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3,000人以上の食事相談から見えてきた、「ダイエットが続いた人」の共通点

こんにちは。
おなか日和主宰、管理栄養士・医学博士のヒロセです。

「何を食べたらいいですか?」
「何をしてもやせないんです」

これまで3000人以上の方と食事相談をしてきて、何度も聞いてきた質問です。

ダイエットの方法は世の中にあふれています。
糖質制限、脂質制限、16時間断食、〇〇式…。

でも、相談の現場で感じているのは、

続いた人は、特別な方法をしていた人ではなかった

ということです。

今日は、私が食事相談の中で見てきた
「ダイエットが続いた人の共通点」をまとめてみたいと思います。


最初からダイエットに前向きな人ばかりではない

まず、意外かもしれませんが、最初からダイエットに前向きだった人ばかりが続いたわけではありません。

特に医療現場の栄養相談では、医師から「管理栄養士に話を聞いてきて」と言われて、半ば“行かされる”形で来られる方も多くいます。

当然、中には「絶対に自分の価値観は曲げないぞ」という、少し戦闘体制のような雰囲気でいらっしゃる方もいます。

でも不思議なことに。

そういう方が、ある日「これならできるかもしれない」という小さな行動を見つけた瞬間、するすると体重が動き始めることがあります。

この「これならできる」は、自分が大切にしたい食事観を守った上で、「ここなら変えてもいい」と思えるポイントを、自分自身で見つけること。

続いた方は、この“自分で選べた感覚”が大きかったように感じています。


やる気がある人ほど、少し疲れていることもある

一方で、やる気がある方でも、

「あれもやった」
「これもやった」
「でも、うまくいかなかった」

そんな経験を重ねている場合、最初の栄養相談では「また何かを始めるのか…」と、心のどこかで構えてしまう印象があります。

そんなとき私は、まず「自分が大切にしたい食事観」を確認するところから始めます。

大切にしたいものが守られていると感じられると、不思議と「譲れるポイント」が見つかりやすくなる。

無理に変えるのではなく、まず守る。

それが、結果として続く形につながることが多いと感じています。


自分なりの小さな方法を見つけるとうまく回りだす

続いた方に共通していたのは、「自分なりの小さな方法」を見つけていたことでした。

例えば、

・ご飯を3口だけ減らす
・ご飯にこんにゃくライスを混ぜる
・スーパーで買うお菓子の量を決める
・食事や体重のメモをつける(ちなみに、私には絶対できない方法です笑)

どれも、糖質制限やカロリー制限といった大きなルールではありません。
「何キロカロリー食べましょう」でもありません。

「今の自分の生活」を基準に、ほんのちょっとできること、です。

大きく変えようとしない。
でも、小さく調整し続ける。スモールステップです。

それが、結果として大きな変化につながっていたように思います。


減らしたものと、守ったもの

そして、もう一つ。

自分なりの「これならできる」を見つけるために、私が栄養相談の中で繰り返し伝えていることがあります。

それは、「好きな食べ物は、しっかり楽しみましょう」ということです。

好きなものを我慢し続けることは、一見うまくいっているように見えても、長く続かないことが多いからです。

何より、それって楽しくありません。食事は楽しくないと。
(ストイックなのが楽しい、という人はもちろんそれでいいんです。)

自分にとって大切な食べ物は、むしろ丁寧に楽しむ。

そして、大切な食べ物を末長く楽しむために、「これなら変えてもいいかな」と思えるポイントを見つけて、小さく変える。

この考え方を取り入れた方ほど、反動で崩れることが少なく、結果として続いていくことが多かったように感じています。

減らすものと、守るもの。

そのバランスを、自分なりに見つけていくことが、大きなポイントでした。

もちろん、すぐに自分なりのポイントが見つかることはありません。
ゆっくり色々とやっていくうちに、きっと見つかります。
3日坊主も3回やれば9日です。繰り返せばいいのです。


私が感じていること

まとめると、ダイエットが続いた人は、強い人だったわけでも、ストイックだったわけでもありません。

ただ、大切にしたい食事や習慣を守り、手放してもいいものを減らす

そう思える形を、自分なりに見つけた人でした。

そしてもう一つ、大切にしたい食事を守った上で体重が減った方が共通して言うのが次のことです。

「全然つらくなかった」
「これなら続けられます」
「もしまた少し増えても、戻せる自信があります」

私は、この「戻せる自信」こそが、本当の意味での成功なのではないかと感じています。

体重はもちろん一つの指標です。
でも私は、ダイエットのゴールを体重だけに置きたいとは思っていません。

その人が、その人らしく、機嫌よく暮らせること。
好きなものを食べることに、罪悪感を抱えないこと。楽しめること。

私は、そこを大切にしていきたいと思っています。




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