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読書メモ:八咫烏⑥弥栄の烏

一気読みした八咫烏シリーズの読み直し、第6巻「弥栄の烏」。前巻の玉依姫の時間軸を、八咫烏視点で描かれたもの。山神の怒りに触れ亡くなった/重傷を負った、「数いる八咫烏のひとり」は誰なのかが明らかになったり、1巻のあせびに似た、背筋がぞっとする雪哉の言動が垣間見れる巻。

思わず押し黙ってしまった長束を見た路近は、ひどく楽しそうだった。
「貴方は、真の金烏の味方なのですか?それとも、弟御の味方?」

『弥栄の烏』阿部智里 文春文庫より

皆が苦悩して、それぞれに真実がある。

茂さんを亡くしてから、これまで以上に冷酷に、目的に向かって突き進んでいるようにみえた雪哉が、最後に涙した。
新たな命に、何を想ったのだろう?

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