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怪異譚からイマドキの曲へ 〜Sunoで作曲 『辻占』〜

YOASOBIのような曲を目指したプロジェクト「物語から曲へ」の曲作りです。

元になった原作物語はこちらの通りです。


ここから歌詞を書き起こすんですが・・・。

さて、どこから手をつけたものか💦
具体的な物語、しかも怪異譚からエッセンスを取り出し、歌詞にしていく作業過程が想像もつきませんでした。

情けないですが、無から何かを生み出すことの難しさを再確認。
ノン・フィクションは奥が深いです。


というわけで、今回はChatGPTにかなりお世話になりました。

原作から丸投げで歌詞を書き起こしてもらい、それを自分のアイデアに沿ってあれこれ修正するという、もはや手抜きも同然の作業。

しかし、すごい文字数と密度ですね。
実際、自分の知るYOASOBIの代表曲も、歌詞はだいたいこんな感じだったように思います。

これを歌うのかとw


曲の方も、どんなものが今風なのかわからず、プロンプトを丸投げで出してもらいました。
出てきた曲、どれもいい。というか、どれもそれっぽくて選べない有様。

こういう時は下手にガチャを回さない方がいいというのが経験則です。

「えいやっ!」と選んだのがこの曲。

しかし、曲の構造がわかりません。

Bメロ、どこ?サビはどれ?

そういう次元です。

しかも、速い!
ピアノ、弾ける人おるの?

未知の世界から受ける衝撃ってこんなものかもしれませんが、とにかく、言葉と音を高速で詰め込んだ圧が凄いです。
イマドキの曲、恐るべし。

でも、ノリノリで聴けるからいいです。


ジャケットについては、「お告げ」のイメージを視覚化するために、これもまたChatGPTに描いてもらいました。

なかなか怪異してますねw



【辻占】

まだ十分に深くない夜を
何を探すかも知らず彷徨う
生きるべき 死ぬべき 進むべき
「べき」で終わる答えが欲しい

ぬらぬら流れる短い世界
笑って泣いては 次へと消える
現実を細切れにしたその中
ありふれた声が耳を打った
「時間の狭間にできた瞬間
妖気の漂う辻で
最初に聞こえたその言葉が
お前の未来」
待って 今の何?
戻って どこへ?
指先だけが空を切る
スクロールしても
検索しても
その声だけが見つからない

辻って何だ?
ただの交差点
右か左か選んでは
忘れてきた場所
なのになぜ
今夜だけ
僕を呼んでいる


探して 探して 探しても
画面の中には答えがない
手招きされるほど遠ざかるから
スマホをベッドに放り投げた
閉じた瞼のその裏側
今度は記憶をスクロールする
沈んで 沈んで もっと深くへ
そこで僕を見ていた風景

二分前
いびつなY字 急な坂
右にはかすかな朱色の鳥居
その先に眠る長い石段
左は崖沿い 闇への上り道
すがりつく家
張りつく家
神域と人域の境界線
暗がりに二つ
小さな光
猫なのか
何なのか

一分前
遠ざかる車
夕餉の匂い
誰かの日常はまだ続いている
坂の向こう
ぼんやり灯る
あれは何だ
何を待ってる
何を聞きたい
何を知りたい
その時――

届いた言葉

「お前は大切なものを失う」

誰もいない
誰もいなかった
昨日と今日の狭間の辻で
大切なものって何なんだ
失いたくないものって何なんだ
探して 探して ここまで来たのに
その名前さえ僕は知らない
誰だ
誰だ
今の声は
誰だ
誰だ
僕に告げたのは
未来なのか
過去なのか
それとも――


二つの光はもう消えていた
坂の下を淡い残像が横切る
ゆらゆら
ふらふら
何事もなかったように
街は動いてる
灯りはともってる
誰かの暮らしは続いてる
なのに僕だけ
あの一言から
動けない


「お前は大切なものを失う」
これから失くすものなのか
もう失くしたものなのか
大切なもの
大切なもの
何度繰り返しても分からない
聞こえた声には歳もなく
男でも女でもなく
人ではない何かのように
僕の鼓膜を震わせた
だけどなぜ
だけどなぜ
こんなにも近く聞こえた
探していたのは何だった
欲しかった「べき」は何だった
答えはひとつもないままで
背中に朱い鳥居を感じて
僕はゆっくり坂を下りる


大切なもの
大切なもの
僕の大切なものって
何だ?

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