醤を足したものにも通ずる感じの味だ。
しかも「麺道六膳」は塩分が濃くはっきりしているので、
より背脂の甘みが感じられる。
何このスープのジャンクさ!
「弁慶」もヤバいと思っているけど、
ここのも二郎などに匹敵するほどギルティ。
しかも、この店は麺の力で「弁慶」を上回る。
罪深いスープと手揉み麺の組み合わせの恐ろしさよ!
ずるずると奈落に引きずり込まれてしまう。
メンマは竹岡式みたいな味のついたもの。
細く切ってあるので、麺と一緒にすすれるのがまたいい。
こういうところも地味に手が込んでいて、味変の楽しみになっている。
さらに、卵もイカれてやがる。
マキシマムこいたまごなので、最高な上に、黄身がほぼ生だ。

だからこんな食べ方もできちゃうわけだ。

黄身の甘みでこの手揉み麺をすする旨さよ!!
脳内すべてがドーパミンに蹂躙され、
ドーパミンの海に溺れて、気が遠くなる!
ただただ恍惚のうちにすすり続けた。
食べ終わって、ふと我に返る。
すげえ、旨かった!
さすがに塩分強いのでスープは残したけど。
隣の人は辛味噌で一反麺というのを注文していた。
なんと幅5cm以上ある平打ち麺なのだ。

日によって限定で食べられるらしい。
なかなか面白い麺だよね。
確か「凪」でもこういう麺があった気がする。
せっかくだから、それも食べてみたかったけど、
手揉み麺派としては、仕方ない。
また今度来た時にあれば食べてみようっと。
