発達障害グレーゾーン、教習所の記録②
今回は、第1段階後半から、仮免許をとるまでのお話。
前回の記事はこちら▼▼
-教習所2週目-
第1段階6回目
前回、おじさん指導員の教習後になんだかとてもへこんで、1日休んで気持ちを切り替え、再び教習所に出向くわたし。
えらい、えらいぞ。がんばれ自分。
人の話を聞くのが苦手なら、事前に教科書で予習復習しておけばいいかも!
思えば、中学も高校も、授業はそんなに聞いてなかったけど、教科書読んで勉強したらテストで点数とれてたもんね。
運転教本を開き、前回うまくいかなかった曲がり角での左折を学ぼうとする。
左折、、、
あー、前々回教わった内輪差って、これのことか。
だから左折は難しいのか。
前回、ハンドルきるのが早いと言われたよなあ。
運転教本に書いてあったのは、
1. 曲がり角を見て、内輪差を考え、走行ラインをイメージする。
2.曲がり角をイメージしてハンドルを回す。
、、これだけ。
読んでもわからん。
結局、ググりました。
前輪が曲がり角を通るタイミングで、ハンドルをきる。
うん、なんとなくおっけー。
てか前々回これ教えてもらった気がするわ。
さあ、補習だ。
この日の担当は、まじめそうな若めのお兄さん。笑わないし、雑談も全くない。
あと1ミリ、テンションが低かったらこわく見える気がするけど、声がずっと同じトーンなので安心感があるし、適度な緊張感で集中できている。
わたしは、人の声のトーンや態度が変わる瞬間に敏感。
あ、この人いまちょっとイラっとしたよね、とか、無駄に気づいてこわくなってしまう。
だから、物静かだろうと、暗かろうと、声のトーンが変わらない人には安心感があります。
静かな空気の中、もくもくと、曲がり角を曲がり続けた50分。
前回までの復習をしておいたおかげで、無事に右左折を習得できました。
物静かな指導員さん、最後は「綺麗に曲がれてますね」と、ぼそっと褒めてくれました。
第1段階7回目
今日習う予定の項目を確認して、運転教本を開く。
今日は「坂道」と「後退」。
教本読んだ感じ、そこまで難しくなさそうかな。
さあ、教習。
この日の担当は、明るい、感じの良いお兄さん。
今日もこわくなさそうな人でよかった。
上り坂での発進の仕方、下り坂でのブレーキの使い方。それから、次回のメイン項目になるS字カーブとクラッチの通り方の説明、それと合わせて後退の方法。
S字カーブとクラッチは、まだ教本で予習していなかったので、説明ちゃんと聞かなきゃと、少し緊張感がありました。
指導員さんがフランクな感じで、図を使いながら説明してくれたのもあり、珍しくこの日は、聞いたことが全部ちゃんと頭に入った気がします。
「ここまでで質問とかないですか?」
―はい、理解はできたんですけど、その通りに操作できるかはわからないです。
「うん、すぐにできなくても大丈夫。やってみましょう!」
この日はなんだか、かつてないくらい平和に教習が終わったのでした。
集中力が最後までもったのは、気楽に運転できる空気を作ってくれた指導員さんのおかげかな。
「僕、同い歳です!」
―え、ほんとですか!
「なので何でも気軽に聞いてくださいね!」
―ありがとうございます!
「なんか、ご事情は知らないですけど、よく教習所来ましたね!」
―はい、家庭の都合で。
先週1週間、ほんとに地獄でしたけど、なんかちょっと慣れてきた気がします。
優しく声をかけてくれる人がいると、頑張ろうって思えますね。
-教習所3週目-
運転に慣れてきたのか、それから補習を受けることはなくなり、だいぶ順調に進んで、ちょっと教習所が楽しくなってきた自分がいました。
ADHDかもとか、考えすぎだったかな。
人よりちょっと不器用なだけだよな。
免許とるのも、人より時間かかるなら、かけるしかないよね。
、、そう思えてきていました。
さて、第1段階の後半は、進路変更するときの安全確認が重要事項。
ルームミラー見て
合図出して
サイドミラー見て
目視
巻き込み確認
何回も何回もやる機会があったので、感覚をしっかりつかむことができました。
あとは、他の車の進行を妨げないようにすること。
視野を広くすること。
もちろん失敗はたくさんありました。
交差点で、今行ける!と思ったら左から直進車ががっつり来てて、指導員に補助ブレーキ踏まれたり。
発進時に安全確認はしたのに、合図出し忘れたり。
左折前の左寄せで、寄せすぎたり、寄せが足りなかったり。
クランクで脱輪したり。
相変わらずブレーキ強く踏んじゃったり。
失敗して、その都度振り返りして、次同じ失敗をしないように気をつけていたら、だいぶスムーズに運転できるようになりました。
ちなみにわたし、なぜかS字カーブを通るのだけは得意でした。一回も脱輪したことがないです。
-教習所4週目-
修了検定
学科の勉強をおろそかにしていたら、効果測定を受けるのが少し遅くなってしまいました。
効果測定は、修了検定前にオンラインで受ける学科テスト。
技能にそこまで自信がなかった分、効果測定だけは一発で受かりたくて、自分が納得するまで勉強しました。
学科教本を読み直して、あとはオンライン学習システムのMUSASIで練習問題の完成度を上げておけば、それなりに自信になります。
結果、47点。(45点以上で合格)
ちゃんと一発合格できました。
そして、いよいよ修了検定。
試験本番にあまり強くないわたしは、何かやらかしそうで心配。
修了検定の嫌だったことは、知らない人を後部座席に乗せて運転しなくてはいけなかったこと、そして自分の合否発表と評価まで他の人と一緒に聞かされること。
人と比べられるのと、いきなり知らない人とグループワークするのが嫌いなわたしには、本当に苦痛でした。
わたしは同じグループの3人の中で、2番目に運転しました。
1番目の人の検定のとき、検定員のおじさんは何も言わなかったのに、わたしの検定のときは「左寄せすぎてますよ」「それちょっと間空けすぎ」とか、何回か言われて、あーわたし落ちるんかな、と思いました。
でも、合格できました。
たしか80点。(70点以上で合格)
そして、学科試験。
効果測定に比べてかなり簡単だったので、余裕で合格。
なんなら簡単すぎて、ちょっと戸惑いました。
効果測定がけっこう難しかったから、修了検定はもっと難しいと思ってだいぶ勉強したのに。
さて。
もう、なのか、やっと、なのか。
ひとまず仮免許ゲット!
意外と、一発で受かったなあ。
第1段階は、教習所のコース内での運転なので、コースの特徴を覚えて、ここではこう運転するというパターンさえ覚えられれば、ちょっと不注意で不器用なわたしでも運転できました。
もし第1段階で悩んでいる人がいるならば、
・運転教本を読んで予習する
・教習後に、できなかったところを振り返る
・学科の勉強は早めに進める
・それでもわからなければYoutubeなど動画を観てイメージをつかむ
・自分に合う指導員を指名するか、合わない指導員を拒否する(わたしはこの制度を利用したことないですが)
がお勧めです。
さあ、いよいよ第2段階。路上デビュー。
ここまでこれたなら、路上も余裕でいけるっしょ!
、、そう思っていた自分は、甘かったです。
〜つづく〜
