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チダイの塩焼きとカツオのたたきで節約晩酌。けれど、贅沢晩酌。

 投稿が前後してしまうが、一昨日の晩酌報告を。

 地震明けの火曜日。
 食材は、週末に買い出し済だった。冷蔵庫には野菜が、冷凍庫には魚があるのは分かっていた。本来なら買い物せずまっすぐ帰宅する予定だった。
 けれど、前夜の地震。
 万が一に備えて、少し多めに食料を備蓄しておこう。そう思って仕事帰りに立ち寄ったのは、いつもの地元スーパーマーケット「生鮮館むらぬし」さんだった。

 日持ちする乾麺などをいくつか買い物かごにいれた後、せっかくなので魚も買い足そうと鮮魚コーナーに足を運んだところ、半額シールが貼られている宮城県産のチダイが目に留まった。
 体長20センチ超。チダイとしては立派なサイズである。
 半額セール品とあり、賞味期限は当日だった。けれど目は濁っておらず、ドリップも全く出ていない。まだまだ新鮮である。
 チダイは、ウロコやワタの下処理がされていない、まるごと1匹の状態での販売だった。捌く手間がかかるがゆえに敬遠され、売れ残ってしまったのかもしれない。
 けれど、チダイである。煮ても焼いても絶対美味しい。
 それが、〇〇円(あまりに安すぎるので価格は自主規制)。
 買わない理由が無い。

 さらに、お買い得品のカツオのたたきにも値引きシールが貼られているのを目にし、買い物かごへ。

 結果、この日はいつも以上に、身体にも家計にも優しい食卓となった。

2025.12.9.晩酌風景
宮城県産のチダイの塩焼きとカツオのたたき


 チダイは三枚におろしてから強めに塩を振り、グリルで焼いていただいた。
 ふっくらとした上品な身はもちろん、皮まで美味しい。

 ちなみにチダイの頭と中骨はよく洗って水気を切り、ジップロックに入れて冷凍保存した。
 後日、あらで出汁を取って鍋にするのが楽しみだ。
 いや、鍋もいいけれど、温麺の汁にしても美味しそうだ。
 いやいや、今が旬の大根と合わせたほうが、鯛の上品な旨味が引き立つのでは。
 魚をまるごと一匹買うと、楽しみが広がる。それもまた、楽しくて嬉しい。

 一緒に買ったカツオのたたきも美味しかった。
 こちらも、「解凍」との表示がされた特売品。けれど、最近は冷凍ものでも本当に美味しい。臭みなど全く無く、もちもちっとした食感と香ばしさが嬉しい独特の味わい。
 添えられていたカツオのたたき専用のタレがまた美味しく、得した気分。


 この日の副菜には、1束99円のカブが大活躍。

2025.12.9.晩酌風景 副菜の部
宮城県産のカブの葉のお浸し
カブと豚小間肉の中華風煮物
カブの皮の梅紫蘇和え
和歌山県産の柿に石巻の柚子の絞り汁をかけたもの


 今が旬のカブは、私も夫も大好物の根菜。
 まずは、買い置きしてあった豚小間肉と合わせて中華だしで煮込む、定番の一品。挽き肉と合わせる時はとろみをつけるけれど、この日はさらりと仕上げた。
 さらに、カブの皮でも一品。刻んだカブの皮にアジシオを振って揉み、梅干しに入っていた紫蘇を刻んだものと合わせれば、箸休めになる漬物風の一品に。
 葉も美味しくいただいた。しっかり塩茹でしてから胡麻だれをかけてお浸しに。葉物野菜のような甘味が嬉しい。


 蕎麦猪口に盛り付けたのは、こちらも今が旬の柿。
 今年はお買い得の柿がスーパーマーケットの店頭にたくさん並んでいるので度々買い求めている。
 これまで果物を食べるのは、たいてい食後だった。
 けれど、先日SNSで目にした「柿にレモンや柚子を絞るとさっぱりして美味しい。果物じゃないみたいな味になる。」との情報が気になり、試してみることにした。
 1個65円の柿は、まだ固くパリパリとした食感ながら甘味はたっぷり。
 この柿に、石巻の義実家でご近所さんからいただいた柚子をぎゅっと絞ってみた。
 食べてびっくり。
 口の中で、柿が柿じゃなくなる。いや、確かに柿なのだけれど、柚子の酸味が加わると、「これは何?」と一瞬戸惑う不思議な美味しさに変わるのだ。
 爽やかな味わいの前菜。面白い。そして、美味しい。



 お米や調味料を別にすれば、この日の晩酌の食材費は700円ほど。
 「切り詰めるぞ!」と意気込んで生活しているわけではないけれど、結果的に節約晩酌となった。
 安くて美味しい旬の地元食材は、本当にありがたい。
 おかげでこの日も、ささやかながら幸せな晩酌のひとときを過ごした。




 熊禍の影響によって、私が暮らす宮城県を含む北日本の各地では、観光客の減少が伝えられている。
 そこに加えての、今回の地震である。

 諸々備えてはいるけれど、その一方で、自粛ムードに陥らぬようにも気を付けたいと思う。


 ちなみに我が家は年末年始の仕事の休みを利用して、ちょっとした旅行を予定している。
 こんな状況でもあるので、県外とはいえ車で行ける範囲の近い場所ばかりではあるけれど。
 でも、久しぶりの場所ばかり。
 今から楽しみだ。


 毎日の暮らしは節約を楽しみながら、旅先ではケチケチせずに、楽しく美味しく散財するのが我が家のスタイル。
 それは、この夏の能登半島旅行の際と同様。


 楽しいことに向けて稼ぐと思えば、日々の仕事にも一層気合が入るというもの。
 さぁ明日も頑張ろう。
 自分は、自分の仕事を。




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