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初めての「どこかにビューーン!」新潟発その1「行き先決定」JR東日本 2026.07.29

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初めての「どこかにビューーン!新潟発」その1 行き先決定まで JR東日本

<序>

JR東日本のJREポイント会員向けに「どこかにビューーン!」という新幹線往復切符の商品があり、それはランダムに提案される4つの行き先駅の中からひとつ選ばれるという当て物的なJREポイント利用サービスのひとつだ。

東京駅(他に上野駅、大宮駅)発着は6000ポイント(プレミアム会員は半年の期間中6回分のクーポン利用で4000ポイント)でJR東日本管内の新幹線駅への往復、新潟駅(他に仙台駅、盛岡駅、長野駅)発着では5000ポイント(プレミアム会員は先と同じくクーポン利用で3000ポイント)で、最長旅行期間は出発日を含む7日後までの設定が可能だ。

吾輩が出発する新潟駅の場合、上越新幹線各駅と北陸新幹線上越妙高までの各駅から選ばれる。

JREポイントは、えきねっとでの利用やSuicaへのチャージ、自動販売機やNewDaysなどのJR-Cross各店舗での購入で1ポイントあたり1円で1円単位で使えるので、JREポイント=円と見て良い。

「どこかにビューーン!」では、東京から6000円でJR東日本管内の新幹線のどこかの駅に往復できる、あるいは新潟から5000円で上越新幹線か北陸新幹線上越妙高駅までのどこかの駅に往復できるわけだ。目的駅は当て物になるが、どこかの新幹線駅への往復がいかに破格値であるかがわかる。

ところで、「はこBOON(はこブーン)」という宅配便が10年以上前にあり、現在は「はこビュン」という新幹線や特急列車を利用した物流サービスがあるが、これから吾輩が利用しようとしている「どこかにビューーン!」は「はこBOON」や「はこビュン」とどことなく言葉の響きが似ている気がする。

しかし「はこBOON」や「はこビュン」は荷物向けのサービスで、「どこかにビューーン!」は人間向け(JREポイント会員向け)の商品だ。

ちなみに「どこかにビューーン!」は「ーー」と2本あり、最後に「!」を付けるののが正式名称の書き方だ。

「どこかにビューーン!」 は最初に示される4つの行き先候補駅でいいかどうかは自分で決められるが、その4駅から1駅を選ぶ最終決定はJR東日本のシステムで行われ利用者は選べない。言わば行き先駅のガチャガチャなのだ。

楽しいと言えば楽しいが、不安と言えば不安だ。

特に「どこかにビューーン!」を、用事がある日のその場所に行くために使いたい場合、選べるのは候補4駅までなので、本当に行きたい駅がその4つの駅の中に含まれていても、その駅が当たるかどうかの確率は4分の1だ。

例えば、本当は上野に行きたいので上野が入った4つの駅候補を選んだが、上野はハズレで長野に当たるかもしれない。

目的駅が長野に決定した場合、高崎で途中下車してそこから上野まで行き、乗り越し精算するのは自由だが、別途交通費がかかるし、帰りは高崎に戻ってきて指定された新幹線に途中乗車として乗り込むことになる。このようにどうしても行きたい目的駅から離れた駅に当たった場合は手数とお金がかかってくるのだ。乗り換え等で時間も無駄にしてしまうだろう。

つまり、「どこかにビューーン!」は目的があってある駅に行きたい、という場合にはなかなか使いづらいことになる。

日帰りの場合は丸一日か、最長7日間の場合はその期間中の予定を完全に空白にして、どこに行ってもいいぜ!というヒマな状態にしておいてから「どこかにビューーン!」のガチャガチャに望んだ方が良い、となる。

利用者が確実に選べるのは発着駅と出発日と旅行期間である。

重要なことなので繰り返すが、利用者が「どこかにビューーン!」を利用したければ、前もって丸ごとヒマで空白の日を作っておくことが必須である。

このように、楽しいような不安なような「どこかにビューーン!」であるが、あくまでお遊びなのだ。間違っても仕事には使えなさそうだ。

自分が荷物になって出発駅で指定列車に乗せられてどこかわからない目的駅まで運ばれて、帰りもまたその駅から指定列車で運ばれて出発駅に戻って来るという「自分が荷物になったような受け身の気分」を味わえそうなのだ。

「どこかにビューーン!」が荷物用の「はこBOON」や「はこビュン」と名前が似ているのはこのためかもしれない。

オマエは荷物だ! 荷物が文句言うな! ってなとこか?

