見出し画像

渋渋の合格者番号を調べて、わかったことを全部書いてみた

渋渋の合格者番号って、よく見るといろいろなことがわかります。2026年入試を独自に分析してみました。

受験番号の法則

渋渋の受験番号には法則がありました。
10xxx:第1回だけに出願した人
20xxx:第2回だけに出願した人
50xxx:第3回だけに出願した人
70xxx:3回の受験のうち2回に出願した人
80xxx:3回とも出願した人
複数回出願した受験生には、どの回を受けても同じ番号が使われていました。これを使えば、出願パターンごとの合格の傾向が見えてきます。

出願の傾向

受験番号の範囲から出願者数を推定すると、こうなりました。

・第3回だけに出願した人が推定365名で最も多い
・3回の受験のうち2回に出願した人が推定320名
・第2回だけに出願した人が推定305名
・3回とも出願した人が推定136名
・第1回だけに出願した人が推定96名で最も少ない

第3回は2/4まで出願できるので、他校の結果を見てから出願する人がほとんどだと思います。第1回(2/1)は開成等と同日なので、渋渋第1回目だけに出願する人が少ないのだと思います。
3回の受験のうち2回に出願した人(70xxx)がどの2回を選んでいるかも推定してみたところ、第2回+第3回が約159名で最多、次いで第1回+第2回が約127名、第1回+第3回が約44名でした。2/1に開成等を受けて、渋渋は第2回+第3回で受ける人が多いようです(ただし20名程度の誤差あり)。

出願パターン別の合格率

出願パターン別の合格率を出してみました。

・3回とも出願した人:推定約136名中55名が合格(40%)
・第2回だけに出願した人:推定約305名中116名が合格(38%)
・3回の受験のうち2回に出願した人:推定約320名中110名が合格(34%)
・第1回だけに出願した人:推定約96名中31名が合格(32%)
・第3回だけに出願した人:推定約365名中49名が合格(13%)

3回受けても合格率は40%。やはり厳しいです。ただ、この40%が全パターンの中で一番高い。複数回受けることには確実に意味があります。
なお、第2回だけに出願した人の38%が高く見えますが、第2回の合格者は225名で、第1回の115名の約2倍です。募集人数は第1回・第2回とも同じ70名ですが、第2回は多めに合格を出しているので、その分合格率が高くなっています。

複数回出願しても4割しか合格できない

複数回出願した人は推定456名いますが、合格できたのは165名。4割に届いていません。

第1回合格者の73%が複数回出願

合格者番号を照合すると、延べ460名のうち重複が58件あり、実質の合格者は402名でした。
第1回合格者115名の番号帯を見ると、複数回出願した人が84名で73%を占めていました。第1回だけに出願した人はわずか31名。第2回でも合格者225名のうち109名(48%)が複数回出願した人でした。

第1回と第2回の両方で合格していた47件

第1回と第2回の両方で合格していた重複は47件(2回出願が24件、3回出願が23件)。第1回の合格発表は2/2の14時なので、第2回を受ける時点では第1回の結果がわかりません。結果的に両方受かっていたということです。

第3回でのみ合格していた19人

第3回でのみ合格していた複数回出願の人は19名。事情はそれぞれだと思いますが、この19名は複数回出願していなければ渋渋に合格できませんでした。

3回受けて3回受かっても特待には届かない

3回とも出願した人の中には、3回すべてで合格していた人が7人いました。でもその7人全員、いずれの回でも特待(学費の一部免除)ではありませんでした。3回とも合格する実力があっても特待には届かない。それくらい特待の壁は高いということだと思います。

2026年入試の特待合格は第1回5名、第2回19名、第3回4名の計28名。帰国生でも2名が特待でした。
第2回の特待率は8.4%で、第1回の4.3%、第3回の5.1%と比べて最も高くなっています。受験者数は第1回の370名に対して第2回は642名で1.7倍ですが、特待の数は5名から19名と3.8倍に増えています。受験者数の増え方以上に特待が多いということは、第2回には特待を取れるレベルの受験生がそれだけ多く含まれているのだと思います。

第3回の特待4名は全員50xxx、つまり第3回だけに出願した人でした。3回とも出願して第3回でも合格していた15名からは特待が出ていません。

この記事のデータについて​​​​​​​​​​​​​​​​

ここに書いた数字は合格者番号を独自に分析した結果であり、学校の公式発表ではありません。個人の特定を行うことはできず、番号帯ごとの統計的な傾向をまとめたものです。なお、出願者数は受験番号が連番という仮定に基づく推定値ですが、公式の出願者数とは矛盾していません。​​​​​​​​​​​​​​​​

また、2026年は2/1が日曜日のサンデーショック年で、女子学院が2/2に移動するなど例年と日程が違いました。出願の傾向も通常の年とは違っている可能性があり、番号体系が毎年同じかもわかりません。あくまで2026年の記録としてみていただけたらと思います。


渋渋は「対策が取れない」と言われて困った話はこちらに書いています。

中学受験は偏差値で決まるのか?について考えた記事はこちらです。​​​​​​​​​​​​​​​​

いいなと思ったら応援しよう!

しぶしぶ中学受験 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!