イベント|よってらっしゃい#わたしの本棚
頭の中の棚の整理
来たぞ、「ピコピコ中年の給湯室(仮称)」メンバー投稿企画第三弾…!!
前回はメンバーがそれぞれストレスとの解消…というか付き合い方を綴ってくださいました。メンバーのを今読み返しているところですが、その内容…今のおぽのにしみるなぁ…。
ハッシュタグを利用して共通のトークテーマで一本記事を書くという企画を進行中。リレーのバトンのように、これ面白いんじゃない?ってタグを見つけて書きあうのがイイですよね。
さ~て今回のお題は?
「 #わたしの本棚 」
不肖おぽのは、今のテストエンジニアの職に就く前のお仕事は、ITに無縁の「書店員」をやっておりました。直接の面識のある人にそのことを伝えた際十中八九「あーわかるわかる、本屋さん顔だよ!!」と言われるぐらいには、おぽのにはぴったりの職業でした。アルバイトから契約社員、契約社員から社員って長ーい間付き合いがあったお仕事。
故に、本にはちょっと詳しくてうるさい…
…わけではありません。売れ筋を覚えたりとか、とりあえず絶対に在庫を切らせてはいけない商品を仕入れるとかはわかりますが、すべてのジャンルに対して事細かに網羅するほど精通せずに退職いたしました。
ただ、書店員時代に集めた本のお陰か意外とジャンルごちゃまぜの混とんとした本棚に仕上がっている自信はあります。ということで、 #わたしの本棚 を上の段から見ていきましょう。
1段目|コミックス
本の感想文を書くなら第一回目は絶対に「あずまんが大王」にしよう!というぐらい、「マンガ」は強い思い入れのある作品が多いジャンル。
その様をずらーって並べたいところですが、実はもう結構売り払ってしまい今は基本的に電子書籍に移行してます。それでも手元に置いておきたい、数作品をご紹介します。
あずまんが大王(あずまきよひこ/メディアワークス)全4巻
あずまんが大王 [新装版](あずまきよひこ/小学館)全3巻
書店員のころよりもはるか昔。いたいけなおぽの少年をオタクの沼に引きずり込んだ作品。実は世代がずれてるのですが、思い出補正込みで本棚の一番上に置きますし、引っ越しの時に真っ先に段ボールに仕舞う作品です。
ダンジョン飯 (九井諒子/KADOKAWA)全14巻
書店員(アルバイト)時代に1巻を見かけて「店長!これ中心にしてグルメフェアやりましょう!!」って推した作品。副読本も短編集もそろえるぐらい物語の雰囲気、何気ない一コマからすらくみ取れる世界観が大好きです。

ゴールデンカムイ(野田サトル/集英社)全31巻
この作品に「闇鍋ウェスタン」ってフレーズつけたの天才的でしょ…。コメディとシリアスの塩梅が好みにジャストフィットでした。時にはうるさいぐらいの迫力があるコマや、しっかり書き込まれた北海道の舞台が素敵。
このあとも「よつばと!」がさあ!とか「ヒナまつり」がさあ!とか言いたいものはたくさんありますが、他のジャンルもありますのでここまで。
2段目|文庫本(小説)
大学時代近代文学史を研究していた生粋の文系人間おぽの。そんなもんだから小説についても偏ってます。(最近、小説が全然読めてなくて誰かの書評で満足してる節があるのが悩みですね…。)
名探偵夢水清志郎事件ノート シリーズ(はやみねかおる/講談社)全12巻
いきなり児童文庫じゃん!お待ちください。子供のおぽのはこのシリーズが大スキだったんです。作品のミステリとしての構成も前半の日常パートと本編パートに分かれててですね…。個人的には『機巧館のかぞえ唄』がスキ。
伊豆の踊子・温泉宿(川端康成/岩波書店)
研究してたってベタベタじゃないか、と。おぽのは川端康成周辺を研究してたんですな。話すと長くなりますが、日本文学アヴァンギャルドとも呼ぶべき時代が到来した時、川端康成や横光利一といった新進気鋭の作家たちが…(ry
ちなみに、単純に楽しむだけなら新潮文庫、絵柄が好きなら集英社文庫、注釈が欲しいなら岩波書店がおススメです。(10年ぐらい前の価値観ですが。)近代文学作品は色んな出版社から刊行されているので、自分の好みに合ったスタイルの文庫を買うと良いですね。
三国志(吉川英治/講談社)全8巻
閑話休題。
たくさん読んだ小説の中から3つ挙げなさい、というのがどだい無理な話なんです。ということで、擦り切れるほど読んだ作品がこれ。吉川英治歴史文庫の絵柄にひかれて買ってしまったが最後、ドはまりしました。
3段目|実用書
この辺りは書店員時代の停滞感というか鬱屈した心に効いた本たち。何が"実用"なんだと思われる方はいらっしゃるかもしれませんが、確かにおぽのに取っ手は自分らしさを失わないでいられた効果がありました。
配色アイデア手帖(桜井輝子/SBクリエイティブ)
色使いのセンスって一生備わらないだろうな…と思っていた時に手に取った一冊。横長の"A5判変形"とか呼ばれるサイズの書籍なのですが、これがま~便利。デザインに迷ったときこれ引っ張り出して3色決めると楽です。
翻訳できない世界のことば(エラ・フランシス・サンダース著/前田まゆみ訳/創元社)
「ちゃんとしましょう」の"ちゃんと"って他の言語で一言で言えます?世界の国々にも、当然対応する日本語がない単語があります。そう言った言葉を一つ一つ集めてそれぞれにイラストをつけ教えてくれてるところがイイ。
絶滅生物図(チョーヒカル著/森乃おと文/雷鳥社)
その名の通り絶滅した生き物の図鑑。一つ一つイラストと絶滅までの経緯が見開きページにさらっと書かれてます。自然淘汰されている生物がほとんどなんですが、あれ?これ人間のせいじゃね?ってヤな気持も味わえます。
4段目|ビジネス書
転職してからぐっと増えたのがこのジャンル。今までのうのうと生きてきたおぽのに足りなかったものをこのビジネス書から一生懸命に吸収しています。OJTじゃ得られないものは本から学べ!