ま、しかし、自分は完全な荷物ではないので到着駅で下車してから帰りの列車時間まで何をするのかは自分で決めて動かないといけない。

荷物のように転がり降りた駅のプラットフォームでそのまま凝っとしていたら駅員に本当にお荷物扱いされてしまう。

そんな「どこかにビューーン!」だが、吾輩は意を決して初めて体験してみたのでここに一部始終を語りたい。

1.行き先の4つの候補ガチャ

吾輩は「どこかにビューーン!」の公式サイトを開いてログインしてから新潟発着の「どこかにビューーン!」の行き先候補検索ボタンを押した。言わばガチャガチャのハンドルを回したのだ。

日程は空白にした日2026/07/29に日帰りすることにした。

発着希望時間帯は出発が最早の6:00-9:59、帰着が最遅の20:00-23:59とした。

日帰りで最も長い時間滞在できる組み合わせだ。

決定するまでのガチャガチャは何度も出来るしお金もかからないこともあり、吾輩はこれまで何度か「どこかにビューーン!」の検索を行ったことはある。なお、会員以外がログインしないで検索だけをやってみるお試し体験ページも用意されている。

しかし今回はいよいよ「本番」なので少しく緊張して手に汗握った。

第一回目の「この条件で検索する」ボタンを押してたちどころに現れた行き先候補は次の画像のような4候補だった。

2.1回目のガチャ

こんなん出ました〜(泉アツノ風)

1回目のガチャ結果

ど〜ですか!(福澤ジャストミート朗風)

越後湯沢
高崎
飯山
上野

が出た。

幸先いいと言うか、一発目からなかなか行き先がいいではないか!

早くもこれで行くか・・・と決定しかけたが、いや、よく見ると一番最初に越後湯沢があるではないか。

あかん!

4つに1つだがもし越後湯沢に当たったら最悪だ。

吾輩は浮ついた観光客でいっぱいの越後湯沢を嫌悪しているのだ。

県内と言うこともあるし、越後湯沢は以前から何度か下車していて珍しくないし、駅には店が多いが販売している商品には魅力は感じないし、駅から移動して行きたい場所もない。

万が一、いや四が一、越後湯沢に当たったら途方に暮れる可能性が高い。

もしかするとキャンセルするかもしれない。

ここで「どこかにビューーン!」のルールだが、自己都合でキャンセルするのは自由だが、キャンセル料はかかったポイント数の100%を支払わねばならない。つまり支払ったポイントはまったく戻ってこないのだ。

まあ越後湯沢の場合、無理矢理行って途方に暮れて下らないことに時間とお金を費やすのだったらポイントが戻って来なくてもキャンセルして時間と無駄遣いを節約した方がマシだ。

いずれにしても越後湯沢が入っていて4つに1つの当選確率がある限り、吾輩は却下するのであった。

一方、越後湯沢以外の3駅、つまり、高崎、飯山、上野は本当に魅力的だった。

高崎は鉄道の要衝なので四方八方に移動して楽しめる場所が多いし、なんだったら高崎から東京方面に移動して東京に行ってもいい距離だ。

飯山も面白く、駅前に吾輩の大好きなスーパマーケット「ツルヤ」があり、付近にある美味しい蕎麦屋を知っている。飯山ではたったそれだけの楽しみでも、後は在来線か新幹線で長野に移動して善光寺かバスで戸隠神社などに行ってもいいしその他長野駅を拠点にすると楽しい選択肢は豊富だ。

