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【正解のない世界を生きるために】08 - 異様な職場 iv パワハラ体質のパラレル・ワールド

今回は、前回の『異様な職場-iii 制御不能、ただ壊れ行く』の続きです
06 - 異様な職場 - iii では、休職当初の転がり落ちるかのように悪化する体調など書いてますが、今回はその続きで利用した制度などを紹介したいと思います

「傷病手当金制度」というセーフティネット

だれでも休職となったら、「無給って?」と不安になるでしょう
加入してる健康保険組合に因るかと思いますが「傷病手当金制度」というものがあるので、これを都度申請することで基本給の6割位の費用を受給できます そして、この手当金は非課税対象です
私も休職後、診察時のタイミングで医師記入分を作成して貰い、会社経由で申請し、生活費としていました

ですが、その保険組合の初回申請時の記憶が急に蘇る
傷病手当金係りの者からの電話だったかと記憶してるが、
「この申請は労災では有りませんか?」と訊かれた事が気になり始める
その時は、「労災だけでなく、年齢的にも更年期障害などもあり、すぐに復帰したいので、、、」と回答になってるのかよく分からない答えを返すと
係りの方は、「労災申請は、後からでも可能ですから、必要であればいつでも訊いてください」と、そして「まず、療養に専念してください」と云ってその電話は終わるのです
そうか、、、「労災」かぁ、、、とぼんやり考えるでもなくただ思うのでした

そして、休職して届いた給与明細に” 適当に書かれた様にしか見えない " 内容で、出勤日数も欠勤日数も、そもそも休職て欠勤なのか?と自分の判断能力も怪しいのに、おかしな現実を見せられる
これでは、せっかく休職したのに、まったく休まることのない休職生活が始まった気がしました
それ以降、職場で自分の身に降り掛かったあらゆる事に疑念しか思い当たらなくなって来た

復帰するという根拠のない自信

日に日に症状は悪くなり、会社への不信感や疑惑、労災への疑問もあるけれど、それでも未だ復職する気でいる
それだから、無駄に焦る
主治医に復職の時期など訊いても回答はなく、更に焦る
年内に休職による自宅療養を終えて、
新年には復職したいという淡い願望が芽生える

無料法律相談① 行政実施の法律相談

やはり労災なのか?と思いながらも、会社はパワハラとか理解してないし、そもそもパワハラ対策ていう義務も分かってないな?と考え、復帰する前に会社に職場環境を整えさせようと正義感を持って弁護士に相談することにした
行政で実施している無料の法律相談は、
30分という制約で、同じ内容の質問で計3回無料で相談出来る、というものでした
「恫喝裁判みたいな会議に掛けられて、これってパワハラですか?」と訊いたが、「パワハラを証明するものはありますか?」と訊き返されて「音源は双方で撮りました」と返すと「その他、職場環境やメールなどの客観的資料なども必要ですね」と返されたと思う
途中で、その弁護士が「残業は?」と訊かれたので、
「残業は代休で精算する」と云われたと伝えたところ、
「それでも残業代は発生するので、その残業係数分は請求可能です」と言われる
そして弁護士に「今後、法テラスでの相談も予定しています」としたら、微笑むように頷いていた
それは、「法律は、味方だよ」とでもいうかのような、実際の意味は不明だけど、印象はそんな感じでした

無料法律相談② 法テラス利用

法テラスでの相談は、所得や内容など条件確認で有料か無料の判断をされますが、私の場合は、無料で相談出来ました
法律家のプロにどう上手くポイント相談出来るのか分からないので、①で行政の法律相談の際に資料をまとめておいたのは良かったです
この時は労災申請や民事訴訟の可能性を確認しましたが、
「まだ早いです」と、私の状態が必ずしも健康体ではないことも含め、
「もし本当に訴訟となるならば、通常の生活が出来るまでに回復し、精神的にも、時間やお金など、全てにおいて訴訟に耐えうる精神と経済状況を整えないと闘えないですよ」と、諭される
無理して電車に乗ってまで行ったが、大事なことを確かに言われたが、
その時の状況では、とても闘えないんだなぁと呆然とするだけだった

