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AIケアプランSOINさらに進化!「速く書くAI」を超えた。90万件の学習データで、アセスメントから作成後の点検まで支援へ

SOINが90万件で手に入れたのは、精度の保証ではなくアセスメントから点検までの一本の線

導入を決める前に、SOINが第6表・第7表と給付管理までつながるのかを確かめる

株式会社シーディーアイのAIケアマネジメント支援ツールSOINが、7月の更新で教師データ90万件を超えたと発表しました。ただ、現場に効くのは件数ではありません。アセスメントの矛盾確認、約1年後の状態予測、適切なケアマネジメント手法に沿った提案、第1表・第2表の作成、そしてその整合性の自主点検までを、一続きの流れとして支援対象に取り込んだことです。

セオドアアカデミー独自まとめ

動いたのは件数ではなく、AIが受け持つ範囲

これまでの介護分野のAIは、大きく2つに分かれていました。
文章をつくる生成AIか、一つの事業所が抱える過去データからパターンを示すAIか。SOINも、もともとはケアプランの文案づくりを助ける道具として受け止められてきました。

今回の更新で変わったのは、AIが受け持つ範囲です。
ケアプランを書くその一点ではなく、書く前と書いた後まで、支援の手が伸びました。

同社の説明を並べると、アセスメント内容の矛盾や不足を確かめ、課題を整理し、基本ケアと疾患別ケアを提案し、約1年後の状態変化を予測し、第1表・第2表を作成し、アセスメントとケアプランのつじつまを点検する。
ここまでが一続きの流れとして示されています。

言い換えれば、支援の対象が「帳票」から「ケアマネジメントの手順そのもの」へと変化していること。ケアマネジャーが頭の中で行き来していた工程を、AIが一本の線でたどれるようにした。それが今回の更新の芯にあります。

帳票と帳票の間を、AIが見るようになった

いちばん実務に効くのは、新設された「ケアプランチェック」だと考えます。

これは、アセスメントシート、ケアプラン第1表、第2表を横断して、記載の不足やつじつまの合わなさをAIが確かめる機能です。結果は統合レポートとして一覧でき、帳票ごとの個別表示やPDFの出力にも対応しています。

なぜ、これが軽くないのか。
ケアプランの点検で難しいのは、帳票の中だけを見ることではありません。アセスメントで拾った転倒リスクが第2表に載っているか。利用者の意向と総合的な援助の方針がつながっているか
課題と目標とサービス内容が、ばらばらの方向を向いていないか。難しさは、いつも帳票と帳票の間にあります。

その「間」を、これまでは主任ケアマネジャーやベテランが、時間をかけて目で追ってきました。SOINは、その一次点検を数秒で肩代わりします。経験の浅い職員でも、抜けや矛盾に気づける下地ができる。ベテランは、誤字や転記漏れの確認から解放され、本人の意思や倫理的な迷いといった、機械に渡せない確認へ時間を回せます。

ただし、帳票の間のつじつまが合っていることと、ケアの中身が良いことは別の話です。文章として完璧でも、本人の望みと合っていない、地域に実行できるサービスがない、家族が続けられない。そうであれば、良いケアプランとは呼べません。点検AIが保証するのは整合性であって、暮らしとの一致ではない。ここは分けて持っておきたいところです。

今回概要まとめ図

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