「どこかにビューーン!」のルールでは目的駅は決まってもそれまでの途中停車駅での途中降車と乗車は可能なので、飯山が目的駅でも最初から長野駅で下車しても良い。また、飯山に行った後に長野駅まで別途運賃を払って移動して、帰りは長野駅で指定の新幹線に途中乗車するのも可能なのだ。

そう考えれば目的地は遠ければ遠いほど手前の駅も選択肢に入ってくるので有利だと言うことになる。反対に越後湯沢など近場だと、それより手前で下車する意味などますますあり得なくなる。

4つ目の候補の上野の良さは言わずもがなで、都区内を1日楽しんで余りある有益すぎる目的駅だ。

そんな魅力的な高崎、飯山、上野の3駅が並んだガチャの結果だったが、唯一越後湯沢があったため、第一発目のガチャガチャは見送ることにした。

2回目のガチャに賭けてみよう。

3.2回目のガチャ

2回目は・・・こんなん出ました〜。

2回目のガチャ結果

東京
熊谷
本庄早稲田
浦佐

東京は最高に良くて、熊谷もまあまあ良い。

問題は本庄早稲田と浦佐だ。

本庄早稲田は在来線と接続していない駅で、駅周辺に目的がなければ必ずバスで移動する必要があり交通費と時間がかかる。まずバスの本数が心許ない。

浦佐が良くないのは言わずもがなで、越後湯沢より最悪で、たとえ5000ポイント(5000円相当)で往復できてもお得感もなく、そもそもそんな近場に新潟から何しに行くねん? という不満でいっぱいの駅だ。

そもそも浦佐駅周辺には目ぼしい楽しそうな場所がない。

浦佐のイメージ写真には八海山が使われることがあるが、そこに行くなら鉄道で来た身には八海山までは当然バスだ。バスの本数は望めなさそうで時間の制約がありそうだし、そもそも吾輩は山登りは苦手で楽しめない。たとえロープウェイなどで歩かずに山頂に直で行けたとしても眺望は天候に左右されるし最近の登山用ロープウェイやケーブルカーの類は全国的に高額だ。不自由と多額の出費を強いられ、楽しめそうもないことが目に見えている。

さてそんな浦佐駅のプラットフォームに荷物のようにゴロンと放り出されて何をする!?

・・・こんな風に浦佐は悩まされ放題の駅なので、候補の中に「浦佐」がある時点でその回のガチャは即却下なのだ。

4.浦佐の弁護

ところで少しは浦佐の弁護をしてみると、観光地以外の素朴な浦佐の町をあてもなく1日中ほっつき歩くと何か楽しい発見もあるかもしれないとは言える。浦佐は素朴な新潟の町だ。

そういう何もなさそうな場所をほっつき歩く旅は吾輩昔から国内外で行っていて、観光地などの有名な場所に行くばかりが旅ではないというのは他の誰よりも吾輩自身がよく知っていることなのだ。

特に東京や大阪など遠くの大都会から浦佐などの地味な駅を目的地とすると、到着直後から空気もきれいさを感じるし、田舎の町には都会にはない発見も多いだろう。出発地が遠い大都会からの旅人なら、浦佐も目的地として大いにおすすめしたいところだ。

しかしここで言っているのは新潟駅から出発する吾輩の場合だ。

5000ポイントかけて東京や長野に行けるところを、なぜ普通列車でも簡単に行ける近場に一瞬だけ新幹線に乗ってそこで無理矢理一日中いなければならないのか? という理不尽さに尽きるのであった。

浦佐は東京に行く時の新幹線でいつも通過しているので周辺の景色は覚えるほどに知っている。

却下却下却下!

