34歳会社員、いきなり双子の父になりました。
2026年6月。
34歳にして、父親になりました。
しかも、いきなり2人の。
男の子の双子です。
もちろん妊娠中から双子だということは分かっていたので、ある日突然2人の赤ちゃんが家に現れたわけではありません。
ベビーカーを調べて、チャイルドシートを用意して、ベビーベッドを準備して。
「双子育児、大変そうだな」
とは思っていました。
でも今振り返ると、当時の僕は「双子育児が大変」という言葉の意味を全然分かっていなかったと思います。
実際に始まってみると、
想像していた「大変」と、実際の「大変」はまったく別物でした。
そして同時に、想像していた以上に面白くて、かわいくて、不思議な毎日でもありました。
このnoteでは、
普通の34歳会社員が、いきなり双子の父になった生活
を記録していこうと思います。
初めての育児が、いきなり2人
僕にとって、今回が初めての育児です。
「1人育てた経験があって、次に双子」
ではありません。
育児レベル0の状態から、いきなり2人です。
おむつ交換も初心者。
ミルクも初心者。
ゲップも初心者。
沐浴も初心者。
赤ちゃんがなぜ泣いているのかも分からない。
そこに赤ちゃんが2人いる。
ゲームで言えば、チュートリアルを飛ばして、いきなり難易度HARDを選択したような感じです。
しかも説明書はありません。
「赤ちゃんは泣くもの」
それくらいは知っていました。
でも、
2人が同時に泣く。
これは想像以上でした。
1人にミルクをあげている最中に、もう1人が泣く。
「ちょっと待っててね」
と言っても、もちろん待ってくれない。
ようやく1人が寝たと思ったら、もう1人が起きる。
その子を寝かせたら、さっき寝た子が起きる。
やっと2人とも寝た。
「よし、俺も寝よう」
と思って布団に入る。
数十分後。
「オギャー!」
……もう次のターンです。
最初の頃は本当に、
「これ、いつ寝ればいいんだ?」
と思いました。
「双子かわいいですね」と言われるようになった
双子を連れていると、かなりの確率で声をかけられます。
「双子ちゃんですか?」
「かわいいですね」
「大変でしょう?」
ありがたいことです。
実際、双子が並んで寝ている姿はめちゃくちゃかわいい。
同じくらいの大きさの赤ちゃんが2人並んで、同じような格好をして寝ている。
写真を撮りたくなる気持ちも分かります。
僕自身、何枚撮ったか分かりません。
でも双子の親になってみて分かったことがあります。
外から見る双子と、家の中で見る双子はちょっと違う。
外では、
「かわいい双子ちゃん」
家では、
「ミルク!オムツ!ゲップ!寝かしつけ!次!」
です。
一日が完全にタスク管理になります。
「さっきどっちにミルクあげたっけ?」
「何時だった?」
「こっちはゲップした?」
「おむつ替えた?」
眠い状態でこれを繰り返していると、だんだん自分が何をしているのか分からなくなってきます。
双子育児って、
育児というよりオペレーションなんじゃないか?
と思うことがあります。
妻と義母と僕。とにかく夜を乗り切る
特に大変だったのが夜でした。
新生児の頃は夜中に泣くことも多く、まとまって寝られない日が続きました。
そこで我が家では、家族の助けも借りながら夜を分担しました。
一時期は、
22時30分〜3時ごろまでを妻と義母。
3時から朝までを僕。
そんな体制で回していました。
僕の担当は午前3時から。
これがなかなかすごい世界です。
午前3時。
部屋は真っ暗。
当然めちゃくちゃ眠い。
そこに赤ちゃんが2人。
1人が泣く。
ミルクを作る。
飲ませる。
ゲップさせる。
寝かせる。
その間にもう1人が泣く。
またミルク。
飲ませる。
ゲップ。
寝かせる。
時計を見る。
「もう5時か……」
外が少し明るくなってくる。
そして朝になる。
世の中が活動を始める頃、僕の中ではすでに一仕事終えたような感覚でした。
でも、不思議なことに慣れてきます。
最初は、
「無理だろこれ」
と思っていたのに、
数週間すると、
「はいはい、ミルクね」
くらいになってくる。
人間ってすごい。
というより、親になるとやるしかないのかもしれません。
「育休を取ればなんとかなる」と思っていた
僕は会社員です。
双子が生まれたタイミングで、約1ヶ月の育休を取りました。
育休に入る前は、
