読書メモ:八咫烏①烏に単は似合わない
ここ数日の天気のせいか、ちょっと喘息気味で無理したくない感じ。大人しく自宅でゆっくりしようと思って、一気読みした八咫烏シリーズを改めて読み直してみた。
山神を信仰し、人の形に転身できる「八咫烏」の世界…というと和風ファンタジーだけれども、話自体は、若宮の后選びに参じた東西南北の貴族の姫を巡るミステリー色が強い。
宮中の権力闘争をベースに、第1巻である「烏に単は似合わない」が后候補視点、続く第2巻が同じ時間軸を若宮側視点で描いている。
第1巻では第1章で東家のあせび、第2章で南家の浜木綿、第3章で西家の真赭の薄、第4章で北家の白珠と各后候補視点で描き、第5章でこれまでの違和感やひっかかりが集約されて、一気に薄ら寒いサイコホラーになる。
八咫烏シリーズを通じて、後半で一気に逆転し怒涛の展開をするつくりで、ちょっとずつ読み進めるというよりも1冊一気に読みたいというか、ちょっと癖になる刺激感。
個人的にちょっと刺さった言葉。
自分の意思を無視されることと、どうせ無理だと諦めることは、天と地ほどに違うのだということを、分かっているのか?
嘆くばかりでなく、動かないとね!
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