と言うことで「3度目の正直ガチャ」だ。

5.3回目のガチャ

こんなん出ました〜

3回目のガチャ結果

上野
長野
上越妙高
浦佐

上野、東京、上越妙高はかなりの魅力だ。

特に上越妙高はJR東日本管内の一番外れの駅で、新潟からの場合最も遠距離の「どこかにビューーン!」の目的駅だ。

上越妙高自体は「登山系」「山の中の温泉系」であり、その場所自体はたとえ新潟市から行く登山系が苦手な吾輩にとってもバスを利用すれば妙高山系のワイルドな自然を楽しめそうで魅力度は高い。

また上越妙高自体が嫌だったら手前の飯山か長野で途中下車して楽しめばいいのだ。

そもそも上越妙高だと新幹線に乗る距離も時間も最も長いので、本格的な汽車旅気分になる。

そう言いうわけでこの「3度目の正直ガチャ」が良いではないか!

しかし、最後の駅が浦佐なのだ。

あかん!

却下や!

浦佐を毛嫌いしているわけではないが、先に書いたように近場から一日かけてわざわざ行って途方に暮れたくないのだ。そもそも田舎住みの吾輩にとって、旅情も湧かないくらいの距離と所要時間なのだ。

ということで「3度目の正直ガチャ」も見送りだ。

いったいいつまで続ければいいのだろうか?

こっちは本番なので真剣なのだ。

回数制限がないのが唯一の救いだ。

これで回数制限があったらたまったものではないだろう。

浦佐、越後湯沢をはじめとした「要注意目的駅」が出て万事休すとなったら身も蓋もない。

6.要注意駅の話

ちなみに浦佐と越後湯沢以外の「要注意駅」は、新潟発の吾輩の考えによる選択だが、先にも書いた本庄早稲田に加えて、上毛高原(登山系で在来線との接続もなし)、安中榛名(現地付近在住の知人曰く「クマさんしか利用しない駅」)、長岡(近すぎる!)だ。

さすがに燕三条は出ないだろうという前提だ。

燕三条は明らかに近すぎるし、5000ポイント(円)かけて往復するより新幹線に乗ったとしても実際の運賃の方が圧倒的に安い。在来線ならなおさら安い。5000ポイント(円)も支払っておいて、もし本当にそんな燕三条が出たら冗談では済まず、「怒る(おっこる)でしかし!(横山やすし風)」の世界となる。

反対に、その他の駅だったらどこも融通が利き楽しい場所なので、「どこからでもかかって来い!(アントニオ猪木風)」か「任せなさい!(横山やすし風2度目)」の世界になる。

つまり、吾輩の場合の要注意駅は、長岡、浦佐、越後湯沢、上毛高原、本庄早稲田、安中榛名だ。これらの駅が出なければ即決なのだ。

そういうわけで、4度目のガチャを行う。

7.4回目のガチャ

こんなん出ました〜

4回目のガチャ結果

上野
上田
安中榛名
軽井沢

安中榛名はあかん!
却下や!

・・・しかし安中榛名は一度お世話になっているので一方的にケチョンケチョンに貶すわけにもいかず、少しながら弁護しておこう。

8.安中榛名駅の話

吾輩は以前、新型コロナ禍以前のずっと前のことだったが、安中榛名ー東京間の新幹線切符が異様に安い(高崎ー東京よりも安い)のを知って、他の用事もあったことで車を安中榛名駅前の駐車場に自家用車を停めて数日東京に行ったことがあった。

駅前駐車場は草むしていてさながらアユタヤ王朝の遺跡のような塩梅であったが、一応街灯もついていて警察のパトロール巡回エリアとのことで車上荒らしもなさそうな比較的安全な場所で、ここが肝心なのだが何日停めても「無料」なのだった。

安中榛名駅は車利用客を優遇してるな、とは感じたものの、逆に言うと車で来などうして駅を利用すんねん!?の世界であった。

駅周辺を見渡しても、噂に聞く新興住宅地は見当たらなかった。つまり徒歩圏には住宅やその他生活のにおいのするものは皆無だった。

あるのはクマさんの獣臭・・・というのはさすがにウソだが、駅構内には立ち食いそば屋があった。そこではおばちゃんが働いていた。

いったい客は人間なのだろうか?クマさんも立ってそばを食べるのだろうか?などと皮肉が浮かんだりした。

そんな風に初めて行った「秘境駅」安中榛名を観察したのは楽しかった。

先に書いたように安中榛名ー東京間は運賃が優遇されているようで乗車直前の切符であってもえきねっとでは格安の切符が買えた。(但しずっと前の話だから今はどうなっているのかは知らない)