「仕事がなければ、まあ何とかなるだろう」
と思っていました。
甘かった。
育児には、
「勤務終了」がありません。
会社なら仕事が終わればPCを閉じられます。
育児にはそれがない。
朝も昼も夜も関係ありません。
そして、こちらの体調や予定も関係ない。
「今日は疲れているから明日にしよう」
ができない。
赤ちゃんは、
「パパ、今日疲れてそうだからミルク明日でいいよ」
とは言ってくれません。
当たり前ですが。
しかも双子なので、
1人のお世話が終わった=休憩
ではありません。
もう1人がいます。
育休中に初めて、
育児って本当に「仕事」とは違う大変さがあるんだな
と思いました。
どちらが大変という話ではなく、種類が全然違う。
会社の仕事は、ある程度自分で順番を組み立てられます。
赤ちゃん相手では、そんな計画は簡単に崩れます。
そして育休が終わった
約1ヶ月の育休を終えて、仕事に復帰しました。
現在は在宅勤務が中心です。
これなら比較的、育児と両立しやすい。
僕も最初はそう考えていました。
実際、通勤時間がなく、何かあったときにすぐ家族を助けられる在宅勤務は本当にありがたいです。
ただ、ここで新しい問題が出てきました。
「家にいるけど、仕事中」問題です。
僕は家にいる。
妻もいる。
赤ちゃんもいる。
隣の部屋から泣き声が聞こえる。
当然、
「大丈夫かな」
と思います。
でも仕事中なので、会議もあるし、締め切りもあります。
一方で妻からすれば、
「家にいるなら少し手伝ってほしい」
と思うのも当然です。
双子が2人同時に泣いている。
僕はPCの前にいる。
この状況で、
「仕事中だから」
と完全に無視するのも難しい。
在宅勤務と育児は相性がいいと思っていました。
でも実際には、
仕事と家庭の境界線がなくなる
という難しさがありました。
これは今でも試行錯誤しています。
双子育児で、夫婦も余裕がなくなる
これは綺麗に書いても仕方がないので、そのまま書きます。
双子が生まれてから、夫婦でイライラすることも増えました。
原因はシンプルです。
2人とも疲れているから。
寝不足。
赤ちゃんは泣く。
自分の時間は減る。
妻は日中2人を見る時間が長い。
僕は仕事がある。
お互い、
「自分も頑張っている」
という気持ちがあります。
だから、ちょっとした一言で空気が悪くなる。
「なんで今来てくれなかったの?」
「仕事してたから」
「でも2人とも泣いてたよ」
こういう話になる。
冷静な状態なら、
「お互い大変だよね」
で終わることでも、睡眠不足の状態ではそう簡単にいきません。
双子育児を始めてから、
育児は赤ちゃんを育てるだけじゃなく、
夫婦がどうチームとして動くか
もかなり重要なんだと感じるようになりました。
そしてこれは、まだ僕たちも正解が分かっていません。
それでも、2人いるから見られる景色がある
ここまで読むと、
「双子育児、地獄じゃん」
と思うかもしれません。
確かに大変です。
これは否定できません。
でも、面白いこともたくさんあります。
同じ日に生まれた2人なのに、性格が少しずつ違う。
泣き方も違う。
寝方も違う。
ミルクの飲み方も違う。
抱っこしたときの反応も違う。
「双子だから似ているんだろうな」
と思っていたのですが、毎日見ていると、
ちゃんと別々の人間なんだな
ということが分かってきます。
そして、たまに2人が並んで静かに寝ている瞬間があります。
その瞬間だけは、
夜中に何回起こされたことも、
ミルクを何本作ったかも、
さっきまで泣いていたことも、
ちょっと忘れます。
「かわいいな」
と思う。
たぶん親って、こういう数分で回復しているんだと思います。
「パパ目線」の双子育児を残してみたい
このnoteを始めようと思った理由の一つが、
普通の会社員パパが何を考えて、どう生活しているのか
という記録を残してみたいと思ったからです。
僕は育児の専門家ではありません。
子育ての正解を教えられるわけでもありません。
むしろ毎日、
「これでいいのか?」
と思いながらやっています。
だから、このnoteでは偉そうな育児論を書くつもりはありません。
書きたいのは、
実際に双子が生まれたら生活がどう変わったのか。
例えば、
・双子の夜泣きは実際どうなのか
・パパ1人で2人を見るとどうなるのか
・育休1ヶ月は短かったのか
・在宅勤務と双子育児は両立できるのか
