🐾 保護猫エッセー│宮古島旅行①初めての空と、砂山ビーチの白い記憶
サナです。
キキです。
南の島、宮古島に行ってきました。
パパはお仕事なので、今回は僕たち二人旅です。
初めての飛行機。
正直に言うと、ちょっとドキドキしました。
でも宮古空港に降り立った瞬間、外の空気がやさしくて、「ここは大丈夫な場所だ」と、自然に思えました。
空は高く、風はあたたかい。
なのに、迎えに来てくれた宮古島のお兄さんたちは「今日は寒いねえ」と言っています。
キキが小さく首をかしげました。

さとうきび畑の間を抜けて、最初に連れて行ってもらったのはパパおすすめの砂山ビーチ。
白い砂。
透き通る海。
そして、ぽっかりと空いたアーチ岩。
観光地なのに、人はいません。
波の音だけがして、そこには僕たちだけの時間が流れていました。
「ここ、秘密の場所にしようよ」
キキがそう言った気がしました。

お昼は宮古そば。
やさしいスープの匂いに、サナはちょっとだけ顔を近づけすぎました。
「それはダメ」
キキの目が、いつもより厳しめです。
初めての旅。
初めての空。
初めての海。
まだ半日しか経っていないのに、僕たちはもう、この島が好きになっていました。
続きは、午後のお話です。