無料で安全な駐車場と東京往復の安い切符は魅力的だったが、いかんせんその時も新潟市にいた吾輩にとっては、「なんで新潟から安中榛名まで車で走ってそこから新幹線に乗り換えて東京行かなあかんねん!?」の世界であった。

その時は群馬の知人とホルモンを食べるなどの用事がたまたまあったからまだ良かったのだ。

群馬のその地域に何も用事がないのに、新潟からはるばる谷川岳を超えて安中榛名まで車を走らせて、駅前のアユタヤ王朝無料駐車場に車を停めて駅構内の立ち食いそばを食べて本数の少ない新幹線を捕まえて東京に行くか!?っちゅーねん!

しかも東京往復を利用してからわかったことだが、帰りに東京から乗る新幹線は本数がやたらと少ないのであった。

もちろん長野方面の新幹線は多数あるが、その中で安中榛名に停車するのはごく僅か・・・_| ̄|○

行きも同様の本数だが、さすがに行きはある程度計画しているので乗車する新幹線の時間ぐらいは決めていた。

しかし東京滞在後の帰りは自由にいつでも飛び乗って・・・と言うわけにはいかず、「これ、安中榛名に停まりますのん?」といちいち時刻表や電光掲示板を眺めて確認する必要があった。

そしてその答えの多くはノン(フランス語でいいえ)なのであった。なぜか自虐的な気分の時にはフランス語が出てくる吾輩なのであった。

安中榛名駅時刻表(安中市公式サイトより)

時刻表を見ればわかるが、安中榛名に停車する新幹線は朝と夕方以降はおよそ1時間に1本あるが、昼間は2-3時間に1本だ。上下線とも1日12本。新幹線のローカル駅ということがよくわかるだろう。

そんなことでこの吾輩は、たったの一回限りだが、正真正銘安中榛名駅を実用として利用したクマさんではない人間のひとりなのだ。従って、吾輩は単なる机上の空想だけで安中榛名の悪口を言っているのではない。

それだけ安中榛名の実情を知っていてる吾輩だからこそ、そんな安中榛名に「どこかにビューーン!」で当たってしまいたくないのだ。

安中榛名に車を停めているならまだしも、新幹線で到着して現地で足のない状態ならホンマにどうすんねん?何すんねん?クマさんと相撲とるんか?の境地に突入してしまうわけだ。

しかし今回日帰りの吾輩はまだマシだ。

中には3泊4日などの連日空白を作って「どこかにビューーン!」でガチャガチャをして安中榛名が当たる人もいるかもしれない。「どこかにガビーーン!」の瞬間だ。そんなかわいそうな人のことを思い浮かべると、他人のことながら実に気の毒になってしまい、気の毒を通り越してひとりでに笑みが浮かんでしまうのだった。

飲食は構内の立ち食いそば屋さんでおしまい。しかもそのそば屋は午後早めの時間に店を閉めてしまいそうな雰囲気であった。また、当然のことながら吾輩の経験はひと昔前なので現状どうなっているのか、そば屋は今もあるのか? クマさんは以前よりも多く出没するようになっているのではないか? などなどは、吾輩にはわからない。

しかし吾輩が知らぬ間に、実は駅前がものすごく発展して、ショッピングモールが出来たり快適に何時間も過ごせるような素晴らしい施設が出来て、四方八方への頻繁な交通網が完備されている・・・などとは100%思えないのが安中榛名なのだ。

これだけは数年訪れていない机上の空想でもそんなに外れるわけがないだろう。

くどいようだがそれが安中榛名なのだ。

そもそもなんでそんなとこに新幹線の駅作ったん?

9.5回目のガチャ

こんなん出ました〜

5回目のガチャ結果

長野
大宮
熊谷
飯山

驚くべきことに、吾輩の「ドつぼ駅(要注意駅)」がひとつも入っていない!

