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【第34話】上芦別の朝──深く眠ったあとの、軽い空気

北へ続く道 ─ 自作キャンピングカーで旅する日々

静かに続いていく──
旅の空気と、人の温度で紡ぐ日々の記録。

【第34話/別れの朝と、再び集う夜。上芦別に灯るやさしい宴】

上芦別の朝──深く眠ったあとの、軽い空気

夜中に一度も目を覚ますことなく、すっと朝に辿り着いた。
そんな日は、それだけで一日が少し整っている気がする。


朝7時44分に起床。
車内は24.2℃、外気温は23.2℃。
すでに少しモワッとした空気を感じ、
窓を網戸にしてマックスファンをON。
網戸越しに風が一気に流れ込み、
車内の空気が入れ替わる。
この瞬間が、たまらなく気持ちいい。

まずは、みゅうちゃんの朝ごはん。
今日も変わらないリズムで一日が始まる。

空は曇り予報だが、ところどころ青も見えている。
曇りのわりに、少し気温は高めだ。
網戸越しに外を眺めるみゅうちゃん。
その後ろ姿が、なんとも穏やかだった。

網戸越しに外を眺めるみゅうちゃん

鮎川さんもすでに起きていて、朝のご挨拶。
朝ごはんはご一緒することに。
焼いたお餅を、お吸い物に入れる。
シンプルだが、驚くほど美味しい。
インスタントでも、ひと工夫で、
こんなにも満たされる味になるのかと感心する。

談笑のあと、キャンピングカーへ戻り、
昨晩のブログ作成に取りかかる。
途中、みゅうちゃんがおやつの催促。
カリカリを少しあげて、作業再開。

10時57分、ブログとSNSの投稿を完了。
その後は、鮎川さんのサイトの前で、
しばらくおしゃべり。

鮎川さんのサイトで談笑

12時11分、お昼ごはんは
焼きおにぎりとうまかっちゃん。
玉子と海苔を入れて、ほっとする味。

食後は、鮎川さんの撤収が始まる。
12時55分、ほぼ完了。
きれいに整ったサイトを前に、
記念撮影を一枚。
今年も、楽しい時間をたっぷり過ごせた。
またどこかで──
そんな言葉が自然と浮かぶ別れだった。

ゴミの回収までしてもらい、
本当にありがたい限りだ。
旅をしているからこそ分かる、
この“助かる”という感覚。

鮎川さんと一緒に

14時49分、シャワーを浴びてさっぱり。
来場者は、私を含めて2組だけ。

今日は夕方から、YouTubeチャンネル
「Being Bocchi」さんが来てくれる予定だ。

16時28分、Bocchiさん到着。
昨年9月以来の再会になる。
少し談笑して、17時26分。
テントの中で乾杯。

Bocchiさんと乾杯♪

ここから、Bocchiさんの
“可愛い料理”が始まった。


スキレットにドンと置かれた
カマンベールチーズ。
その周りに、ボンカレー。
チーズの上部を丸くカットし、
赤ウィンナー、アスパラが加わる。
見た目からして、もう可愛い。

Bocchiさんの可愛い料理

火にかけ、
頃合いを見てチーズの蓋を開ける。
カレーとチーズが溶け合い、
まろやかで、驚くほど美味しい。
弱火で保ちながら、
フランスパンにつけて食べるのがコツ。

おっさん二人で囲むには、
少し可愛すぎる料理だが、
味は間違いない。

続いて、椎茸のすり身詰め。
軸の食感がいい仕事をしている。

最後は焼き肉。
すでにお腹は満たされていたが、
それでも箸が伸びる。

気づけば、ビールに酎ハイ。
会話は途切れることなく続く。

テントの明かりが、
夜の公園にやさしく浮かぶ。
アマガエルも、
いつの間にか宴会に参加していた。

テントの明かり

時計を見ると、0時を回っていた。


名残惜しさを残しつつ、
それぞれのキャンピングカーへ。

車内に戻ると、
小さな蛾が一緒に入ってきていた。
しばらく舞い、
床へ。
そこを、みゅうちゃんが発見。
一瞬で、仕留めた。

蛾を仕留めたみゅうちゃん

こうして、
今年も約7時間に及ぶ宴会は幕を閉じた。


【あとがき】

別れがあって、また新しい再会がある。
上芦別公園は、
そんな流れを自然に受け止めてくれる場所だ。

料理の工夫も、会話の間も、
すべてがちょうどよく、心地いい。

今年もまた、
忘れられない一日が、
ここに積み重なった。

Bocchiさん、
今年もありがとう。


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