百匹目のどじょうを捕まえろ!|ファンタジー小説におけるノルウェーの必然性🇳🇴
二匹目のどじょうは難しい。
よく聞く話です。
一度うまくいったからといって、同じことをもう一度やれば成功するとは限らない。
なるほど。
フィンランド🇫🇮で味をしめた、私にもってこいの言葉です。
でも、百匹目のどじょうならどうだろう。
そこまでいけば、もう偶然ではない。
たぶん職業です。
漁師です。
そして、漁業といえばノルウェーです。
はい、順調に二匹目を狙ってます。

今日は、ファンタジー小説とノルウェーについて考えます。
ここで少し、ブッフェとバイキングの違いについて考えてみたい。
ブッフェ。
なんとなく上品です。
白い皿を持って、静かに料理を取る感じがあります。
対して、バイキング。
急にワイルドです。
同じ食べ放題なのに、名前が変わっただけで、なんとなく肉を豪快に取らなければいけない気がしてきます。
つまり、ブッフェとバイキングの違いとは、
ワイルド成分の見せ方にある。
これは、ファンタジー小説のタイトルにも当てはまります。
例えば、
「皿」
こんなタイトルだと、よくわかりません。
カッパなのか。
食器なのか。
ブッフェなのか。
読んでみないとわからない。
でも、
「皿割れる」
こうすると、少しワイルドです。
あぁ、皿が割れたんだ。
……うん?
皿割れる。
さらわれる。
攫われる。
もしかして、ミステリー?
こうなります。

ただ、言葉を組み合わせて意外性を出せば、それだけで成立するわけでもありません。
例えば、バイキング。
バイキングといえばノルウェーです。
では、バイキングがハイキングに行ったらどうなるのか。
山に行く。
歩く。
バイキングが歩く。
それはもう、山賊ではないか。
そう思いました。
しかし、よく考えると、そうはならない。
ただのハイキングです。
略奪した瞬間に山賊です。
つまり、
バイキング+ハイキング=山賊
ではない。
ここは大事です。

二つの要素を組み合わせても、必ずしも別の何かになるわけではない。
海賊が山に登っても、山賊にはならないのです。
つまり、意外性があるだけでは足りない。
言葉を組み合わせただけでも足りない。
国名も同じです。
では、ノルウェーはどうなるのか。
ここでノルウェーを真剣に観察すると、ひとつわかることがあります。
この国。
かなりウェイ系です。
ノル・ウェーィ⤴︎🇳🇴
である。
おそらく、バイキングのテンションで決めたんだと思います。
知らんけど。
しかし、ここで疑問が生まれる。
ノルウェーがウェイ系なら、フィンランドはどうなのか。
フィン・ランド🇫🇮🎡
国旗のあとに観覧車をつけるだけで、急にテーマパーク感があります。
ランド🎡である。
つまり北欧とは、陽気なのではないだろうか。
なお、スウェーデン🇸🇪については何も思いつかなかったので割愛する。

でも、こうして考えていくと、ファンタジー小説も同じなのかもしれません。
一度うまくいった表現。
一度反応が良かった題材。
一度読まれた記事。
それをもう一度やると、二匹目のどじょうと言われる。
でも、百回やったらどうでしょう。
それはもう真似ではない。
型です。
作風です。
もっと言えば、職業です。
一発の偶然を再現しようとするのは難しい。
でも、自分の得意な形を何度も磨けば、それはいつか、
「この人らしさ」
になる。
だから私は思う。
二匹目のどじょうは難しい。
でも、百匹目のどじょうなら、たぶん漁師です。
そして、漁師といえばノルウェー。
つまり、
ファンタジー小説におけるノルウェーは必然だった。
……たぶん。
知らんけど。
ノル・ウェーィ⤴︎ 🇳🇴

お待たせしました。
猫征🐈⬛の時間です。
それではみなさん。
どじょう!!
……。
ごめんなさい。
二匹目は逃げました。
どうぞ、よければ猫征も読んでください。

アイ漁業組合からのお願いでした。

◾️『猫から始まる世界征服』あらすじ

百年にわたり、二つの大国が争い続ける世界。
アルカン王国では、長引く戦争による不満の矛先を向けられた獣人たちが迫害され、奴隷として扱われていた。
そんな世界で、傭兵ワンの顔に一匹の猫が降ってくる。
――ぷにゅん。
柔らかな肉球とともに現れたのは、猫耳の少女ニアだった。
奴隷商人に追われていたニアを助けたワンは、彼女が暮らす獣人たちの隠れ里へと辿り着く。
しかし、そこにも王国軍の手が迫っていた。
「俺は、君が悲しまない世界を作りたいんだ」
人間が敵なら、人間の敵になる。
国が敵なら、国の敵になる。
世界が敵なら、世界の敵になる。
そして
――君が敵なら、君の味方になる。
その誓いとともに生まれた、獣人たちの自由の地「ニイアス」。
奴隷として囚われていた獣人を解放し、仲間を増やし、商人と交易を結び、やがて敵国から逃れてきたヒューマンさえ受け入れていく。
獣人か、ヒューマンか。
王国か、帝国か。
そんな境界を越えて、ニイアスは新しい国の姿を模索し始める。
だが、その頃。
百年戦争を続けるアルカン王国とマズール帝国では、大規模な軍事作戦が動き始めていた。
二つの大国。
森の中に生まれた、わずか数百人の小さな勢力。
戦力差は圧倒的。
それでもワンは、両国の軍勢が並ぶ地図を前に笑う。
「なんで止めるんだ?」
これは、一匹の猫から始まった世界征服。
猫耳少女の居場所を作ろうとした一人の男が、仲間を集め、国を作り、やがて世界そのものを変えていく物語。
◾️登場人物紹介
気になった方はこちらも、どじょう。
◾️猫征 第一話
二人の運命が動きだす。第一話です。
◾️北欧三部作
北欧が関係するかは、みなさんの目で確かめてください。