初めて出た大宮だが、言わずと知れた交通の要衝でほぼ東京であり、東京に足を伸ばして楽しむのも容易な地なので完全に自由度の高い駅で大歓迎だ。

熊谷も高崎の先で、高崎で途中下車/乗車をする応用が効きそうだし、東京へ移動しても時間も運賃も気にしない範囲内なので熊谷も歓迎だ。

そういうわけで、人生初の「どこかにビューーン!」はこの「長野、大宮、熊谷、飯山」の一群に決めて、後の最終選考はJR東日本のシステムに任せることにした。

「ドつぼ駅(要注意駅)」がないから安心だ。

「さあどこからでもかかって来い!(アントニオ猪木風2度目)」

10.申し込みの流れ

ここからは申し込み完了までのお話だ。

なお、申し込みすると3日以内に決定された駅と乗車新幹線と席番が通知され、Suicaとの連携などの手続きを促されるから、それまではドキドキしながら待っておればいいのだ。

こんなん当たりました〜

長野
大宮
熊谷
飯山

の4駅が提案された吾輩は、この4駅のうちどれか1駅ならばまあいいだろうと妥協し、申し込みを進めることにした。

なお、「どこかにビューーン!」のガチャガチャを含めた申し込みは往路乗車日の21日前の0:00から6日前の23:59までだ。

吾輩は希望日を割と前から1日確保していたので、その日の21日前の0:00を過ぎてすぐに先に書いたガチャガチャと言うかルーレットというかを何度か行なって4駅を決めた。

そして以下に掲げる画像のように申し込みを確認してから5000ポイントの支払いまでを行なった。

21日前の0:00直後に決めたのは、何でも早い方が有利な点があるかもしれないという考えからだった。

「どこかにビューーン!」は指定席なので、特殊な企画切符ほど指定席の数が限られているはずで、申し込み日が遅いほど指定席の空きが少なくなってより不利な駅や列車が指定される恐れがあると踏んだのだ。

何でも決まっていることなら早めに行動を起こした方がいいというもんだ。

つまり、吾輩の予想では、長野、大宮、熊谷、飯山の4駅の中では、早めの申し込みほどより遠くの駅で、列車もより滞在時間長いものを選んでくれるのではないかと予想したのだ。

先に言ったように、長い時間乗車する方がより汽車旅の雰囲気を味わえて楽しいし、同じ5000ポイントの出資でも、より長距離の方が運賃のお得度がより高いのだから現実的に遠距離の方が歓迎だ。

そう言う予測でキッカリ21日前の夜中0:00を過ぎてからルーレットを回し決定した。

申し込み画面
申し込み画面
申し込み画面
申し込み画面
申し込み画面
申し込み画面

内心、遠距離の長野か飯山が当たるか、あるいは無難に大宮が当たるような気がしていた。

なので、結果が出る前から吾輩は長野か飯山の場合の行動予定を舌なめずりして考え始めていたのだ。大宮はもとより細かい行動を決めるまでもない便利な駅なので大宮の場合はすぐに東京に出るだろう。そして東京ではすることは山とある。

3日以内の返事とのことなので、フカフカのソファにふんぞり返るような優雅な気分で長野か飯山での1日の行動を夢想しつつ待つことにした。

しかるに決定連絡が来たのは申し込み同日の夕方だった。3日以内のはずが当日とは!?

想像上のフカフカソファーにふんぞり返っていた吾輩はそこから飛び起きて、ちょっとドキドキしながらメール本文を開いた。

しかしメール本文には決定された駅名は表示されていなかった。あくまでえきねっとにログインして結果を見てくれとの通知であったのだ。

もったいぶっておるな、と思った。

それでえきねっとにログインして該当ページをドキドキしつつ開くと・・・

結果発表画面
結果発表画面

なかなか試合巧者である。

何じゃこの秒読み画像は!? 芸が細かいではないか。JR東日本ならではの雰囲気盛り上げサービスか?

