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インディーゲーム製作者達が越えないといけない四つの壁の話 (ゲーム制作者向け記事)

商業でインディーゲームを制作している人達が越えないといけない四つの壁について今回お話してみようと思います。


・ゲーム完成の壁

ゲームを作り始めても、それがきちんと完成まで至るのは一部のみとなります。

商業で作っている場合でも、実際は途中で開発が止まったり中止する事もあります。
「このまま作り続けても売れないだろう」という事で開発が終了する事もあったり。

少人数制作でのゲーム完成の難しさについては以前以下の記事でも解説しました。

パブリッシャーのスタッフに何らかの人件費がかかった状況でゲーム開発が中止になると、パブリッシャーにもよりますがそのかかった人件費分の支払いを求めてくる場合もあるので注意してください。


・ゲームリリースの壁

個人でフリーゲームや同人販売サイトなどでゲームを出す場合と違い、商業でパブリッシャーを介してゲームを出す場合、パブリッシャーやプラットフォーマー(任天堂、ソニー、MSなど)から求められるクオリティが高く、それがハードルとなってなかなかゲームをリリースできないという事もあります。
面倒くさい事も結構あり。

他にも、「思った以上にリリースにお金がかかってしまう」などいう事もあったり。

ゲームリリースはなんだかんだで色々お金が必要なため、それを見越して金をある程度は用意しておく必要があります。

また、最近はパブリッシャーも「売れそうにないインディーゲームは販売をしたくない」という事で断ってくるケースもあり、パブリッシャー探しに難航する場合もあります。


・開発費回収の壁

インディーゲームではゲーム開発にかかった人件費をきちんと回収できないケースが非常に多いです。

コンシューマ機やPCでリリースされたインディーゲームのうち、きちんと開発費を回収できているというゲームはおそらく2割以下だと思います。

その成功作品も実際は有名ソフトが多くを占めていて、無名の人が出したゲームがきちんと開発費を回収できるまで売れるというのはなかなか難しい物があります。

「ゲームがきちんと面白ければ売れて開発費が回収できる」などとは思わないように。
ゲームが面白いのと、それが売れるかどうかは別の話です。
面白いのにあまり売れていないというインディーゲームは腐るほどあります。

あなたの作品もそうなってしまう場合があるため、

こういった本でゲームの売れ行きをしっかり増やす事を学ぶ必要があります。


・サバイバルの壁

ヒット作品をこまめに出していかないとインディーゲーム市場では生き残れません。

でも大抵は「売れるゲームもあれば、売れないゲームもある」という事で、ヒットを連発するというのは難しいです。
大手のカプコンでもきちんとヒットした物もあれば、期待したようには売れなかったという作品もあります。

インディーゲームでも一部の作品がヒットしても、他の作品では赤字が出たりして、なかなか財務的に厳しい状況が続き、結局生き残れず撤退や倒産するという事も起きてしまいます。


・今のインディーゲーム市場に夢を見てはいけない

インディーゲーム市場にまだ本格参入していない人達はこの市場に夢を見てしまっているかもしれません。
ヒットしている作品だけを見ると、「自分もこれで稼ぐぞ」と勘違いしがちです。

でも実際は「今の市場は本当に生き残りが難しい地獄のような場所」であり、死屍累々の状況です。
過去にヒット作品を出したスタジオでもどんどん潰れていっていたり経営が悪化しているのです。
そういうのを意識した上で仕事としてインディーゲーム開発をするかどうかを考えてみてください。



<インディーゲーム関係のおすすめ本>

インディーゲームの売れ行きを増やす方法を色々解説しています。(本の作者は私です)
この本を読んでいた場合と読まなかった場合では、今後あなたがインディーゲームで稼げるお金はだいぶ違ってきますので、良かったら読んでみてください。

インディーゲームを題材にした漫画です。
もうちょっと長く続いて欲しかったですね。

ゲーメスト元編集長の石井ぜんじさんの本。
ゲーム制作者以外にも色々なゲーム関係者へインタビューをしていてなかなか面白い。