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予告された部活のサボりの記録。(そして終わらない夏休みの宿題。中1。)

夏休みの帰省から戻って、翌日
長男(中1)が何か知らんがメンタル崩壊させて、部活を休んだ。(記事にも書いた。)
その後も長男は1日だけ部活をサボった。

その日は、我々家族は、長男が朝から部活に出かけたものだと思い込んでいた。
表情は暗く、メソメソしていたし、動きは遅かったけど、着替えていたし、水筒を準備してるのも見ていたのだ。
しかし
とっくに部活の始まった時間になって、長男がまだ家に居たことを、その姿を目にした私は驚愕した。
エッ、コレ本体?ドッペルゲンガーかな??

「パパー!!パパー!!」
と私は出勤直前だった夫を呼び戻した。
普段私が、パパ、と夫に呼びかける事は、ほとんどない。

夫もビックリして戻ってきて、何で部活に行ってないんだ、行きたくないのか、遅刻がイヤなのか、今なら車で送っていこうか、とにかく無断欠勤は一番悪い、泣いてちゃわからない、言葉で説明しろ、
すったもんだした上、結局長男は部活を休んだし、夫は慌てて仕事に出かけて行った。


そんなことがあったので今朝とて・・

「ねえ、涼介、部活行った?」
と夫。
「行ったよ。私ゴミ捨て行ったから、見てたし。」
「あいつがまた家のどこかに隠れているんじゃないかと思うと、怖いよ。笑」
私だって、座敷童子見つけた時みたいに(見つけたことないけど)、ドキッとした。
ちょっとだけ、長男は我々にそんな爪痕を残していたのだった。


ここからその事件の日の記録。

長男は、初めから、部活に行くつもりはなかった。あるいは、直前で、行かないことを決断した。
彼は、ひとりで部屋に立てこもった。
彼の親に見つかりにくい部屋に。

しかし彼は弟に見つかった。
彼は弟に口止めした。

「ゲームしようと思ったら、涼介がいた。『シー。』(静かに)って言われた。」
と、後に次男は証言した。

長男はおそらく、父が家を出て行くまでは、引きこもるつもりだった。
父がいなくなり、母一人ならば、御し易い。
多少お小言はくらうだろうが、ブチギレられるだろうが、部活は休ませてもらえるはずだ。

彼はとにかく、終わりの見えない「自由研究」が気がかりだった。
部活のない時間は、塾や習い事で、空いた時間はあまり取れない。
特にこの日は、部活の無い日の予定だったのに、急に部活になってしまった。ここで自由研究を終わらせようと思ったのに、予定が狂った。
部活が嫌なんじゃない、早く自由研究を終わらせて自由になりたい。
彼はその一心であった。

父がもう出勤したと思って、出ていったのに、まだ居たのは誤算だった。
両親ふたりに責められるはめにはった。
しかし、部活を休めることになったのは、彼の思惑通りだった。

これがその事件の全様だった。


今日、次男の証言を得て
私たち親は、この部活サボり事件が、仕組まれていたものであることを知った。
長男は急に情緒不安定になって、部活を休むはめに陥ったのではない。

休むつもりで、身を隠し、弟に口止めした。
父が家を出て行ったところを見計らって、姿を現した。(ちょっと早すぎたけど。)
計算づくだった。

弟は、兄に口止めされて、その場で、親に告げ口することもしなかったし
兄が親に見つかって詰問されている時も、何も口を挟まなかった。

彼らの関係性を思うと、お兄ちゃんが怖くて言えなかった、というのは考えにくい。何らかの取引があった可能性は否定できないが
多分、素直に、兄の頼みを聞き、裏切り行為は働かなかった、だけなのだ。

この件で
私と夫は
長男の知性(狡猾さとも言う。)と
弟の誠実と純真を見た。

共犯者足りうる信頼関係も見た。


その日部活をサボった長男は、何も言わずに、自由研究に取り組んだ。
しかし、今日においても
まだ彼の自由研究は終わっていない。
彼が自由研究を続ける間
我が家のダイニング・テーブルは、何か、計量スプーンとか、コップとか、食塩とか、キッチンスケールとか、そんなものに占拠され続けた。
今も占領は終わらない。
我々はここ数日、冬はこたつテーブルに変身するローテーブルで、食事をしている。
早くダイニング・テーブルを解放して欲しい。

てか、早く宿題終わらせろ。


結局、宿題のことで思い悩み、塞ぎ込んでたっていう・・



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