セカンド・オピニオン

季節はいつしか寒くなり、年内が無理でも年明けに復職出来ないか、と考え始めた
主治医の反応が鈍く、不満もあったため
セカンド・オピニオンを思いついた
当初はすぐに復職出来るものと甘く考えていたが、「こんな状態でいつ回復して普通の生活に戻れるのか?」、「いつ復職できるのか?」と焦燥感が募り、無理してセカンドオピニオンも受けてみたが、主治医と変わらない回答にガッカリするだけだった
自分でも分からないのは、こんなに体に拒否反応が出ているのに、復職するき満々で、休職したらすぐに回復して復職出来るものと単純にそう思っていたことは後になって不思議に思うことになる
実際に、他の医師の診断を受けたのではなく、法テラスであった弁護士が「今のあなたでは何も出来ない まだ早すぎる」と云われたことをセカンドオピニオンとして、会社には別途書面にして提出した

行政の生活・就労支援

行政の無料の法律相談の係りの傍に「生活・就労支援課」というのがあることを思い出した
そちらに相談してみると、担当者となってくれた方が家まで訪問してくれてこれまでのいきさつや困りごとなど聞いてくれた
私の場合だが、その担当者からは「休職出来るところまで休職して、復帰しないで退職した方がいい」というのがその方の結論だった
それでもまだ自分の中では、年末に挨拶に行って、年明けから復帰という根拠のないロードマップがあった
そして、その担当者から少しでも生活が楽になるのなら、と、食糧支援物資も頂けることも聞いた
摂食障害、えづいたり、嘔吐したりはあったけれど、給料の6割程度の現金収入になったので、支援物資の食料品も頂くことにした
それは賞味期限の近い災害備蓄用の食料品が多かったが、お米が不作で高騰化する中で、毎月2kgのお米を支援して貰えることだけでも非常に有りがたく、日頃食べ慣れていないパックのご飯やいろんなレトルト食品など、自分が購入したことのない食品を目の前にするのが興味深かった

無慈悲な月日に抗う日々

しかし、今現在この記事を書いている2026年9月の段階でも日々の時間や一週間の日数なども体感は、半分位で何もしないまま毎日があっという間に過ぎていくような日々で、母の介護による平日デイサービス利用と行政のゴミ回収というこの2点のスケジュールを意識する
そして、ご近所で家主が居なくなったお宅から、観葉植物を預かることになる 今までも屋外で越冬して来たけれども、ここ数年の厳し過ぎる日本の天候に植物も可哀そうだと思ったので、ご遺族とも交流があったので屋外にあった観葉植物を我が家のリビングに迎えることになったのです
そして、それは、母や猫という家族に加わった植物という生きもので、小さな彼らから自然という宇宙の法則を教わることになったとも思います

年の瀬の第一回退職勧奨

休職し始めたころはまだ半袖で居られたのに、気が付いたら長袖だし、フリース着るような季節になっていたが、自分の体感時間もどこかズレていることに気付かされた
そして2025年のカレンダーも残り1枚、12月になったある日、日頃会社からの連絡は管理部からEメールで来るのだが、12月9日のメールは社長から直接のメールだった、しかもCCに管理部入っていない
メーラーを立ち上げてこのメールに気付いただけで怖くなり、中身を見ないように文章をコピーして生成AIにペースト、内容を教えて貰った
そこには「退職勧奨」の文字と「退職勧奨通知書」の添付を知らせるものだった
正直「なんじゃコリャ?」だった
どこの経営者がこういうメールをサラッと送って来るのか目を疑ったが、AIに教わって、平静を取り戻すとそのメールを直視出来た
軽く、怒りさえ込み上げてくる
生成AIから「退職勧奨だから、辞める気がなければ、『辞めません』の意思表示を返せばいい」と教わる自分がいて、その通り返事の文面も相談して速攻で返信する
返信の際には管理部をCCに入れ、会社のガバナンスも確認するような文面にした

