UNISON SQUARE GARDEN、再会を願う
the pillows、フジファブリックと長らく頻繁にライブに行っていたバンドが次々と解散/活動休止をする中、今年も、である。明日。UNISON SQUARE GARDENが活動休止前最後のライブを行う。
ざらっとした想いはポッドキャストで話したし、自分の中のユニゾン論的なものはシングルコレクションの記事に込めたつもり。なのでここでは簡潔に、ユニゾンの魅力を書き残しつつ、再会を願うために今まで書いてきたユニゾン関連のnoteをまとめておく。そうしみったれたくはないね。きっと戻ってくると、田渕と斎藤はユニゾンを諦めないはずだと、今は信じたい。
初めてユニゾンを観たのは2014年、tthe pillowsの結成25周年を記念した対バンツアー『NEVER ENDING STORY』の福岡公演。まだシュガビタ前、ピロウズとの関係性もまだ知れてない頃ゆえにあまり盛り上がってはいなかった。しかし、だけども、その爆裂なステージングに魅了された。なんというか、選曲がどうこう、とかではない、圧倒的な高揚感にグッと掴まれた。
そこから同じ年の『Catcher In The Spy』のツアーに行く。まだ当日券も売ってた時代。これで完全に射止められたし、追っていくバンドなんだろうなぁと思った。「WINDOW開ける」とかが凄かったんだよな、、、こんな時間も生み出せるバンドなのかと。年末にはイベントでも観た。良いセトリ。アンコールで「instant EGOIST」をあっさりやって終わるのとか、やばい。
やはりユニゾンのライブは相当やばい。ピロウズとの対バンの尺では伝わりきれてないヤバさが今回ばっちり届いてきた。ロックバンドとしてのスリルとポップソングの気持ち良さが乱闘しながらこっちに向かって突進してくるみたいな感覚。曲を重ねていくたびにとんでもない快楽があった。最高でしかない。
— 月の人 (@ShapeMoon) September 28, 2014
ユニゾン終わり!Zeppのサイズを簡単に飛び超える曲のデカさ、そしてパフォーマンスの軽やかさ、全てがトリに相応しい圧巻のライブだった。このサイズでの「オリオンをなぞる」は破壊力満点でした。泣き狂った。完全にずっと観続けたいバンドだわ。 pic.twitter.com/ZbKPGo53hR
— 月の人 (@ShapeMoon) December 25, 2014
ただ2015年はテスト期間だったかで『DUGOUT ACCIDENT』のツアーは行けず。シュガビタ旋風のために2016年の『Dr.Izzy』のツアーはめちゃくちゃ苦戦してセブンイレブンに張り付いた記憶。ようやく取れた長崎公演。今まで観たユニゾンで最小キャパだった。「君はともだち」、聴けて嬉しかった。年末にはCOUNTDOWN JAPANでも観た。恐らく室内では最大キャパで観たユニゾン。どっちでもやべえな、と思った。熱量が変わらない凄さ。
今年で言えばミスチル級にプラチナチケットな気がする、ユニゾン長崎。星野源を取れなかった怨念がこれを獲得させたのだきっと。整理番号はとっくにキャパを超えていた笑。心して向かう!Dr.Izzy年間何位だろう、聴けば聴くほど良いんだよなー pic.twitter.com/PRkWpqZvns
— 月の人 (@ShapeMoon) August 8, 2016
12/30 CDJ、
— 月の人 (@ShapeMoon) December 30, 2016
UNISON SQUARE GARDENで締め!!MCなし、アンコールなし、50分を駆け抜ける最高のロックショー。セトリ、この振り切れ具合。シングル曲はシュガビタのみ、なのにずっと最高潮、やりたい放題の選曲でここまでユニゾンは飛んでける!#CDJ1617 pic.twitter.com/VZmjIdU3mA
