母と相貌失認と発達障害②
母と相貌失認と発達障害①はこちらです。
色々な事で眠れなくなっている時に、私はカウンセリングを受けることになりました。
そのカウンセラーさんは、私が家族のマイナス部分を引き受けているというのを知って、「そういう時の責任が、もしあるとするならば、育てた親であって、少なくとも兄弟である、あなたではありませんよ」と言ってくれました。
カウンセラーを紹介してくれたのは、心理学を学んだ従姉妹で、従姉妹からは、皆があなたにもたれかかるので、家族を捨てて外国にでも行った方がいいと、以前から良く言われていました。
従姉妹は心理学を勉強していたことや、会社を経営しているだけあって、自分にとってマイナスなもの、嫌なものを、自分から遠ざけ切り捨てる事を、自然とやっています。
こう書くとちょっと冷たいと思うかもしれませんが、私の母は苦労して生きてきた人なので、母の親戚からはよく私に、あなたは結婚しないで一生母親の面倒をみるべきだと、子供の頃からずっと言われて続けていました。
それを知っている従姉妹(父方)が、それはおかしいと、私の事を気遣って言ってくれたことなのです。

母の父親は、母が生まれる前に戦死していて、母は子供の頃、祖母の弟夫婦に育てられました。
祖母の弟、叔祖父はとても温かい優しい人でしたが、その奥さんは、明るく頭が良く、その歳にしてはかなり珍しく、都会的なリベラルな人でした。でも実際は、表と裏の顔がある人だったようです。
私の叔祖母の印象は、優しくすごく倫理的なことを言うけど、本当はどう思っているのかわからない人、でした。
母の勉強が出来ない部分や、温かみのない性格も、この育ちが関係しているのだろうと思っています。
ただ叔祖父は、母の勉強の出来なさを、かなり心配していたようです。叔祖父夫婦の教育が悪かったというよりも、母自身の問題ではないかと思っています。実際、叔祖父夫婦の子供は、しっかりとした大学に進学しています。

母は見た目も極々普通で、自分の障害傾向を指摘もされず、多分今でも自覚もせず生きているのだと思います。
母は整理整頓が出来ず、例えば何か物を買ってきた時に、本当に適当に空いている所にしまいます。食用油の隣に洗剤を置くみたいなこともします。なので、使う時にすぐ見つける事が出来ずに、もうなくなったと思い、新しい物を買ってきてしまうことが良くあります。
でも調味料はここしか置かないとかの、ある程度の規則性があれば、適当にしまうよりは探しやすくなります。極々普通の人は、何も考えずとも自然に出来ているところだと思います。
甥も発達障害傾向があるのですが、甥は私が言った規則性はよく理解してくれますが、母は何故かわからないようです。
発達障害は遺伝するという研究もありますが、必ずしもそうなる訳でもなく、環境がかなり関係しているのではと言われています。
せめて甥には、これからの人生が少しでも楽になれるように、私がわかることは伝えたいと思っているのですが、その気持ちを本質的にわからない母が、結局邪魔してきます。
甥のことはまたいつか書きたいと思います。

