能登農村ボランティア!茅葺き屋根守る
能登地方のボランティアは現在も続いています。今年は石川県農林水産ボランティアに良く参加しています。今回で日帰りボランティアは13回目になります。

11月15日です。深夜バスで金沢入りしました。ここ何回かは直接現地入りしていたので、金沢に寄るのは久しぶりになります。金沢から現地に向かうバスが出るので、それに乗ることになりました。

ボランティアを乗せるバスがやってきました。これに乗って向かった先は?

輪島市の三井(みい)の里です。あー能登ラボですね。1年前、奥能登豪雨の災害ボランティアで訪れた先もここでした。今回は農村ボランティアとして、能登復耕ラボ本来の仕事のお手伝いをします。

三井の里と言えばこの茅葺き屋根。この茅葺きを維持するのは非常に大変です。ススキや葦などを大量に使います。それを苅るだけのマンパワーが農村部になくなりつつあります。ここは人海戦術でボランティアの出番でしょう。

まだ地震被害が癒えていない箇所が随所にみられます。三井の里から歩いてむかった現場は?

茅場です。たくさんのススキが生えています。今日は肉体労働でこのススキを大量に苅っていきます。

これはやりがいがありそうですね(笑)。どこまで続いているでしょう。

最終的にはこのようにススキの束をたくさん作成します。

復耕ラボの方にやり方を教えてもらって取り組みます。

鋸刃のついた鎌でススキを根元から苅っていきます。これ、意外と体力を使います。根元が非常に頑丈なんです。なんか土地を開拓するような感じです。

ある程度の大きさになったら束ねるために稲わらで縛っていきます。

何とか出来た一本目。これをひたすら続けていきます。休憩や昼食をはさみながらやっていきます。太陽が照って非常に暖かい作業日和です。

いいペースが出来上がり、何本も量産していきます。30人近くで量産すれば大量に出来上がります。

束が大量に出来上がりました。この小さい束をさらにまとめて大束を作るとのこと。その大束を3000本くらい使って屋根を拭き替えるようです。

お昼休憩時に全体風景を撮影。ずばり里山ってイメージです。人手が入ることで、野生動物との境界ができて、一定の平和が保たれるのでしょうね。ここ最近の報道で野生動物による人的被害が続いているので、みなでこの活動を守っていかなければならないのでしょうね。

お昼は三井の里に戻って食べます。茅葺屋根の家には囲炉裏がありました。宿泊業が再開されたら泊まってみたいですね。

三井の里で飼育しているニワトリ。子どもたちと遊んでいました。

午後も作業を頑張って最終的な成果がこんな感じ。一本の分け入る道を作ってしまいました(笑)。なんとなく誇らしげに1枚。ススキ苅りは今日で終わりではなく、まだ2〜3回ボランティアが募集されるとのこと。興味のある方は是非、石川県農林水産ボランティアへ。

大束がつくられて、乾燥を待っています。たくさんでき上りました。

午後3時すぎに輪島を出発して金沢に向かう道中。日本海の夕焼けが綺麗でした。夕陽が沈んだ直後の風景。平和を感じます。

復路は久しぶりに北陸新幹線と在来線、東海道新幹線を乗り継いで名古屋に帰ります。お土産を慌てて買ったら、すぐに敦賀行きの新幹線がやってきました。名残惜しいですが、乗車して金沢を離れます。

今年はボランティアの参加が5回に終わりました。全部が農林水産ボランティアでした。今年はこれで手仕舞いになりますが、来年以降もできたら参加することにしています。
都市部と農村部は日本経済の両輪です。地方の人口減少が続いて経済活動が滞る社会問題があり、結果として里山が廃れ、野生動物による被害が甚大になってきているとの報道があります。自分なりに答えを出すとしたら、都市部の住民が農村部に手伝いに行って、人的交流を盛んにすることだと解答します。それが農村部に人的交流を生み、里山の賑わいを作るものだと考えます。農村部では若年層の流出が問題となっていますが、今回のボランティアでは若い移住者の方もいらっしゃったようで、地域発展のための動きには期待したいです。自分も定期的に通い続けたいと気持ちを新たにしました。
