0019 スティーヴン・スピルバーグ監督『未知との遭遇』聖地巡礼
2007年7月13日(金)にアメリカ合衆国ワイオミング州クルック郡で、2025年12月29日(月)にインドのマハーラーシュトラ州ラーイガル県ハル村でスティーヴン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(Close Encounters of the Third Kind)の聖地巡礼をしてきました。
インディアナポリスで続発する謎の停電事故。調査のために派遣されたロイ・ニアリー(演:リチャード・ドレイファス)は、そこで信じられないような出来事を目撃する。だが、彼の驚くべき体験を誰も信じようとはせず、調査は政治的圧力によって妨害されてしまう。しかしロイは何かに導かれるように、真実の探求を始めた。そして彼はインディアナ州からワイオミング州に辿り着く…。
数あるスピルバーグ作品の中で私のモスト・フェバリット・ピクチャーはこの映画です!


映画本篇は、冒頭部分から世界各地で発生している超常現象を描写します。フランス人科学者クロード・ラコーム博士(演:フランソワ・トリュフォー)と彼の助手兼通訳のデヴィッド・ラフリン(演:ボブ・バラバン)等の調査団は、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ(チベット亡命政府のあるところ)で、多くのヒンズー教徒たちが空からUFOが五音の音楽的なフレーズを発していたのを確認します。
このヒンズー教徒が導師のもと五音フレーズを合唱したロケ地はダラムサラではなくて、そのはるか南の(間にパンジャーブ州、ハリヤーナー州、ラージャスターン州、グジャラート州を挟んだ)マハーラーシュトラ州のムンバイから車で1時間半ぐらいのハル村。映画の中ではヒンズー教徒の方々が沢山いらっしゃいますが、完全にムスリムの村。そういえば、ラコーム博士が村に到着する車の場面でもモスクが写りこんでます(映画本篇では白かったですが、ペパーミントグリーンに塗り直されて現存してる)。
ちなみにハル村の人たちは…この村で50年ほど前に『未知との遭遇』が撮影されたことを誇りに思っていて、聖地巡礼者はかなり歓迎されちゃいます。『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』のチュニジアのマトマタやネフタ(トズール)じゃないけど、スピルバーグは、この村をケアしてあげた方が良いと思います。




でもって、ラコーム博士とラフリンが、導師と共に丘に登って五音の音楽的なフレーズがどこから流れてきたのかをインド人たちに尋ねる丘は、現在削られてしまい、削った土は近くの煉瓦工場の材料となってしまいました。とはいえ、導師とラコーム博士が登った丘のエリアは背景となった山の稜線で確認可能です。








そして、マザーシップが降り立つデビルズタワー。
Devils Tower - Wikipedia
Visit Devils Tower Country in Crook County, Wyoming
ナショナル・モニュメント(※ナショナル・パーク=国立公園に対してナショナル・モニュメント=国定公園と訳することも…)に指定されています。行き方はワイオミング州のお隣のサウス・ダコタ州ラピッド・シティから約200㎞を車で移動。ラピッドシティはラシュモア山があるので、陽の長い夏季の場合、一日で2つの観光地がまわれます。


背景にデビルズタワーが見える(汚染されたという理由で住民を避難させ)牛がいっぱい死んでいる道はデビルズタワーに向かう途中で出てきます。但し、ポスタービジュアルのデビルズタワーに真っすぐ向かう一本道はありません(もしかしたら反対のモンタナ州側にはあるかも…)。



デビルズタワーにはタワーの周りをぐるっと歩けるトレイルがあるので、一通りの映画の中で出てくるデビルズタワーを麓から色々な角度で楽しめます。※デビルズタワーは登れます。ロッククライマーがそれなりにいます。私は登ってません。念のため。




©2007 2025 プッチー・ミンミン
©1977 1980 Columbia Pictures Industries, Inc.
スティーヴン・スピルバーグ監督他作品の聖地巡礼
0020 『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
0021 『シンドラーのリスト』
0022 『ミュンヘン』
