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【AUS旅17】ダービーで出会った家族とキャサリンまで一緒に旅をすることになった

前回、WWOOF滞在先で出会ったヴィクトリア家族の話で締めくくったが、今回は、その後の超ワクワクした展開を書いていきたい。


はじめに(ヴィクトリア家族とは)

前回の記事では、お母さんのヴィクトリアとその娘、息子について少し紹介した。

彼らは元々メルボルンで生活している家族だ。
「ホームスクール」という制度を使って、長期的にオーストラリア国内を旅していた。

「ホームスクール」については、正確な情報はわからないのでご了承いただきたいが、要は「学校だけが教育ではない」「家でしっかり教育することも大事」「それができるなら長期的に学校を休んでもよい」というものだ。

当時、個人的には「こういう教育の在り方があってもいいんだ」と、すごく刺激を受けた覚えがある。

娘と息子については、もうすこし紹介しておこう。

マチルダ(女性、10歳くらい?)

  • しっかり者で優しいお姉ちゃん

  • とても明るくて、よくしゃべる

  • ジブリが大好き

  • どちらかというと、はしゃぐというよりは落ち着いている印象

オリバー(男性、8歳くらい?)

  • ザ・弟

  • 楽しいことが好き

  • まだまだ甘えん坊さんなところがある

  • 自由なところもあるが、お姉ちゃんに似て優しい

家族との出会い

私がそろそろ次の行き先を決めている頃に出会った。
パジェロでキャンピングカーをけん引して訪問してきた。

それまで「クルー」と呼ばれる、この牧場兼キャンプ場を維持する仲間たちとの生活がほとんどだったので、純粋な旅をしている家族としっかり話すのは初めてだった。
彼らは、1週間ほどここに滞在するとのことだった。

夜、みんなでキャンプファイアーを囲んでいるときにヴィクトリアと話した。
「ホームスクールって初めて聞いたよ、とても良いことだね」
「そうよ、子どもたちも楽しそうだわ」
「次はどこに行くの?」
「ノーザンテリトリーの方に向かうわ、まだ目的地は決まっていないけど、都度行きたいところに寄っていく感じね」
「私もそろそろノーザンテリトリーの方に行こうと思っているんだ、まだ滞在先は決めていないんだけどね」
「あらそう」

「良かったら、私たちと一緒に旅に行かない?」

彼らは、ダーウィンの方へ向かいながら、その途中途中でキャンプや自然を体験していく予定とのことだった。
ダーウィンまでは、おそらく3~4日くらいかかるだろうと言っていた。
「私は嬉しいんだけど、本当に良いの?何もできることがないけど」
「もちろんよ、子どもたちも一緒に行きたがっているし、これも運命じゃないかしら」

私の中では即決だった。
こんなに楽しそうな旅ができるチャンスは二度と来ないかもしれない、と直感的に思った。
すぐに、ノーザンテリトリー方面の滞在先を調べることにした。

家族との旅の後の滞在先探し

ちょうどその時に、クルーの仲間から「Helpex」という制度を教えてもらっていた。

「労働」と「宿泊・食事」を交換する「ワークエクスチェンジ(Work Exchange)」のプラットフォーム

Gemini 3 Flash

WWOOFと似たような制度で、活動が農業以外の多岐にわたることくらいの違いだった。
こういったコミュニティ活動の面白さをWWOOFで知ることができたので、他の制度も活用してみたいと思った。
ノーザンテリトリーでは、Helpexで探してみることにした。
Helpexのホストもたくさんいて、滞在先は割とあっさり見つかった。

ダーウィンの少し下にある、キャサリンという町に滞在することにした。
ちなみに、ヨガとビーガンスタイルで生活する、という興味深いホストだった。

ヴィクトリア家族とはそこでお別れになる。

旅程

ダービーからキャサリンまでは、車でノンストップで走ったとしても15時間ほどかかる。

Google Maps

オーストラリアは、本当に広いな。
だいぶ赤道付近に近づくし、気候はほぼ熱帯だろうな。
肌で体験できるのは、すごく楽しみだった。

「たぶん一日で移動するのは車で3~4時間くらいだから、数日かかるだろうね」
ヴィクトリアからはそう言われていた。
オーストラリアには、ロードキャンプサイトもたくさんあって、そうやって旅をしている人たちも大勢いた。
「そういう場所で泊まったり、良さげなキャンプ場に泊まったりしていきましょ」

当然、緊張はあった。
ノリで行くことにしたが、本当に大丈夫だろうか。
途中で何かトラブルがあったらどうしようか。
最初は仲良くても、仲が悪くなってしまったらどうしよう。
いろんなことを考えた。
でも、そんなことで足踏みしていては、何も経験できない。
それ以上に、このチャンスを逃すことの方が怖いし、もったいない。
「オレは性善説を信じている」
わけのわからないことまで考えているような気がしたが、信じてみることにした。
ヴィクトリア家族を、運命を、そしてなにより自分自身を。

終わりに

次回は、ヴィクトリア家族との旅の思い出について振り返りたいと思う。
結論としては、本当に楽しくて、「思い出」というか「宝物」に近い感覚の、自分にとって大切な財産になった。

心から楽しいと思えること、幸せと思えること、美しいと思えることがたくさんあった。

あんまり感慨深くなるのは性に合わないので、楽しい思い出として振り返っていこうと思う。

あー、またデジカメ失くしたこと思い出してしまった。
「カメラなどいらん、大事なもんは記憶しているもん、記憶してないってことは要らないメモリーってことだから、写真なんてくそくらえだ」
そういうイキった自分が当時いたから、大事な思い出ごと無くすんだよ。
カッコつけんなよなぁ、マジでよ~。

頑張って思い出そうっと。

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