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光は、優しさのあとに来る

あたたかい風が、頬をなでた。

そのやわらかさに、少しだけ涙がこぼれそうになる。


あの頃の私は、

ずっと冬の中にいたような気がする。

止まった時計の音が怖くて、痛くて、ひとりで…

前に進む勇気が出なかった。


でもね、優しさを受け取ることを覚えたら、

世界が少しずつ色を取り戻していった。

たとえば、「おはよう」という言葉に春のようなあたたかさが宿っていたり、

誰かの笑顔の中にまぶしい光が差していたり。


優しさって、不思議だね。

渡すだけじゃなくて、受け取ることで、

ちゃんと次の光が生まれるんだよ。


あなたがくれたあの言葉が、

いま、わたしの中で花を咲かせてる。


風に乗って、

また誰かの心に届くといいな。



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