【初話】ある日、全知全能の神さまに出会ったら | 人生のやることリスト#1-1 【はじめてのnote】
ある日、全知全能の神さまに出会った。
どこなのかは分からない。
宇宙の果てかもしれないし、神さまの住処かもしれない。
ただ一つ確かなのは、そこには私と神さましかいなかったということだ。
「初めまして……でいいんですかね?」
神さまは少し笑った。
『私はすべてを知っている』
なるほど。
さすが神さまだ。
私は神さまを見上げた。
「神さまは、私がここへ来ることも知っていたんですか?」
『ああ』
「では、私が何を話すかも?」
『知っている』
「すべて?」
『すべてだ』
神さまは迷いなく答えた。
『私は全知全能だからな』
なるほど。
私は頷いた。
「人間のことも?」
『知っている』
「微生物も?」
『知っている』
「恐竜も?」
『知っている』
「地球も?」
『知っている』
「火星も?」
『知っている』
「アンドロメダ銀河も?」
『知っている』
私は少し考える。
「そのさらに先も?」
神さまは少し笑った。
『私はすべてを知っている。そして、それらはすべて私が作った。』
なるほど。
私は頷いた。
「では神さまは、すべてを知り、そしてすべてを理解されていると?」
『当然だ』
なるほど。
そして私はもう一度頷いた。
少し考えてからこう言った。
「神さま。それは嘘でございます。」
神さまは少し眉を動かした。
『なぜだ』
私は答えた。
「冬の朝です。」
神さまは黙っている。
「まだ少し寒い朝です。外へ出ると小鳥が鳴いている。そこでふっと息を吐く。そして....」
私は続けた。
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#2 ある日、全知全能の神さまに出会ったらやることリスト①