1分で話せ2【超実践編】(伊藤羊一/SBクリエイティブ)
ここまでおぽのの話って通じてました?個人的にものすごく苦手なのが要点をまとめて相手に伝えるという行為。相手に「ん?」って顔されると怖いですよね。それを払しょくするためのトレーニングとして買いました。
毎日読みたい365日の広告コピー(ライツ社)
普段何気なく目にする広告の一言。「そうだ、京都行こう。」なんてもう頭んにこびりついて離れませんよね。短く手早く伝わりやすい、広告のコピーが集められています。解説付きなので、普通の読み物としても面白いです。
プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術(永田豊志/KADOKAWA)
ここまで読んでいただいた方にはよくわかったと思います。考えをまとめる技術ってやっぱり大事なんですよ。読書経験は結構生きていて、おぽのの下についてくれてる人に対しアドバイスもできるようになりました。
5段目|芸術(趣味)
さて、まじめな話が続いてしまいましたね。ここがおぽのの一番お金使ってるジャンルかもしれません。「芸術」ですよ「芸術」。
スプラトゥーン イカすアートブック(KADOKAWA)
スプラトゥーン 2イカすアートブック(KADOKAWA)
スプラトゥーン 3イカすアートブック(KADOKAWA)
あ、「芸術」ってそういう…。おぽのはゲーム関連の公式アートブックとか、設定資料集とか買うのも大スキなのです。特にSplatoonシリーズは、イラストから伝わってくる世界とか小道具とか裏話が本当にスキ。
Pollyanna(ほぼ日編集部)
分類は「コミック」のはずですが、書店員として置く場所はは「サブカルチャー」とか「芸術」の棚です。MOTHERの思い出マンガが大量にあって、あの作家さんもこんなこと考えてたんだ!が味わえます。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム マスターワークス(ニンテンドードリーム編集部/徳間書店)
ブレワイ、ティアキンが好きだったら、やはりこれ。買ってよかった…本当に満足感の高い一冊。ただ、ゼルダ史が~とかコアな話はないので、あくまでもブレワイ、ティアキンの世界に対する一冊。
任天堂系ばっかりですね…とも思うのですが、そもそもこういった設定資料集って出せるゲーム会社は結構限られるんですよね。出したところで、そもそも需要があまりないからなのか値段も頭二つほど抜けて高いですし。
ちなみにずっと待ってる公式設定資料集は
『ファイアーエムブレム風花雪月』
『ファイアーエムブレム無双風花雪月』
のやつです。
ということで大変長くなりましたが、こちらが「 #わたしの本棚 」でござました。最近なかなか本が買えてないことも伝わりましたでしょうか。情報がちょっと古い2018年ぐらいで止まってます。
昔より本屋に立ち寄る機会も減ってしまい、なかなか本とのめぐり逢いといったことも無くなってきてしまいました。
電子書籍や通販の発展で欲しい本は簡単に手に入る時代なんですが、元本好きとしては、やはり実店舗に行って「あ、これ面白そう!」とそれまで知らなかった本を手に取る瞬間も乙なものだと思うのです。
ここから逆に書店員のお話になるのですが、ヒット商品、とりわけみんなが検索したりする本は、特に推さなくても勝手に売れていくんです。だから正直なところ、本屋になりたい人って激減しているとは思います。
しかしそんな中でも個人的に一番楽しいと感じているのは、自分が好きな本をこっそり平積みに忍ばせてお客さんの手に取ってもらう瞬間。ファンだったらなおさら最高の布教活動じゃないですかね?押しつけがましくもないですし。ただしあくまで、ヒット商品の影にこっそり。これが大事。
ふと、お客様が代わり映えしないランナップの中に見つける、初めて見た作品。何もしないと売れない本を手に取ってもらえるようにする、というところに本屋としての矜持と言いましょうか、生き様がつまっていると思います。
そんな本屋さん時代の気持ちを思い出しながら、今回の記事を書いてみました。(アフィリエイトプログラムとかは一切していないので、すべて出版社公式のサイトから引っ張ってきています。)
ゲーム系共同マガジンピコピコ中年の給湯室。
今回読んでいただいて、この人たち面白いかも、あの人と交流してみたいなって方。私も仲間だったかもしれない…というちらばった仲間たちの目覚めをお待ちしております。
コメントを頂けましたらぱぱぱぱ~っと対応いたします。給湯室なもんで基本雑談、テーマ自由、どなたも気軽にお立ち寄りください。
