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足掻く日、もがく日

人生には、うまく進む日があります。

やることが片付き、人間関係も穏やかで、自分の進む方向も見えている日です。

一方で、何をしてもうまくいかず、足掻いてばかりの日もあります。

努力しているのに結果が出ない。

考えても答えが見つからない。

前に進みたいのに進めない。

そんな日です。

私たちはつい、足掻いている自分を否定してしまいます。

「もっと上手くやれるはずだ」

「こんなことで悩んでいる場合じゃない」

「成長していない」

そう考えてしまうのです。

けれど、本当にそうでしょうか。

足掻く日ともがく日は、多くの場合、変化の途中で起きています。

新しい環境に入ったとき。

人間関係が変わったとき。

価値観が揺らいだとき。

人生の選択に迷ったとき。

今までのやり方が通用しなくなり、新しい答えもまだ見つかっていない状態です。

だから苦しいのです。

私たちは答えがある状態には慣れています。

しかし、答えがない状態には慣れていません。

そのため、「分からない」という状況そのものを失敗だと思ってしまいます。

日常にも似た場面があります。

仕事で思うような成果が出ない。

子育てや家庭のことで悩む。

人間関係がぎくしゃくする。

将来への不安が消えない。

そんなとき、多くの人は早く答えを見つけようとします。

苦しさを終わらせたいからです。

しかし、本当は答えを探しているのではなく、不安から逃げたくなっていることがあります。

だから焦ります。

だから無理に結論を出そうとします。

けれど、人生には考えてもすぐに答えが出ない問題があります。

むしろ、時間をかけてしか分からないことの方が多いのです。

ここで誤解されやすいことがあります。

足掻くことは悪いことではありません。

もがくことも悪いことではありません。

問題なのは、足掻いている自分を否定することです。

足掻くということは、まだ諦めていないということです。

もがくということは、より良い方向を探しているということです。

何も感じなくなった人は、そもそも足掻きません。

悩みません。

苦しみません。

足掻く日ともがく日は、自分が真剣に生きている証拠でもあるのです。

大切なのは、答えを急がないことです。

今日は答えが出なくてもいい。

今日は前に進めなくてもいい。

ただ考え続けているだけでも意味があります。

なぜなら、人は考え続けた問題に対して、ある日突然見方が変わるからです。

成長は一直線ではありません。

停滞しているように見える時間があります。

迷っているように見える時間があります。

しかし後から振り返ると、その時間が土台になっていたと気づくことがあります。

足掻く日も、もがく日も、人生の無駄な時間ではありません。

むしろ、自分の価値観を作り直している時間です。

だから今日は、うまくできなくても大丈夫です。

答えが見つからなくても大丈夫です。

足掻いている自分を責めるのではなく、

「今は人生の途中なのだ」

と考えてみてください。

それだけで少し心が軽くなるかもしれません。

あなたが穏やかな日々を過ごせますように。

私は「思考回路を整える」をテーマに発信しています。

人間関係、お金、不安、感情。

複雑になった思考を整理し、生きやすくするための文章を書いています。

はじめましての方はこちら。

「思考回路を整える」


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