ひとりチルタイムを捻り出す
還暦ヨガ講師です。モラ夫との40年を棚卸しするつもりで始めたnote、のはずでした。夫にガンが見つかったことにより、いつのまにかモラ夫だったはずが、家族を守ってきた素晴らしい夫に脳内変換されているから、不思議。人間の脳ってやつは信用できません。
夫の手術についてはこちらです
結婚40年。夫は、妻が友人と飲みに行ったり、ましてや旅行で家を空けるなど、もっての外!という人でした。友達とハワイに出かけた人に「旦那さんからダメって言われなかった?」と聞いたら「なんで?」と返されたことがあった。同世代でも、理解のある旦那さんがいて自由にやりたい事をやってる人がいることに、衝撃を受けた日もありました。
子育ても一段落した今は、もちろんそこまで厳しくは無くなりました。(当然です)でも、思いつきで仕事帰りに「飲んで帰るわー」などど言った日には「何様?」という反応が返ってくることは想像できる。
わざわざ家庭内不和を起こしたくなかった。そこで早く仕事が終わる日を狙っては、焼鳥でビールを飲んだり、餃子でビールを楽しむ、1時間ほどのひとりチルタイムを作るようになりました。そして、さも仕事から直帰しました!という顔で、ご飯を作り始めるワタクシ。酒にはめっぽう強いので、生ビール2.3杯では、全く顔に出ません。嘘はこいてないが、少しだけある背徳感もなんだか楽しく刺激的。バレてないバレてない笑
夫が入院している今、面会に毎日せっせと通っています。モラ夫はすっかり気弱になり「負けそうだから毎日きて」とラインをしてくるからです。そりゃそうだ、喉にあったはずのものをガッポリと取ってしまい、そこにお腹から持ってきた空腸(小腸の一部)を移植して食道を再建しているわけです。そして声帯を摘出したことで声が出せなくなった。夫が感じている喪失感は計り知れません。面会時間は限られていますが、手足のマッサージや背中をさするだけでも安心するようで、子供みたいです。大きな子供。
夫の入院により、自由時間を得たワタクシは、焼鳥屋だろうが、町中華だろうが、イタリアンだろうが、好きな店で、時間制限なくチルタイムを持つことができるのです。夫の不機嫌を気にすることなく!YES‼︎
病院の帰り道、焼鳥屋さん寄ろうかな?回転寿司にしようかな?と、電車に揺られながら考えるのですが、結局は家に直帰して、簡単なおつまみを作りビールを飲みながら映画を観ています。だって家に帰れば360度見回しても誰もいないんです。無理に作ることなく、ひとり。
自分の時間が夫や家族に絡め取られていたからこそ、ひとり時間を欲して捻り出していたのですね。
秋の虫の声を聴きながら、ひとりで飲むビールは苦い。
