風まかせ文芸部の企画参加作品
夏の終着点
夏の終着点の駅に降り立った。
そこには、
置き忘れた恋心
やらないまま残った宿題
破られた約束
途中のままの手紙。
閑散としたその場所は
私の心を置いていくには
ちょうどいい場所だ。
人生の折り返しを過ぎて、
「人生とはなんぞや」
そんな青くさいせりふを
鼻で笑いながら、
人生を考えている。
私の人生。
ほんとうの私の人生。
これからも私は
人生を生きる。
借り物なんかじゃない。
私の人生を。
夏の終着点。
ひとつの区切りを
そっとその場所へ
置いた。
#詩のようなもの
イラスト:ChatGPT風まかせ文芸部のお題に書かせて頂きました。
iさんお題をありがとうございます。