成瀬レクチャーシリーズ「認識・思考・言語」(1)人間の「心のはたらき」を海に浮かぶ氷山に例えてみる
皆さん、こんにちは。成瀬です。
では成瀬レクチャーシリーズ「認識・思考・言語」の講義を、はじめます。

皆さん、うえの図をみてください。
これは人間の「心のはたらき」を海に浮かぶ氷山に例えてみたものです。
この氷山が表わしているのは人間の「心」です。
その大部分は海の中にあります。その見えない部分が「認識」と「思考」です。
それは海のうえにいる私たちには見えない部分です。
けれども実際には、それは氷山全体の大部分を占めています。
そして海の上に見えている氷山のわずかな部分が「ことば」「言語」です。
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このように、
わたしたちがふだん無意識に使っている「ことば」の下には、「認識」と「思考」という巨大なかたまりが存在する
のです。
そして
その「認識」と「思考」がどのようなものであるのかを正しく知らないかぎり、私たちは人間の心の働きの全体像を知ることはできません。
さらに、
その本質を知らないかぎり、海にうえにある「ことば」の世界についても、正しく理解することはできないのです。
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従来の英文法は、英語をできるかぎり体系的に分析して解明することを目標としてきました。
私たちがここで学ぶ「心と言葉の英文法」は、こうした従来の英文法の目標やアプローチを共有していません。
「心と言葉の英文法」が目指しているのは、英語の世界認識や思考がどのようなプロセスを経て言語となって表現されるのかを、日本語の認識、思考、表現と対比させつつ、分析し、解明することにあります。
つまり「英語の心」と「日本語の心」とを対比しながら学ぼうというのです。
そのうえで、ふたつの世界を往来する方法を習得していこうというのです。
こうしたアプローチと目標設定は、これまでの英文法学習にはまったく見られないものです。
(つづきは↓)
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