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DEEP Roboticsの圧巻な四足歩行ロボット—ヒューマノイドロボット中国視察3日目

3日目は、Unitreeと同様に杭州Six Little Dragonsの一角であるDEEP Roboticsを訪問しました。今回の中国滞在では最後のアポです。本当はAgiBotもアポが取れたのですが、急遽都合が合わなくなり、これが最後でした。

3日間で訪問した企業の中で、正直ここが一番完成度が高いロボットを提供していました。

2日目はこちら。

DEEP Roboticsは海外からの注目度も高く、中国国外では北米の売上が最大で、次いでアジア(主に日本、韓国、シンガポール、台湾)が続くそうです。

実際、本社には外国人の視察グループがひっきりなしに訪れていました。訪問後に立ち寄った近くの中華料理店も、DEEP Roboticsを視察した各国のグループで賑わっていたほどです。

DEEP Roboticsは2017年に創業した四足歩行ロボット専門メーカーです。

一応ヒューマノイドロボットも作ってはいる

Boston Dynamicsの四足歩行ロボットに触発されたと言われており、Boston Dynamicsが開発したQDD(準直動駆動)と同様の発想でモータ制御と軽量トルク関節構造を中国独自に開発したのが創業のきっかけだそうです。その数年後にはUnitreeも創業し、中国での四足歩行ロボット開発競争が加速しました。

前日のUnitreeでもヒューマノイドロボットと四足歩行ロボットを見せてもらったので、似たようなものだろうと思っていたのですが、DEEP Roboticsで見た四足歩行ロボットの動きには度肝を抜かれました。

とにかく動きが機敏で、高い段差すら軽々と乗り越えます。前後対称のデザインなので、Uターンという概念すらありません。どちらが前でも後ろでも、瞬時に方向転換できるのです。

ユースケースも非常に明確でした。

特に政府・企業向けモデルは、工場や発電所など、人が立ち入るには危険な環境(-20度から55度まで耐えられる…!)での偵察・監視が主な用途です。

一度施設内の地図をマッピングすれば、あとは自律的に巡回し、カメラやセンサーで収集した情報をリアルタイムでダッシュボードに送信してくれます。

つい先日、彼らが開発したDeepVLA 1.0を活用した自律的なデリバリーのデモも行っていました。階段も登れるのが強いです。

バッテリーは約1時間半の稼働時間ですが、これも問題ありません。充電が必要になると自動で充電ステーションに戻り、フル充電後は再び巡回任務に戻っていきます。完全に自律的な監視システムです。

こういう充電ドックに自分で戻ってきて充電していく

すでにグローバル市場にも展開しており、四足歩行ロボット分野では世界トップクラスの地位を確立しています。


DEEP Roboticsはコンシューマー向けにも四足歩行ロボット「Lite 3」を展開しています。

こちらも想像以上の俊敏さに驚かされました。

コンシューマー向けとはいえ、価格は約60万円とまだまだ高額ですが...。

Lite 3にはLiDAR搭載モデルもあり、一度環境をマッピングすれば完全自律走行が可能になります。

さらにNVIDIA GPU搭載モデルもラインナップされており、こちらはLLMの推論をエッジ側でローカル実行できるのが特徴です。

Lite 3は二次開発にもオープンな設計で、研究用途でも人気があります。UnitreeやBooster Roboticsと同様、充実したドキュメントとSDKが提供されており、カスタマイズの自由度は高いです。

実際の開発事例もいくつか見せてもらいました。特に印象的だったのは、Lite 3の背中にトレーを載せて配膳ロボットにしたり、タブレットを搭載してテレプレゼンスロボットとして使うケース。まるでケンタウロスのような使い方で、四足歩行の機動性を活かしたユニークな応用例でした。

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東南アジアで起業して5年半ほど奮闘しましたが、2024年末に撤退して2025年からは日本を拠点に次の…

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