2017年は9mmの対バンと年末のワンマンで観た。9mmとの共演は後追いでユニゾンを知った身からすると納得感しかない同年代対バンであり、徐々にユニゾンと他バンドとの文脈の結びつきがしっくりき始めた時期。クリープハイプとのあれこれもこのくらいの時期に知った記憶。国試直前の時期だったけど、これは行っといてよかったな、と。今振り返ってみても、この「One roll,one romance」ツアーはセトリが最も好みだった。
「fun time HOLIDAY 6」@福岡ドラムロゴス、終了!ユニゾンと9mm、色味やベクトルは違えどハイパーなサウンドを追究するバンド同士、いつも以上にギラギラでキラキラしたライブが観れた。光も闇も混ぜこぜにして、ロックでかっ飛ばす美学がこの2組にはある。きっといつまでも! pic.twitter.com/wtRd8iypru
— 月の人 (@ShapeMoon) May 10, 2017
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@福岡DRUM LOGOS、終了!良い曲を良い顔と良い腕(と動き)で演奏する、それがたまらなく偉大で尊い!と感じるライブだ。三方向のエネルギーが一曲に集まる美しさ! pic.twitter.com/PXDPv0A73F
— 月の人 (@ShapeMoon) December 4, 2017
2018年からはホールワンマンが定番化した印象。この頃からMCも一切やらなくなった。『MODE MOOD MODE』のツアーは楽曲のモチーフで冬→秋→夏→春と季節を遡っていくような物語性の高いセトリが物珍しかった。あと印象深さで言えばダントツの、雷雨中断からユニゾンで再開になったNUMBER SHOT 2018。短かったけど胸に刻まれた。この頃から西日本のフェスにも頻繁に来てくれるように。貴雄のドラム、大好きだったなぁ。
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2018「MODE MOOD MODE」@福岡市民会館、終了!いやー、花マルでしたー!過多で濃密!なのに無駄がない!どういう音楽?!待望のホールでのユニゾン、凄まじい見晴らし!初めてしっかりタカオスズキのプレイを観れたよ、激しいのにスマート、少しのユーモア、とんでもない!
— 月の人 (@ShapeMoon) May 13, 2018
#NS2018 感想⑤UNISON SQUARE GARDEN
— 月の人 (@ShapeMoon) July 22, 2018
雨上がり、夕暮れ、中断からの復活という劇的な瞬間にも、スマートに通常営業をかましつつ、それでもいつもよりどこかフェスの再開に安堵しての祝祭感も。どこを切り出してもポップでアクロバティック、最高。シュガビタでは貴雄が目隠しドラムプレイ。沸いてた。 pic.twitter.com/fiNy6Y5hZq
2019年からはnoteに、ツアーの感想のみならずディスクレビューなども書いてきた。Real Soundに寄稿した記事もある。オンラインライブもあったなぁ。そしてこの頃から、あれこれ読み直して思うのが、なんというか、ユニゾンについては繰り返し何度も同じようなことを書いているということだ。これは決してネガティブな話ではない。ユニゾンを観る時/聴く時に得られるピュアな高揚感は、言葉での形容をなかなか寄せ付けてくれないのだ。
そしてこれこそがユニゾンの最大の魅力なのだと思い当たる。私はいつもライブに面する時、その文脈やストーリー性を込みで感動することが多いのだがユニゾンはただ音楽だけを叩き込まれてぶっ飛ばれるのだ。無論、様々な意味や意義が選曲にはあるのだろうがそれをさておける、ただ音楽であるという迫力。これをポップな歌モノでやりきっている点が最高なのだ。これはきっとユニゾンにしか為せない。
この記事はここから記事リンクを貼り続けて終わる。これぐらいにしておかないと、しみったれた気分になってくる。やっぱり、どうあれ、戻ってきてほしい。あのドラムの穴を埋めるのは難しい。それはわかる。しかしユニゾンの音楽がライブの場で放たれない未来は耐え難い。再会を願わせくれ。敬具、結ばせないでくれ。あなたたちは正しいのだから。
