管理栄養士の手帖*「ダイエットのため」を、いったんやめてみる〜野菜は、おなかの仲間に届けるもの〜
こんにちは。
あなたの腸町(ちょうまち)、腸内会長フローリの中の人、管理栄養士の広瀬です。
今日は、やせたいと思っている人に向けて、
ひとつだけ視点の提案をさせてください。
野菜を食べるとき、ついこんなふうに考えてしまうことはありませんか。
「ダイエットのためだから」
「やせたいから仕方なく」
この言葉は正しい。
でも同時に、少しだけ気持ちを重くします。
我慢。
制限。
できなかったら自己嫌悪。
野菜そのものよりも、
その理由が、行動をしんどくしてしまうことがあります。
そこで、こんなふうに考えてみるのはどうでしょう。
「自分のおなかに住む仲間に、ごちそうを届けるために、野菜を食べる」
あなたの腸の中には、たくさんの小さな仲間・腸内細菌が暮らしています。
彼らにとって野菜は、
体重を減らすための道具ではなく、ちゃんとした“ごはん”です。
そう考えると、野菜を食べるという行為は、
「我慢」ではなく
「差し入れ」に変わります。
減らすためではなく、
育てるため。
自分を追い込む行為ではなく、
自分の中を整える行為。
ーーーなんとなく、気持ちが明るくなりませんか。
私がこれまで支援してきた方の中で、
5kg以上体重が減った方に、共通していることがあります。
それは、
「全くつらくなかった」とおっしゃること。
気づいたら減っていた。
自然だった。
そして、こう続きます。
「これなら続けられる」
「これからは、もし多少増えても、戻せると思う」
そうやって、
体重が減るごとに、自信が育っています。
同じ野菜、同じ食事。
違うのは、頭の中で自分にかけている一言だけ。
「やせるため」か、
「腸にごはんを届けるため」か。
その違いが、行動の続き方を変えていきます。
今日あなたが食べる野菜は、
あなた一人だけでなく、腸町のみんなのごはん。
よかったら、「どうぞ」って気持ちも一緒に、届けてみてくださいね。
