創作記録 | お裁縫と編み物は、別物でしてよ
ホーッホッホッホ!
今日の日記も、高らかに筆を走らせることにいたしましょう。
言わずもがな、わたくしのお裁縫の戦闘力は53万ですわ。
わたくしに針と糸を扱わせれば、ポーチなどの愛らしい雑貨から、ちょっとしたバッグ、はたまたお召し物に至るまで、仕立てることなど造作もないことでしてよ。
生地のテキスタイルデザインさえも、自ら手がけることができるのですから⋯⋯我ながら、素晴らしい!
そんなお裁縫の申し子であるわたくしですから、
「編み物」だって当然できると思っていましたの。
しかし⋯⋯。
事の始まりは、去年の夏のことでしたわ。
次女がわたくしの元へ歩み寄り
「お母様、私、編み物がしたいわ」
と、それはそれは健気な瞳で懇願するものですから、わたくしも、かぎ針など触れたこともございませんでしたけれど、
「いいでしょう。夏休みだというのに、共に暑苦しい毛糸玉と戯れ、優雅に過ごすといたしましょう」と、快く引き受けましたの。
王族の嗜みといえばそう、優雅なティータイム。
ならば、お茶会に相応しい「四角いコースター」を編みましょう、ということになりましてよ。
そして、わたくしの完璧なる計算のもと、
満を持して完成いたしました奇跡の結晶が、こちらですの。

あの、わたくし、決して「スライスした豚バラ肉」を作りたかったわけではございませんの。
本来であれば、美しきスクエアがそこに降臨するはずでしたのよ。
それがなぜ、このような回鍋肉に入っていそうな形状の豚バラになってしまったのか⋯⋯。
この表面のボコボコとした隆起。
置いたカップが、まるで荒れ狂う嵐の荒波に乗る小舟のようにグラグラと揺れ動きますのよ。

こんなに不安定なコースター、わたくし、見たことがありませんわ。
そこでわたくし、気づきましたの。
編み物というものは、いちいち癇にさわる編み目を数え、均一なるテンションを込め、
正確性と確実性を積み重ねる⋯⋯まさに、ストイックな技術が必要とされるのだと。
noteを見れば、皆様、実に素晴らしい編み物の作品を載せていらっしゃるわ⋯⋯!
もしかして、noteは超サイヤ人だらけなのかしら?!
でも、案ずることはないですわ。
なぜなら、わたくしは、あと2回も変身を残しているのですから。
「豚バラ」はそう、まだわたくしのパワーのほんの一部しか出していない状態。
次に変身を遂げた暁には、
芸術的な「A5等級極上霜降り牛」へと昇華させ、皆様へお披露目いたしますのよ。
きっとわたくしの秘められたポテンシャルに、驚愕することでしょう。
ホーッホッホッホ!
(まずは、数をきちんと数えられる練習からかしら⋯⋯)
↓編み物が壊滅的なのは、多分、このせい。
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