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設定資料集02『シェスールの冒険者たち 』/皇帝アドリアスと頼れる職人/バンドル

 銀河企画では、共有創作世界『シェスールの冒険者たち』を舞台とする小説、ゲーム、コミック、シナリオなどの作品を募集しています。

 設定資料集01『旅人フィンと愉快な仲間』では、旅人フィンをはじめ、物語やゲームの中心に参加させやすい人物を紹介しました。

 それに続く設定資料集02『皇帝アドリアスと頼れる職人』では、少し視点を広げます。
 皇帝、狩人、騎士、宗教家、商人、警備隊長、獣使い、踊り子、建築家、工芸家。そして四大精霊。
 冒険をする人だけでなく、国を治め、物を作り、商売をし、文化を育て、歴史を調べる人々がいることで、シェスールは単なる冒険の舞台から、人々が暮らす世界へと広がっていきます。

諸元

資料名:皇帝アドリアスと頼れる職人
シリーズ名:シェスールの冒険者たち 設定資料集
ページ数:38ページ
著者:柴崎銀河
イラスト:双星たかはる
発行:銀河企画
資料番号:02 ←ファイル名に付く
初版発行日:2025年4月15日
版番号:第1版 プロダクト番号100 ←改訂時にはここが変化
新版発行日:2026年8月3日 ←改訂時にはここも変化
JP-eコード:90979300110026000201 ←書籍検索時に使う
価格:700円
提供方法:有料バンドルに収録

 本資料は、内容の追加や設定の整理に伴って改訂される場合があります。資料集02は単独の無料ダウンロードではなく、『シェスールの冒険者たち 設定資料集』の有料バンドルに収録して提供します。

シェスールの冒険者たち 設定資料集 02

 この電子書籍は、以下の書籍を分割した一部になります。

資料集01から02へ

 資料集01には、旅人フィン、剣豪ジェイク、看護師ニーナ、魔術師カトリオーナなど、物語の中心に置きやすい人物を多く収録しています。
 資料集02に登場するのは、そこから社会とのつながりを広げる人物たちです。
 たとえば、冒険者が珍しい遺物を発見したとします。それを鑑定する者がいる。売買する商人がいる。保管する役所や宗教組織がある。遺物が建築物なら、それを調べる建築家がいる。未知の素材なら、それを加工できる工芸家がいる。一つの冒険の前後には、さまざまな仕事をする人々がいます。資料集02は、そうした人々を登場させるための人物資料でもあります。

四大精霊

 この巻では最初に、シェスール世界を構成する四大精霊を紹介します。

【風の精霊エアル】風、空気、天候の働きを司ります。風の魔法と聖剣クラウソラスの作用を増幅し、風龍と意思を通わせます。
【水の精霊イスカ】水、生命、流れの働きを司ります。水の魔法と聖杯ダーザの作用を増幅し、水龍と意思を通わせます。
【地の精霊ウイル】石や大地の働きを司ります。地の魔法と聖石リアファルの作用を増幅し、地龍と意思を通わせます。
【火の精霊ティナ】火、熱、温度の働きを司ります。火の魔法と聖樹イチイの枝の作用を増幅し、火龍と意思を通わせます。

 四大精霊は、単なる属性魔法の象徴ではありません。四元素魔法、四至宝、四守護龍、さらに四王国の文化や歴史を結びつける存在です。シェスール世界で大きな事件を描くときには、人物だけでなく、こうした世界の根幹にいる存在との関係も物語の材料になります。

皇帝アドリアス

 この巻を代表する人物が、レヴィア帝国の皇帝アドリアスです。アドリアスは、皇帝でありながら冒険者でもあります。
 かつて行方不明となり、ピクセン共和国の西にある島々で暮らした経験を持ちます。そこで妻となるクラウディアや二人の子どもたちと生活し、やがて帰還しました。
 その経験は、レヴィア人とピクセン人の民族和解にもつながっています。
 皇帝になった現在も、新しい土地を発見すること、未知の国々と交流すること、そして和平を築くことを目標としています。身分の高い人物を、宮殿の奥にいるだけの存在にしないところもシェスールの特徴です。
 皇帝自身が旅に出てもよい。冒険者と話してもよい。未知の土地を調査してもよい。政治と冒険を結びつける人物として、アドリアスはさまざまな物語に利用できます。

アドリアスとクラウディア

 アドリアスの妻である狩人クラウディアも、この巻に登場します。彼女は優れた弓の使い手ですが、過去には飛翔中のアドリアスを誤って射落としてしまい、それが戦争の引き金となりました。ところが、その二人は後に夫婦となります。
 現在のクラウディアは、ピクセン共和国とレヴィア帝国を自由に往来しながら、大祭の運営にも関わっています。
 戦争の原因となった二人が、後には民族和解を象徴する家族になる。シェスールの現在の社会には、こうした過去の出来事が積み重なっています。

