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怠け者って、形だけは科学の体裁を持っているけど、中身がない人を指しているのですね 連載 超訳 プロレゴメナ 98 読書会編66

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超訳プロレゴメナ読書会 第六回から
 
ディスカション(承前)

栗林雄太:
 このディスカッションで、ウェルギリウスのうたで助言を閉じた意味が分かってきました。

  雌蜂たちは怠け者の雄蜂を、その群れから追い出した。

 怠け者って、形だけは科学の体裁を持っているけど、中身がない人を指しているのですね。
 
山際このみ:
 そうだよ! 中身がスッカラカンの人たちを指しているんだね。
 
曽根康夫:
 でも今のこの国では、そんな人たちが大事にされていて、真の科学を追及している人たちは無視されています。この国が破綻に邁進している原因はそこにあるに違いないと思っています。
 
前島幸太郎:
 多くのことにたいして、長い時間をかけて育てることを忘れてしまって、即効性があるものばかりを求めているからでしょう。その結果が、多くの問題を山住みにしました。
 少子化や、夫婦別姓の未承認などはまったく違う問題のように観えますが、基因は安易な考え方がまかり通っていることにあるはずです。
 
山際このみ:
 何も考えていない政治家の一人が、少子化は女が子ども産まないのが原因だって言ってる、だけど子どもが産めるだけの余裕もなくなっている現実をまったく見てないよ!
 
曽根康夫:
 でも、どんな状況になっても、諦めてしまう人は、この中にはいないって、ぼくは信じています。
 
前島幸太郎:
 真の科学の確立のためには、苦難にあっても諦めないってことが必要なのでしょう。序説の最後のほうは、それを考えさせる文章になっています。 

 形而上学の問いにおいては、彼らの無知がたしかに他人の知識に対してはっきり浮き立つことはない。だから無知な者が、大家のように語り、恥じることもなく判断を下すのだ。
 しかし確立された批判的原則を明確に捉えることができた後は、無知な者たちが不要なだけでなく存在そのものが害毒であることが、明確に浮き立つことが明らかになっている。

本編15

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