「2」をスクリーンショットするタイミングを逃したので画像は上のように「3」と「1」だけだ。

その次に現れた画像はお花畑・・・の画像に紙吹雪が舞っていた・・・

結果発表画面

その画像には「今回の行き先は熊谷駅(埼玉県)」と書かれていた。お花畑の画像の下には「に決定しました!」の文字がある。

熊谷かい!!!・・・_| ̄|○

一番距離近いやん・・・_| ̄|○

まあ許せん駅ではないけど、キッチリ21日前に申し込んだ割には最低距離の、4つの駅の中では一番選ばれて欲しくなかった駅だった。

よりによって誰が選んだのかは知らんが・・・何となく若手のメガネをかけた痩せて猫背の鉄ちゃんオペレーターが前のめりにカシャカシャと神経質そうにキーボードを叩いて吾輩の申し込みをだるそうに開き見て・・・

「こいつは高崎乗り換えの新幹線を用意するのも面倒だから長野と飯山は却下し、一発で行ける熊谷でええな! 夏休み期間中なので上野は贅沢じゃこいつには! ええい! 大人しく熊谷に行ってこい! 5000ポイントで行けるんだからありがたいと思え!(決定&送信キーをバン!と大きな音を鳴らして一発叩く)」

ブツブツ言いながら適当に吾輩の申し込みをあしらったのだろうと疑ってしまう。

どうもコンピューターが乱数を使って公平にくじ引きしたとは思えない返信の速さで、最も楽でJR東日本に損害の少ない目的駅が選ばれたのであった。(※注・被害妄想含む)

ま、そうは言っても仕方ないのだった。

ともかく吾輩の「どこかにビューーン!」初体験は熊谷に決定したのだ。

嫌ならキャンセルするか、行かなければいいけど、その場合はビタ一文ポイントは返って来ない。

なので吾輩は熊谷に行くのだ。新幹線で熊谷に往復してくるのだ。

「マイトラベルページに移動する」バナーを押すと行き帰りの新幹線の号数と時刻が現れた。

旅程表

指定席がすでに確保されているが、指定席は普段のえきねっとの指定席と同様に「マイページ」から予約した列車を確認したり自分で座席位置を変更したり出来るのだった。

そして早めに行っておくべきはICカード(Suica)への紐付けだ。

eチケット(チケットレス)なので紙の切符の発券は必要なく、Suicaのタッチで改札を通り抜けられるのは、こんな企画切符であっても便利なものだ。

反対に、わりと最近体験した同じくえきねっとから申し込める「JRツアー」で新潟ー水戸の往復を使用した時、すべての紙の切符を事前に自動券売機で発券しておく必要があった。紙の束とも言えそうな、合計6枚の紙の切符が自動券売機から吐き出されたのだ。

しかも新潟ー水戸の2区間の移動なのに、たとえ乗り換え駅の上野で時間があっても上野で途中下車できないというルールがあるという、実に不便な切符であった。

その古典的で融通の利かない「JRツアー」のシステムに今回の「どこかにビューーン!」の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたい気持ちだ。

さあ、いずれにしても「熊谷」だ!

熊谷にはクマはいなさそうだ。

飯山のツルヤも長野の善光寺も戸隠も遠ざかってしまって少し寂しいが、これから出発までの3週間内に熊谷で何をするかを考えて決めないといけないのだった。

ところで出発日は2026年7月29日水曜日で盛夏に熊谷だ。

岐阜の多治見に匹敵するほどの最高気温を毎年叩き出している暑さで有名な熊谷だ。

何もそんな暑い時にわざわざ熊谷に行くこともないんでないかい?

とますます長野と飯山に未練を感じるのであった。

「どこかにビューーン!」実行編に続く)

(※注意)
このページの文章は吾輩自身の備忘録の目的で勝手にまとめたものだ。参考にしていただくのはかまわないが、現時点では間違いはないとは思うもののサービス内容については今後どうなるかわからない。
ここに記載した情報についてはそのまま鵜呑みにせず常に公式サイト等で確認するなりして最終的にはご自身で判断されたい。

(おわり)

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