成瀬 日本語・英語・翻訳講座英語編(15)英語の音(2)音のつながり
(↑のつづき)
音のつながり
英語の音のつながりと変化について説明する。
用語としては「母音」と「子音」というかわりにConsonantとVowelを使うことにする。

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Consonantのつながり
まず英語にあって日本語にない音のつながり方を確認しておく。
誰でもすぐに思いつくのが、Consonantの連続である。
Strengthenedという単語がConsonant連続の一番多い単語である。
これはCCCVCCCCというかたちだ。
このように英語ではConsonantがどんどんとつながる。
前にも後ろにも、である。

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語尾のConsonant
次に思いつくのが、語尾にくるConsonantではないだろうか。
ただ、このConsonantの連続と語尾のConsonantの両方ともに、ようするに
英語ではConsonantが独立しており、Vowelとも対等である
ということの必然的結果にすぎない。
対等なのであるから、どんなつながりでも、どんなポジションにきても、それはかまわないに決まっている。
そのように考えれば、Consonantの連続と語尾のConsonantも、とりたてて強調するようなことではないわけである。

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ところが英語では「べつにとりたてて強調するようなことではない」ことが、日本語では決して起こらない。
ここが面白いところである。
なぜ英語ではConsonantが連続するのか、Consonantで語を終えることができるかと考えるかわりに、なぜ日本語ではそうしたことが起こらないのかを考えみるほうがいい。
それは、
日本語ではConsonantが独立した「音」ではない
からである。

日本語の「子音」は「母音」の胸に抱かれた赤ん坊のようなものだからである。
一人前の音というには、あまりに幼すぎる。
母と一緒でなければ、最後を一人で締めることなどできないのである。
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日本語のような言語を「開音節言語」、英語のような言語を「閉音節言語」と呼んでいる。
ヨーロッパ系の言語は、ほぼすべて閉音節言語である。
いっぽうミクロネシアやハワイといった太平洋の海洋系言語は、日本語と同じく開音節言語がほとんどである。
世界的にみれば、日本語だけが特殊なわけではない。
(つづきは↓)
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