丸腰の休職

でも「退職勧奨」されるのだから、不安は大きくなる
それに年の瀬ということもあり、年賀状どうしようとか考えたりもしたが、名刺フォルダもアドレス帳もシャチハタも会社に置きっぱなしだと三カ月も経ってから気づくのだ
もちろん当初はすぐに復職出来ると思っていたから、貴重品的な私物さえも持ち帰らずに休みに入ったこともあると思うが、
「辞めさせられるのか?」、
「自分の私物はどう扱われるのか?」とか、
被害妄想気味に「もうデスクは無いかも?!」とまで思ったりもした

私物奪還作戦!

そして、生成AIと「私物奪還作戦!」と銘打って、私物を引き上げに会社に打診して、心身ともに無理してまで会社へ行った
傷病手当金を受給している身としては、保健組合にも確認して、後は会社がどのように申請書に記載するか、だと思った
なので、通常でも無給の「ランチタイム・昼休憩」という時間を使って作業することをメールで経営者と管理部に伝える
そして、生成AIからは、この作戦を考えた時に「念のため、音声録音するように」と言われたのは正しかった
社屋に到着すると、社長も管理部の人間も待ち構えていたので、「念のため録音させてもらいます」とICレコーダを頭上に掲げ伝えて中へ入る
終始、張り付くように横に居て、写真まで取り出す、でも「録音してますよ」と云ってるのに、代表取締役は頭のネジが緩すぎて、終始不用意な発言や文句ばかりを云い続けるので、ある意味の大事な記録は録れたとも云える
8月27日の緊急役員会議で、大事なクライアント宛のビジネスメールに社長を同報にしてない!!と怒り心頭だったそのメールも確かに8月25日に同報メールで送信しているので、改めて社長宛に転送して差し上げた
約一時間の間、他の社員も居る前で第二回目の「退職勧奨」まで始める下品さ

社長は終始、管理部に「ちゃんとやってるわよね?」と確認するけれど、
私の中では(その”ちゃんと”の定義って何よ?)をリフレインするのだった

今回の私物だが、設計に必要な自分の実績事例集や市販の書籍など意外と私物を持ち込んでいたことと、名刺フォルダやアドレス帳ほか貴重品も思いのほか多く、帰りはさすがにタクシーを使うことになった
そして、貴重なEメールの確認や音声記録も残ったのは大きな成果でもあったと思う


「未払い賃金の請求」
そして、今回初めに書いた行政の法律相談の時のことを思い出す
帰宅途中に「辞めさせられるなら、残業代も請求しなくては」と思いつくのだ

ただ、重い荷物と帰宅後は、荷物を自室まで運ぶと気絶したように寝落ちるだけだった

後日、最寄りの労働基準監督署に相談に行き、残業代の算定についても助言を頂き、2025年の年末は未払い賃金の残業代奪還作戦で終わるのだった

やっと、06 - 異様な職場 iii の続きが書けたが、
5月末で離職しているのに、6月、7月、8月とずっと問題・トラブルは解決の兆しも見せない、未解決のままこの9月まで続いているのです
そして、トラウマに悩まされ、足掻き、もがき、苦しんで、この連載を書くことも難しい時に自分専用の解除ボタンを発見した
それは #北極星を確認せよ
こちらの記事も良かったら覗いてみてください

しばらく【茶話休題】などを投稿していて、笑えていなかった自分の表情筋やジョークのセンス?日々のささやかな楽しみを取り戻せて来ているように思う

今回はだいぶ長くなりましたが、最後まで読んで頂きまして、まことに有り難うございます
これを契機に書き進めたいと思います
きっとこれは亡父が、私に復活の力を貸してくれていると思えるのです

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