地球は時速1700kmで回っている!?それなのに私たちはどうして平気なの?
こんにちは!
毎日仕事に、家事に、子育てに……
と、目まぐるしいスピードで
一日を駆け抜けているお母さん、
本当にお疲れ様です。
「あぁ、今日もあっという間に終わっちゃった。
時間が経つのが早すぎる!」
なんて感じることも多いですよね。
でも、ちょっと想像してみてください。
実は私たち、いまこの瞬間も
「とんでもない猛スピード」
の中にいるってご存知でしたか?
なんと、私たちの足元にある地球は
、時速約1,700km(赤道付近)という、
新幹線の約6倍、
ジャンボジェット機をも超える
超・超・猛スピードで
ぐるぐると回り続けているんです。
……そう言われると、
急に不思議になりませんか?
「そんなスピードで回っているなら、どうして私たちは風で吹き飛ばされないの?」
「なんで普段、その『速度』を1ミリも感じずに、のんびりコーヒーを飲んでいられるの?」
もし、お子さんから
「ねえ、地球ってすごい速さで動いてるんでしょ?なんで私たちは目が回らないの?」
なんて聞かれたら、
ドキッとしちゃいますよね。
今日は、そんな子どもの
「なんで?」にバッチリ答えられて、
大人の脳の刺激にもなる
『地球のスピードを感じないヒミツ』を、
分かりやすくお話しします!
ヒミツ①:私たちは「超ハイテクな新幹線」に乗っているから
まず1つ目の理由は、
「まわりの景色も、空気も、ぜんぶ一緒に動いているから」です。
これを子どもたちに説明するときは、
「新幹線」をイメージしてもらうのが
一番わかりやすいです。
時速200キロ以上で走る新幹線の中で、
お弁当を食べたり、
お茶を飲んだりするとき、
「うわっ、速すぎてお茶がこぼれる!」
なんてことは起きませんよね。
車内でジャンプしても、
後ろの車両に置き去りにされることなく、
元の場所にちゃんと着地できます。
なぜなら、
新幹線の中の「空気」も「座席」も「あなた」も、
ぜんぶ同じスピードで一緒に動いているからです。
地球もこれとまったく同じです。
地球が回るとき、
地面だけではなく、
私たちも、家も、
そして地球を包んでいる「空気(大気)」も、
ぜんぶ丸ごとセットで
同じスピードで動いているんです。
もし、地球の周りの空気だけが
止まっていたら、
私たちは常に時速1,700キロの
超・大暴風にさらされることになります(笑)。
全部が一緒に動いているからこそ、
私たちは「動いていること」すら
気づかずに、
ピタッと止まっているように
感じるんですね。
ヒミツ②:一定の速さで動いているから
人間は「速さ」よりも
「速度の変化」を感じ取ります。
車が急発進すると
体が後ろに引っ張られる感じがします。
急ブレーキでは前に倒れそうになります。
これは速度が変化しているからです。
地球の自転は非常に安定していて、
急に速くなったり遅くなったりしません。
だから体は何も感じないのです。
例えば、これを家で実験することができます。
1.おもちゃの車を用意する
2.車の上に小さな人形を乗せる
3.ゆっくり一定の速さで動かす
すると人形は倒れません。
次に急停止させると人形は前に倒れます。
「人は速度ではなく、速度の変化を感じる」
ということが体験できます。
ヒミツ③:脳が「当たり前の情報」をシャットアウトしているから
それは、私たちの「脳の仕組み」にあります。
人間の脳には、自分
とって「重要ではない情報」を
自動的にカットして、
必要なものだけをキャッチする
優れたフィルター機能
(選択的注意)が備わっています。
生まれたときからずっと
同じスピードで動き続けている
「地球の回転」は、
脳にとっては
「生きる上で、わざわざ意識しなくていい情報」の筆頭です。
もし、脳が24時間いつでも
「いま時速1,700キロで移動中!」
という感覚を真面目に
キャッチし続けていたら、
脳のエネルギーは一瞬で
パンクしてしまいます。
だから、脳が気を利かせて、
その感覚を上手に「スルー」
させてくれているのです。
日常の忙しさの中で、
目の前の子どもの笑顔や、
ちょっとした幸せを
見落としそうになるのも、
実は脳のフィルターが
「別の忙しいこと」に
集中しているからです。
そう考えると、
地球のスピードを感じないのも、
脳が私たちを守ってくれている
証拠だと思うと、
人間の身体って本当に
よくできているな、
と感動しちゃいますよね。
お母さんへのメッセージ
子どもたちは「なぜ?」から学び始めます。
「地球はすごい速さで回っているのに、なぜ感じないの?」
そんな素朴な疑問の中には、
物理学
天文学
科学的な考え方
がたくさん詰まっています。
ぜひ今日の夕食の時間に、
「実は地球って時速1700kmで回っているんだよ」
と話してみてください。
きっとお子さんの目が
キラッと輝くはずです。
