「山屋は敵に回すな」って本当?-ひろゆきの動画に僕がうっかり共感した理由
山屋とは何か
山に登る人を「山屋」という。
かくいう僕も、学生時代から40代前半まで山屋として過ごしてきた。
北大の山屋たち ― 再受験で飛び込んだ北の学び舎で|岩永総一郎
ヒマラヤやヨーロッパアルプスに登るようなレベルではないが、冬山や沢登りなど、リスクのある登山も行ってきた。
ひろゆきの動画で見つけた“真実”
ある日、YouTubeの切り抜き動画をぼーっと見ていた。
タイトルは「山屋は敵に回すな」。
例の論破王がこう語る。
「山屋って、普通の人が価値を見出さない山に、命をかけて登るんですよ。
味方にするとコスパ最悪。でも敵に回すとやっかいなんです。
復讐を誓ったら、何のメリットがなくても一生かけてやり遂げようとする根性持ってる人たちなんで」
https://www.youtube.com/watch?v=bcGllQhX8OA
…何て的を射た分析なんだ!
山屋でもないのに、なぜそこまで分かるのだろう。
ひろゆき人気の秘密は、こういう「鋭い外側の観察眼」にある。
僕の人生、山屋マインドでできている
思い返せば。。。。
魚の研究がしたくて、薬学部を中退し水産学部へ再受験。
環境アセスの営業職から辞表片手に技術職へ転身。
メンタルを病んで失業するも、公務員試験で水産職を突破。
現在は水産試験場で研究職として働いている。
一般の人からすれば、「何でそこまでして魚の研究したいの??」という話だろう。
こともあろうに、余暇研究で博士号まで取った。完全に自己満足の世界だ。
でもそれを突き動かしていたのは、たぶん「山屋の根性」だ。
山で学んだこと
山の仲間で、若くして遭難死した者もいる。
けれど仲間内では、
「まあ、好きなことをしていた帰結だからな」と互いに納得しあう。
それが、山屋という生き物だ。
今のZ世代のいう「コスパ」とか「タイパ」という概念の対極にいるのだ。人生は一度きり、タイパなんぞにこだわっていると、やりたいこと出来ずに一生は終わってしまう。「生まれて、死ぬまであっちゅう間」なんだから。