・双子が生まれるといくらかかるのか
・本当に必要だった育児グッズは何か
・双子ベビーカーをどう選んだのか
・夫婦の育児分担をどうしているのか
・仕事と育児をどう両立するのか
・父親になって自分自身がどう変わったのか
こういう話です。
成功した話だけじゃなく、失敗したことも書きたい。
「これ買わなくてもよかったな」
とか、
「このやり方失敗だったな」
とか、
「このときは普通にイライラしてしまった」
とか。
SNSを見ると、どうしても育児のかわいい瞬間が目に入ります。
もちろん、それも本当です。
でも、
午前4時にミルクを作りながら放心しているパパも、たぶん同じくらい本当です。
僕はそっちも残しておきたい。
いつか、この生活を忘れる気がする
そしてもう一つ。
このnoteは、将来の自分のためでもあります。
今は毎日が濃すぎて、
「こんなの絶対忘れないだろ」
と思っています。
でも、きっと忘れます。
夜中に何回起きたか。
初めて笑ったとき。
ミルクを飲みながら寝落ちした顔。
2人同時に泣いて途方に暮れた夜。
夫婦でイライラしたこと。
初めて2人を連れて外に出た日の緊張。
ベビーカーを押しながら、
「俺、本当に父親になったんだな」
と思った瞬間。
たぶん10年後には、かなり忘れている。
子どもたち自身は、もちろん覚えていない。
だから記録しておきたい。
そしていつか2人が大きくなったとき、
もしこのnoteが残っていたら、
「お前らが赤ちゃんの頃、父ちゃんこんなこと考えてたんだぞ」
と見せられたら面白い。
その頃には、
「キモいからやめて」
と言われるかもしれませんが。
それはそれでいい。
34歳、父親歴3ヶ月
34歳。
会社員。
父親歴はまだ3ヶ月ほど。
しかも子どもは双子。
分からないことだらけです。
正直、
「父親になった実感ありますか?」
と聞かれても、まだうまく答えられません。
仕事をして、
ミルクを作って、
オムツを替えて、
寝かしつけて、
また仕事をして。
毎日それを繰り返しているうちに、
気づいたら父親になっていた。
そんな感じです。
これから寝返りして、
離乳食が始まって、
ハイハイして、
歩いて、
しゃべるようになる。
保育園にも行く。
病気もするでしょう。
兄弟喧嘩もするでしょう。
今より楽になることもあれば、別の大変さも出てくるはずです。
僕自身も、
仕事との向き合い方や、
お金の使い方や、
家族との時間の取り方が変わっていくと思います。
その全部を、
「双子パパ側から見た記録」
として残してみようと思います。
最後に
双子が生まれる前の僕に一言言えるなら、
こう言います。
「お前が想像してるより大変だぞ。でも、想像してるより面白いぞ。」
たぶんこれが一番近い。
大変。
眠い。
イライラする。
お金もかかる。
自分の時間もなくなる。
それでも、
朝起きて2人の顔を見ると、
「今日もやるか」
と思う。
そんな毎日です。
まだ父親になって3ヶ月。
双子育児について偉そうに語れることなんて何もありません。
だからこそ、
初心者の今しか書けないことを書いていこうと思います。
育児がうまいパパのnoteではありません。
普通の会社員が、いきなり双子の父親になって悪戦苦闘するnoteです。
同じように双子育児をしている人。
これから双子が生まれる人。
パートナーが双子を妊娠して、
「俺、何すればいいんだ……」
と思っているパパ。
そんな人に、
「うちもこんな感じだよ」
と伝えられる場所になればいいなと思っています。
2026年6月。
僕の人生に、2人の息子が同時にやってきました。
まだ始まったばかりです。
これから、この2人と一緒に、
僕も父親になっていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これから、双子育児のリアルや、育休、仕事との両立、買ってよかったもの、お金のことなどを「双子パパ目線」で書いていく予定です。
同じ双子パパ・双子ママの方や、これから双子を迎える方に読んでもらえたら嬉しいです。
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次回は「双子育児、想像以上にキツかったこと7つ」を書いてみようと思います。
双子育児が始まって3ヶ月。
「夫婦2人だけで全部やる」のをやめた話も書きました。
