外注で作ってもらったグラフィックや音楽素材の権利の話(インディーゲーム制作)
個人や少人数でのインディーゲーム制作では、グラフィックや音楽の一部を外注で作ってもらう事もあります。
それらの権利や注意点について今回お話してみようと思います。
基本的に著作物はその製作者に著作権が発生します。
そのため、グラフィック素材や音楽素材の使用料についてはその製作者に適切に支払う必要があります。
ゲーム制作の場合は使用範囲(「このゲームやその宣伝で使う」など)を取り決め、それに同意していただく形で一定の代金をお支払する事になるでしょう。
通常の支払い方法とは違い、ロイヤリティ方式で「販売価格や利益の一定割合を支払い続ける」という方式もありますが、これを採用しているゲームはほとんど無いと思います。
(漫画のような印税方式)
・別の使用方法では製作者にきちんとお金を払わないといけない
当初の取り決めとは異なる使用方法をする場合は、追加で製作者にお金をお支払いする必要があります。
たとえば、グラフィック素材を流用してグッズの絵柄に使うなどする場合、素材の製作者にきちんとお話して追加のお金を支払う必要があります。
音楽素材の場合は、その音楽をゲーム内で使うだけでなくDLCとしてサウンドトラックに収録して販売する場合や、パッケージ版を出す時にサントラCDを付属してその曲を収録する場合は、曲の作者にきちんとお金をお支払いする必要があります。
DLCのサウンドトラックの場合、「他人の作った曲で儲ける」という形になるため、その利益の多くはきちんと曲の作者に還元する必要があります。
他人が作った曲なのに、その曲の作者に利益を納得できるほどの額還元しないと、曲の不正使用という事になり訴えられて裁判に発展する事もあります。
社内で作った場合はともかく、外注でグラフィックや音楽素材を発注した場合、その使用方法や使用料のお支払いは適切に行ってください。
お読みいただきありがとうございました。
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