ココナラやboothなどをやっている人が知っておくべき「AI使用」の表記問題 (イラスト制作、音楽制作、翻訳、kindle本表紙制作、ゲーム素材の販売他)
ココナラなどの仕事受注サイトでイラスト制作や音楽制作、翻訳などの仕事を受けている人は今は多いと思います。
kindle本の表紙作成の仕事を受けている人もいるでしょう。
それらの人で仕事の過程でAIを使用した場合は、きちんと「制作過程でAIを使用いたします」という事を必ず明記するようにしましょう。
この表記をしていないで部分的にAIを使用して納品すると、それが後になってクライエントにばれてしまうと、場合によってはかなり高額の賠償金を支払うはめになる事があるからです。
賠償金額が100万円を超えることも普通に起きてしまいます。
「納品した物でトラブルが起きても責任は負えません」などと記載してあらかじめ予防線を貼っていても、それで回避できる事にはなりません。
ココナラ以外にもboothやdlsiteなどでゲーム用のグラフィック素材や音楽素材などを販売している人も、制作に部分的であれAIを使用した場合は必ずそれを記載しておくべきです。
boothを見ると、AIを使用してグラフィック素材を作ったのに、それを意図的に記載していないのを結構見かけます。
これは後で裁判沙汰になる事があるので結構危ないのです。
・「AIを使用した事」は最終完成物で申告しないといけない事が多い
kindleで本をリリースする時、「部分的であれAIを使用したか?」というのはきちんと申告しないといけないようになっています。
kindle本の表紙をココナラなどで依頼して作ってもらった場合も、その受注者がAIを使って表紙画像を制作してしまった場合は、その本はやはりAIを使用した本という事になってしまいます。
本以外にもゲームなどでもプラットフォームによってはAI使用不使用の申告が必須となっています。
下記記事でもそれが解説されています。
ココナラとかで仕事を発注し、納品してもらった素材の制作過程でAIが使用されていると、結局それを使った最終完成物も「AIを部分的に使用しました」と申告しないといけなくなるのです。
上記のリンク先でも解説されているように、AIを部分的であれ使用するとそれが商品やサービスの売れ行きをだいぶ落とす事になってしまいます。
販売サイトでの取り扱い(検索結果での表示)が悪化したりも。
ゲームソフトでもゲームメーカーが「部分的ですがこのゲームにはAIを使って作っています」と表明すると、そのゲームは残念ながら反AIの人達による嫌がらせを受けまくって売れ行きがだいぶ落とされ終わる事になってしまいます。
(実際は3D系のゲームではAIのこっそり使用はかなり多くなっていると思いますが)
会社にもよると思いますが、売れ行き低下が起きるため「AIは部分的であれ使用しない」と決めているところも多い。
そういう会社がココナラなどのクラウドソーシングサイトで一部の仕事を個人製作者に発注した場合、それを受けたあなた自身がきちんと「AIを使用するかどうか」を記載せずAIを使って納品してしまうと、後になって発覚してその部分の仕事を別の人にその会社が依頼してやり直すはめになったり、製品リリースに遅延が起きて結構な額の損害を会社に与えてしまう事になるのです。
その被害の賠償裁判を起こされると高額の被害金をあなたが支払うはめになってしまいます。
だから制作過程でAIを使用した場合は、ココナラとかの仕事受注サイトや素材販売サイトではきちんと「AIを使用しています」と必ず記載しましょう。
イラスト制作も音楽制作も、kindle本の表紙制作や翻訳でも。
・ゲームで問題になりつつある「AIを使った翻訳」の話
ゲームでは色々な国の言葉で翻訳してリリースするのですが、この翻訳作業でこっそりAIを使用しだしている下請けや個人翻訳者が増えてきています。
これも結局AIを使って翻訳の手伝いをさせた場合、そのゲームは「一部にAIを使用しました」と表記せざるをえなくなります。
また、「人間がきちんと翻訳をしてくれる」と思ってそれなりのお金を払って翻訳作業を翻訳会社や個人翻訳者に発注したのに、実際は「AIに翻訳させて人間はそれをほとんど修正せず納品する」みたいな悪質な事をするところも増えてきていて今問題になりつつあります。
ゲームの翻訳作業も引き受ける側が「AIを使用するかどうか」については、依頼元のメーカーやパブリッシャー、ゲーム開発者がきちんと確認できるようしっかり表記しておかないといけないのです。
ゲームメーカーは最終完成物(ゲーム)で「このゲームはAIを使って作っています」と申告したくない場合は、制作過程のいずれのケースにおいてもAIの使用は排除しないといけないのです。
・仕事を受ける側はAI使用の表記はお忘れなく
AIは制作を補助してくれてイラスト制作やkindle本の表紙制作、翻訳作業を時短できるのでしょうが、AIを使って使用した場合は必ず「制作にAIを使用します」と表記するようにしましょう。
ゲーム用素材や音楽素材もAIを使って作った場合はそれをきちんと表記しないといけません。
AI使用の表記でココナラなどで受注数が減ってしまうなら、結局AIの使用は諦めるしかないでしょう。
元からAIを使用するつもりがない人も、「制作にはAIは使用しません」ときちんと記載しているとお客様が安心して仕事を依頼してくるようになります。
