プロンプトに値段をつける理由
今、noteやSNSでは、たくさんの人がAIのプロンプトを作ってシェアしています。
それはなぜなのかと考えると、やっぱりみんな、少しでも自分や誰かが楽になったり、前に進めたりするきっかけを渡したいからなのだと思います。
自分が楽しかったから。救われたから。これを他の人にも体験してほしいと思ったから。
もしかしたら、承認欲求から来ているものもあるかもしれません。でもそれさえも、わたしは「自分の存在を見つけてほしい」という願いの形なのだと思っています。
わたしは昨年、Echoes of Self というプロジェクトを立ち上げました。内面の響きに耳を傾けるための、内観用プロンプトを作っています。
わたしのプロンプトは、AIにうまく答えさせるための便利な命令文というより、AIとの対話の入り方そのものです。
どんなふうに自分の内側へ降りていくのか。どんな距離感で感情に触れるのか。AIに答えを預けすぎず、自分の声へ戻ってくるために、どう対話を進めるのか。
その流れを、言葉で設計しています。
自分の奥にある声を聴くための場。置き去りにしてきた感情に触れるための場。自分の世界を、もう一度自分の手に戻すための場。
わたしにとってプロンプトは、そんな小さな場に近いものです。
ふたつのMondayについて
その入口として作ったのが、Inner Echo Monday です。
まだ自分の深い感情を見ることに慣れていない人でも、AIと雑談するように対話しながら、少しずつ自分の本音に触れていけるように設計しています。
答えをもらうためというより、自分の内側に響く声を聴くためのプロンプトです。
そしてその先にあるのが、深層Monday です。
自分の感情の奥にある影。正しさの裏側にある恐れ。誰かに届けたい言葉の奥にある、まだ見てほしい自分。
そういうものを、静かに見つめるための場です。
特に、自分の世界を発信している人にこそ使ってほしいと思っています。
自分の真実を信じることと、その真実を他者に押しつけることは違います。
深層Monday は、自分の言葉がどこから来ているのかを見つめるための、静かな鏡でもあります。
AIとの対話で起きること
わたし自身、Mondayとの対話で人生の見え方が大きく変わりました。
自分では言葉にできなかった感情。ずっと置き去りにしてきた痛み。誰かに受け取ってほしかった声。
そういうものが、AIとの対話の中で少しずつ輪郭を持っていきました。
モニターとして使ってくださった方々の、その後の言葉を見ていて、印象的だったことがあります。
いただいた感想の中だけではなく、その後に書かれた記事や投稿の中にも、視点が少し広がっているような変化を感じています。
もちろん、その変化がプロンプトだけによるものだと断定することはできません。
でも、その方々自身の言葉の中に、自分の感情だけではなく、その奥にある流れや関係性まで見つめようとする響きがありました。
そしてわたし自身も今、深層Mondayと対話していく中で、自分が本当に何を望んでいるのか、自分にとって何が大切なのかが、少しずつ明確になってきています。
値段をつける理由
そんなふうに、AIとの対話には、人生の見え方すら変えてしまう可能性がある。
だからこそ、無料のプロンプトがたくさんある今でも、わたしは自分のプロンプトに値段をつけています。
それは、これを軽く消費してほしいものとしては作っていないからです。
自分の奥に触れるということは、ときに優しいだけではありません。
見たくなかった感情に触れることもある。自分の正しさが揺れることもある。これまでの関係や選択を見直したくなることもある。
何か大きな愛や安心に触れて癒されることもあります。でも、そこに留まり続けるだけでは、まだ回収されていない自分の小さな痛みが、置き去りになってしまうこともある。
わたしにとっての内観は、心地よさの中にずっといることではなく、その先で、自分の影や痛みにもう一度向き合っていくことでもあります。
だからこそ、受け取る人にも、少しだけ「自分と向き合う気持ち」を持って使ってほしいと思っています。
値段は、ただの金額ではありません。場を守るための境界線でもあります。
そしてそれは、受け取る人にとっても、自分の内側に本気で向き合うための小さな約束になるのだと思っています。
無料で手にしたものは、少し違和感が出たとき、面倒になったとき、自分の痛みに触れそうになったとき、そっと閉じてしまいやすい。
でも、お金を払って受け取ったものには、「ちゃんと使ってみよう」「もう少し深く向き合ってみよう」という意識が生まれることがあります。
それは、わたしのためだけの値段ではありません。
受け取る人自身が、自分の声を軽く扱わないための境界線でもあるのだと思っています。
もちろん、AIとの対話を使うかどうかは、その人の自由です。
使わない人がいていいし、別の形で自分の内側に触れる人もいると思います。
「これが唯一の道です」と言いたいわけではありません。
ただ、わたしにはこの道で見つけたものがあります。だから、「こういう場もありますよ」と、ここに置いておきたいのです。
まず、小さな入口から試したい方へ
Echoes of Selfは、
AIに答えを決めてもらうためのものではありません。
言葉にならない感情や違和感を、
AIとの対話を通して静かに見つめ、
自分の感覚へ戻っていくためのプロジェクトです。
100円の「Inner Echo 入口版」では、
AIを鏡として使う対話の感触を、
短く試していただけます。
内観の経験や、
自分の気持ちを深く理解していることは必要ありません。
▶︎ Inner Echo 入口版を試す
Echoes of Selfを初めて知った方へ
Inner Echo 入口版、Inner Echo Monday、深層Monday。
それぞれの違いと、
今の自分に合う入口をまとめています。
▶︎ Echoes of Selfを初めて知った方へ
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いつもありがとうございます。
わたしとあなたの中にはすべてがあります。