SUMMER SONIC 2026、見るアーティストが決まった。― 初サマソニで体感したい5組
今回、自分にとって初めてのSUMMER SONICになる。
参加を決めた一番の理由はJamiroquaiだった。
前回は、今回のSUMMER SONIC 2026について、なぜこの日を選んだのか、そして自分のこれまでの音楽史とどう重なっているのかを書いた。
今回はそこから少し進んで、実際に「誰を見たいのか」がほぼ決まってきたので、それぞれのアーティストについて書いてみたい。
THE WARNING
最初に気になったのがTHE WARNING。
女性3人組のロックバンド。
「Kerosene」を聴いた時にまず感じたのは、音の強さだった。
自分はThe Donnasのようなガレージロック寄りの勢いを少し期待して聴き始めたのだが、実際のTHE WARNINGはもっと重い。
ハードロック的な重量感がありながら、古いロックをそのまま再現している感じでもない。
現代的な音圧がある。
だからこそ、これは音源以上にライブで聴いた時にどうなるのかが気になる。
巨大なPAから鳴った時に、この音がどこまで身体に響いてくるのか。
今回の5組の中では、最もストレートに「ロックライブを見たい」という気持ちで選んだアーティストかもしれない。
ただ、当日の到着時間によっては見られない可能性もある。
そこは無理をしない。
見られたらラッキー、くらいの気持ちでいる。
HALCALI
ここへ来て、急に気になり始めたのがHALCALI。
改めて聴いてみると、やっぱり異質だ。
ヒップホップをベースにしているのに、力強く押してくるわけではない。むしろ肩の力が抜けていて、どこかユルい。
この脱力感満載のサウンドが、今聴いても面白い。
そして何より、聴きやすい。
今回のサマソニでは、後半にNight Tempo、Suchmos、そしてJamiroquaiが控えている。
最初はPENDULUMの強烈なビートを体感してみたいと思っていた。でも一日全体を考えてみると、ここでさらに身体を使うより、HALCALIくらいの温度感で音楽を楽しみながら後半へ入っていくのもいいのではないかと思い始めた。
フェスだからといって、ずっとテンションを上げ続ける必要もない。
むしろHALCALIのユルさが、一日の中でいい“抜け”になりそうな気がしている。
それに、2000年代に登場した当時から、HALCALIはどこか他にない存在だった。
ヒップホップなのにヒップホップ然としていない。ポップなのに普通のJ-POPとも違う。
あの独特な異質さを、2026年のサマソニで改めて体感してみたい。
今になって、かなり気になる存在になってきた。
Night Tempo
Night Tempoは、今回また全く違う楽しみ方を期待している。
ここは「ライブを見る」というより、DJが作る音の流れの中に入ってみたいという感覚に近い。
そして何よりBEACH STAGE。
初めてサマソニへ行くなら、BEACH STAGEはきちんと体験しておきたいと思っている。海の近く、夕方の空気、そしてDJ。その組み合わせだけでも、普段行く単独ライブとはまったく違う景色になりそうだ。
Night Tempoといえば、自分が期待しているのはやはりシティポップや昭和グルーヴを軸にしたセット。
今回のBEACH STAGEには「EURODANCE PARADISE」というテーマもあるが、個人的にはNight Tempoらしいシティポップの選曲をたっぷり聴いてみたい。
例えば、1986オメガトライブの「君は1000%」。
あの曲が夕方のBEACH STAGEで流れたら、きっと最高だと思う。
海辺で聴くシティポップ。
今回のサマソニで、自分が想像している「フェスらしさ」を一番強く感じる時間になるかもしれない。
SUCHMOS
Suchmosについては、最初と今とではかなり印象が変わった。
当初はJamiroquaiまでの流れの中で見るアーティスト、というくらいだった。
ところが、改めて聴いていくうちに面白くなってきた。
「Miree」。
「GAGA」。
そして、特に気になっているのが「VOLT-AGE」。
この曲を聴いた時、自分にはどこかマッドチェスターに近い空気を感じた。
もちろんSuchmosのルーツがマッドチェスターという意味ではない。
ネオソウル、R&B、ジャズ、ヒップホップなど、彼らが持っている別の音楽的背景からアプローチした結果として、自分の耳にはマッドチェスター的な質感へ近づいて聞こえた、ということだ。
そこが面白い。
全く違うルーツから出発した音楽が、ある瞬間、自分が長年聴いてきたUKサウンドと交差する。
音楽を聴いていて、こういう瞬間が一番楽しい。
Suchmosをライブで聴いた時、自分が感じているこの感覚がさらに強くなるのか。
それとも全く違う印象になるのか。
今では、それを確かめること自体が楽しみになっている。
Jamiroquai
そして、最後はJamiroquai。
ここはもう理由を書く必要がないくらい、自分にとって今回の中心だ。
長く聴いてきたアーティスト。
ファンク、ソウル、ディスコ、ジャズ、電子音楽。
時代ごとに形を変えながら、それでも中心には常にグルーヴがある。
そして今回、個人的に激しく希望しているのが、新曲「DISCO STAYS THE SAME」。
まだ新しい曲だからこそ、今のJamiroquaiを日本で体感する意味でもぜひ聴きたい。
過去の代表曲だけではなく、現在進行形のJamiroquaiがどこへ向かっているのか。その一端をライブで確かめたいと思っている。
しかもタイトルからして「DISCO STAYS THE SAME」。
今回、自分がJamiroquaiのステージを“巨大ディスコ”として楽しみたいと思っているだけに、これほど今の気分に合う曲もない。
サマソニでの「DISCO STAYS THE SAME」、激しく希望している。
その他にも「Canned Heat」、「Cosmic Girl」、「Love Foolosophy」、ステージと観客全体が一つのリズムに包まれる瞬間を期待している。
今回の一日の最後に、それを体感したい。
見たいけれど、見られない音楽もある
もちろん、気になるアーティストはこの5組だけではない。
L’Arc-en-Ciel。
BABYMETAL。
.ENDRECHERI.。
ほかにも、時間が重ならなければ覗いてみたかったステージはいくつもある。
特に.ENDRECHERI.は「Crystal Light」が好きなので、ライブでは一度聴いてみたい気持ちもある。
L’Arc-en-Cielも、日本を代表するロックバンドがフェスの大舞台でどんなステージを作るのかは気になる。
BABYMETALも同じだ。
ただ、フェスではすべてを見ることはできない。
だから今回は、「見られない」というより、
自分が何を優先するかを決めた。
そう考えることにした。
オフィシャルバーも楽しみの一つ
そして、今回楽しみにしているのはアーティストだけではない。
オフィシャルバーにも行ってみたい。
フェスの会場で音楽が流れている中、少し休みながら飲み物を飲む。
ステージとステージの間にある、そういう時間も含めてサマソニなのだと思う。
ソニック飯も気になっている。
ライブを詰め込むだけではなく、食べたり、飲んだり、会場を歩いたり。
初めてだからこそ、SUMMER SONICという空間そのものを楽しんでみたい。
初サマソニで体感したい5組
今回、自分が見たいと思っているのは、
THE WARNING
HALCALI
Night Tempo
Suchmos
Jamiroquai
この5組。
並べてみると、かなりバラバラだ。
ハードロック。
ヒップホップ。
DJ/ディスコ。
ネオソウル。
ファンク。
でも、自分の中では不思議と一本につながっている。
共通しているのは、
身体で音楽を感じられそうだということ。
初めてのSUMMER SONIC。
全部を見る必要はない。
自分が気になった音を、自分の感覚で選んで体感する。
そして最後はJamiroquai。
今は、その一日がただ楽しみだ。
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