成瀬 日本語・英語・翻訳講座英語編(15)英語の音(1)「頭で理解して体(耳と口)に叩き込む」が最良の学習法
私たち日本人は英語の発音が苦手である。なぜか。
それは、
私たちの母語である日本語の発音と英語の発音とがあまりにも違いすぎる
からである。本質が違いすぎる。まさに水と油である(注)。

これほどまでに異なる音韻体系を、ただ耳から聞いて真似ることによって習得できるかというと、よほど音感がよく、さらにメンタル的なバリアがない学習者でなければ、それは非常に難しいだろう。
したがって「普通の日本人」(音感が普通で外国語に対するメンタルバリアがある)の場合には、
たんに耳で聞いて真似るだけでは、英語の発音は習得できない。
では、どうするか。

☆☆☆
まず、日本語と英語のそれぞれの発音の仕組みをしっかりと知ることが必要不可欠である。
すべてのトレーニングにおいて通じることだが、
正確な知識なしでは、効果的なトレーニングはできない。
なんの知識もなく、ただゴルフクラブを持ってがむしゃらにスイング練習を重ねてみても、ゴルフは上達しない。逆に悪い癖がつくばかりだ。
それから、そうやって得た正確な知識をもとにして、優れたコーチと最も適切なトレーニングプログラムのもとに、練習を繰り返すのである。
頭で理解して体(耳と口)に叩き込む
ーーこれが、普通の日本人が英語の音をマスターするための、最良の道筋である。
注:アジア人だからということではない。例えば中国語や韓国語の発音は英語の発音とのあいだには類似点がとても多い。したがって彼らにとって英語の発音を習得することは、日本人である私たちよりもはるかにやさしい。
(つづきは↓)
☆☆☆
☆☆☆
「ことさきく|成瀬由紀雄の日英文章・翻訳教室」では、このほかにも日本と日本人、英語・日本語・翻訳その他に関するコンテンツを数多くアップしてあります。総数は1900本を超えています。
いくつものマガジンを設定していますのでぜひチェックしてみてください。
