成瀬レクチャーシリーズ「認識・思考・言語」(7)“Mr. Yamada has two children.” の認識、思考、言語形式
(↑のつづき)
つづいて、“Mr. Yamada has two children.”という英語センテンスの認識、思考、言語形式をみてみましょう。
これは「山田さんには子どもが二人いる」と同じ内容を表している英語表現です。
”Mr. Yamada has two children.”という英語センテンスでの認識は、日本語のように話し手/書き手の視点、「人」の視点をベースにしていません。
そのベースにあるのは「天」の視点からのイメージです。

その視点からは、”Mr. Yamada”と”two children”というふたつの実体が見えており、そのあいだにhaveというコトが認められます。
どうか皆さんは、天上にのぼったつもりで、このイメージ図をみてください。

英語では、こうした認識イメージをベースとして“Mr. Yamada has two children.”というセンテンスが表現されています。
では、ここでMr. Yamadaの代わりに“I”を置いてみましょう。

これが、”I have two children.”という英語センテンスの認識イメージ図です。
天上にのぼった皆さんの視線には、”I”と”two children”というふたつの実体が見えていますね。
そうです、”I”という自分自身が、そこからは見えているのです。
まるで幽体離脱のようですが、これが英語という言語の持ち味です。
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