みえないものをみようとして
「はーい。では、とりあえずね。
えー、視力検査
していきたいと思いますけれども。」
「はい。よろしくお願いします。」
新しく眼鏡を作ろうと
久し振りに眼科へやってきた。
ここの眼科に決めたのは
ネットのレビューが
良くも悪くもなかったからだ。
良すぎると「本当?サクラ?」
悪すぎると「ちょっと不安…」
何事も丁度良いのが良いのだ。
「さて、視力をより正確に測るため
当院ではランドルト環…
あの『C』みたいなヤツですね。
あれだけではなくて様々な物を
答えていただきますので
頑張って下さいね。」
「(ふーん、よく分かんないけど)
はい、分かりましたー。」
「はい、では始めていきますね。」
"カション"
加トちゃんの
眼鏡のレンズを取ったやつ
みたいな眼鏡に
真っ黒いレンズを入れられ
まずは左目の視力から計測。
「では、これは?」
🪹
「(…?)巣?」
「はい、そうです!
その調子で、次です」
🌳
「(…え?)木…?」
「うんうん!いいですね。
では、こちら」
Day
「(英語もあるんか…)ディ」
「続けて」
都市
「都市」
「はいはい、最後でーす」
✋️
「手」
「はい!いいですよー!
ドンドン行きましょうね。」
"カション"
今度は右目だ。
それにしてもこの先生
やたらルンルンだな…
「じゃあ次これねー」
+⊇〃
「(なつ…!懐かし過ぎるだろ)だ」
「はい、ではこちら〜」
騎士
「騎士」
「はい、これー」
👁️
「目…」
「はいはい、次ね」
✋️
「手」
「はい、いいですよ〜」
そう言って先生が
にやにやと近付いてきた
その時───
「ごるぁぁぁ!!!
先生!アンタ!
まぁたやってんのかぁぁぁ!」
と、少しムチムチとした
看護師のおばちゃんが
華麗なる飛び蹴りを
先生の脇腹へと決め
先生が「ひでぶっ!」とか言いながら
吹っ飛んでいった。
「ごめんねぇ!
あなた何もされてない?
大丈夫?」
「え?今視力検査が終わった所で…」
「あ!じゃあギリギリ間に合ったわ!
良かったぁ!
あんの変態!綺麗なお嬢さん来ると
いつもやるんだ…」
そして続けてこう言った。
「今視力検査で何て言ったか、
思い返しちゃいけないよ」
観察メモ:
「また行くね♡」
「クズ最悪」が
混ざるレビュー
貴方の大切な時間を
報告書に割いてくれた事、感謝する。
観察員014082
▼ホラーチックなのは🪹🌳?
