パランティアとエヌビディアの提携:AIの海に溺れない男、アレックス・カープ
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深く、
ただ深く、本質へ潜る…。
AGI(汎用人工頭脳)
この甘美な抽象用語に世界は未だ熱狂を続けている。
それがどんな方法で達成できるのか。
それが一体どんなものなのか、
できたとしてそれが何になるのか。
もはやそれすらわかっていない。
そうです。
AGIという言葉の裏には、熱狂という名の錯乱が見え隠れしているのです。
その姿は予想もつかず、何を意味しているのかも明確に説明されない。
できる、できない以前の話です。
何を目指しているかすら曖昧な言葉で、すべてが誤魔化されている。
AI企業への投資を考える時、
それらしい響きの言葉に惑わされてはなりません。
明確に、詳細に、その目的と方向を定めている企業。
恐ろしく広大でそして恐ろしく深い、AIという海に溺れてしまわない企業を見出すこと。
甘美な言葉ではなく、その技術の本質をただ、深く追求している企業を探し出さなければならないのです。
パランティア・テクノロジーズCEOアレックス・カープ
哲学の博士号を持ち、アメリカに対しての極端なまでの愛国主義。
そしてコーディングができない。
テクノロジーの聖地シリコンバレーにおいてこの男ほど場違いな男はいないでしょう。
しかしカープはたった一つ、他を圧倒する力もっていると私は確信しています。
それはまさに哲学がそうであるように、哲学こそが最も得意とすること。
本質を見抜く力です。
かつてカープはこのように述べています。
「AIを制したものが世界のルールを作る」
私たちはこの言葉を誤解していたのです。
彼の行動を元にこの言葉を読み替えるとこう解釈できます。
「AIという道具を最もうまく利用できる人間こそが世界のルールを作る」
そしてカープはそれはパランティアであり、自分自身だと考えているでしょう。
幾度となく伝えてきたオントロジーというパランティアの資産。
私がパランティアに投資する最大の理由を、迷わず一つだけ挙げるなら。
それは「オントロジー」という概念を、技術としてここまで深く昇華させたことです。
この模倣不可能なオントロジーこそが、現在のLLMを真の力へと導く鍵なのです。
(ここでオントロジーについて多くは語りませんが、以下詳細に「オントロジー」について書いてある記事を貼っておきますので、もし本当に理解したい方であれば、必ず読むことをお勧めします。)
パランティアとエヌビディアの提携。
この提携を、「世界最高峰の半導体企業と、世界最高峰のAIソフトウェア企業が手を組んだ」という程度にしか捉えられないのであれば、この提携の本質は永遠に見えてきません。
この提携を理解するためには、まず「世界を認識する」とは何か。その根本から追求しなければならないのです。
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