【キックの形状で変化する】スノーボードの特徴
こんにちは、名取崇史(ナトリ タカフミ)です。
このnoteはYouTubeの動画を要約したものです。
今回はスノーボードの「キック」についてお話しします。
ノーズやテールの反り上がっている部分をキックと呼びますが、この形ひとつで特性が大きく変わります。
ぜひ、お手元にボードがあれば実物を見ながら確認してみてください。
まず、以前アップした「ボードの長さを見極める」という動画もぜひ先に見てほしいのですが。
簡単におさらいすると、ボードは全長が同じでも接雪長(地面に接する長さ)が異なるものがあり、全長だけで選ぶのは危険、という内容でした。
その例として、私が作っているフォッシルスノーボードの「BANKED-R(157cm)」と「PARK(152cm)」を紹介しました。

この2本、接雪長はどちらも1170mmで同じですが、全長が異なります。つまり、接雪していないキック部分の長さが違うということです。
BANKED Rはキックが長く、PARKは短い。

なぜこういう設計になるかというと、まずキックを長くするとノーズ側に重量がかかり、直進安定性が高まります。スピードを重視するボードはこのような設計が多いです。
逆に、キックが短いと前後の重みが減り、スイングウェイトが軽くなるので、スピンやトリックがしやすくなります。PARKはまさにツインのフリースタイル向けで、この特徴を活かしています。
ですので、ボードを床に置いてみてキックの長さを見比べると「直進性が強そうだな」「スイングしやすそうだな」といったイメージがつかめるはずです。
さらに、キックの「反り上がり方」にも違いがあります。
キャンバーがあって接地するポイントから、ノーズやテールが緩やかに反るのか、急に立ち上がるのかでフィーリングが変わります。
緩やかな反り上がり → 踏んだ時に少しルーズで遊びやすい感触
急に立ち上がる → 接地部分に力が集中し、引っかかりやすく、エッジコントロールがタイト

もし複数のボードをお持ちなら、並べて比べると違いがよく分かります。
この部分はスペック表では分からず、実物を見るのが一番です。
まとめると、キックの長さと反り方を見るだけで、そのボードの性格(直進性重視か、ルーズか、スイングしやすいか)がある程度わかります。ぜひ、ご自身のボードで確認してみてください。
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