剣術師、女教皇、商人、警備隊長

 ほかにも、それぞれ異なる立場から社会に関わる人物が登場します。

【剣術師セングレン】春の国の防衛分隊長であり、帝国騎士団長も兼ねています。剣だけでなく回復効果を持つ盾を扱い、二つの地域の防衛に関わります。

【女教皇ミディア】皇帝アドリアスの妹で、精霊教の女教皇。歴史館長でもあり、古い教典の解釈、精霊召喚、歴史の検証、碑文の解読などを担当します。古文書が本物なのか偽物なのか。そこに記された秘法は現代でも使えるのか。遺跡や古文書を扱う物語では、重要な役割を与えられる人物です。

【商人・鑑定師タタス】春の国の貿易商館を率いる商人です。珍しい品物を見分ける鑑識眼を持ち、交渉にも優れています。冒険者が何かを発見した後、その品物をどうするのかという場面で活躍できます。珍しい品物だけでなく、世界中の変わった酒を探している人物でもあります。

【警備隊長リアナ】レヴィア帝国の警備隊長。かつては雷撃隊に所属していました。現在の任務では雷術を使わず、帝国と周辺国の安全を守っています。戦争を経験した人物が、戦後の社会で自分の能力をどのように使うのかという題材にもつながります。

職人も冒険者になれる

 この巻にはさらに、
・獣使いバロール
・踊り子ソフィー
・建築家サムエル
・工芸家モイラ
などが登場します。

 ここで重要なのは、シェスールにおける冒険が、剣士や魔術師だけのものではないということです。建築家なら、遺跡や建造物を調査できます。工芸家なら、未知の素材や壊れた品物に関われます。商人なら、交易路や価格、品物の真贋から事件に入れます。踊り子や音楽家なら、祭事や芸術、宮廷、街の文化を舞台にできます。
 人物の職業そのものが、物語を始めるきっかけになります。

国王や街の人々

 冒険者以外の人物も収録しています。夏の国を治める女王マーレ、秋の国を治める王フィエウ、夏の国の山中で茶室『茶煎庵』を営むサウィルなど、国政から日常生活までさまざまな場所にいる人物たちです。
 王に会う物語だけが大きな物語なのではありません。旅の途中で茶室に立ち寄り、そこにいた人物との会話から次の事件が始まってもよいのです。
 こうした大小さまざまな入口を用意することが、人物設定資料を増やしている理由の一つです。

人物を組み合わせると物語が生まれます

 資料集01の人物と組み合わせれば、さらに多くの構想が可能になります。フィンを主人公にしてもよい。新しい主人公を作ってもよい。資料集02の人物を依頼人、同行者、上司、研究者、商人、事件関係者として使っても構いません。

元になった作品も紹介しています

 巻末では、『シェスールの冒険者たち』の人物や世界設定が、これまでどのようなゲーム、小説、カード、出版物などに登場してきたかも紹介しています。現在の設定だけを見るのではなく、シェスールという世界がどのような作品を経て現在の形になったのかを知る手掛かりになります。

02は世界への入口

 設定資料集01は、まず一人の人物を選んで冒険を始めるための巻です。資料集02は、その冒険を社会へつなげるための巻と言えるでしょう。国家、宗教、商業、警備、建築、工芸、芸術。人物が仕事を持ち、他の人物と関係し、過去の事件を背負っていることで、世界は少しずつ立体的になります。
 短編小説なら、一人の職人から始めても構いません。ゲームなら、商人から依頼を受けるところから始めても構いません。長い物語なら、帝国と共和国の歴史や、四大精霊をめぐる事件へ発展させることもできます。
 『皇帝アドリアスと頼れる職人』は、そうしたシェスール世界の広がりを人物から見ていくための資料集です。

設定資料集について

 『シェスールの冒険者たち 設定資料集』は、多くの分冊から構成されます。一般向けには、これらをまとめた有料バンドルとして提供する予定です。資料集02も、このバンドルに収録されます。
 まず世界の概要や創作方法を知りたい方は、設定資料集00『シェスール世界創作ガイド』、主要人物から世界に入りたい方は、設定資料集01『旅人フィンと愉快な仲間』もご覧ください。
 また、シェスールを舞台として小説、ゲーム、漫画、シナリオなどを作りたい方の参加も受け付けています。
 銀河企画出版物の著者経験者、またはnoteの『出版マスタープラン』参加者には、創作に必要な設定資料を優遇して提供しています。それ以外の方も、作品企画を提出することで創作参加を申請できます。
 設定資料集を読む人から、シェスールの新しい物語を書く人へ。この世界をどこまで広げられるかは、これから参加する作者たちにも委ねられています。


 設定資料集、関連作品、創作募集の記事は、次のマガジンに順次追加します。

シェスールプロジェクトのマガジン


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