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多くの受験生に「大不評」なのに、どんどん進んでいく「効率化のアルゴリズム」【本末転倒もコスト削減に勝てない?】

高校生や受験生を抱える多くの保護者が実感しておられるだろうと思うことがあります。

それが模試の値段の高さです。

保護者世代が受験生だった頃から比べると、倍の価格では済まない模試もあります。
河合塾の2025年度模試の料金表(一般向け)は↓ですが、

あり得ない程高い。1万円の壁を突破するのは、時間の問題でしょうか。

模試を作成する側としては、それなりのコストはかかっており、サービスも充実させているということなのでしょう。

上記記事より

復習の為のサポートや解説授業まで展開していますが、必要なことなのかは疑問が大きいと思っています。

ところが、この模試ですが、河合塾に限らず、どの模試も徐々に進行しているのが、「紙で解答解説を配らない」ことです。

この点については、多くの受験生に「大不評」です。

塾に来ている生徒たちの声もそうですし、ネットでも散見されています。

これは、タブレット端末配布している私立高校の定期テストや宿題の解答配布についても、同様の意見があります。

これについては、ユーザーフレンドリーの視点などなく、情報を提供する側の手間とコストが優先されている結果だと思っています。

そもそも、教育機関なのに、「教育効果を確認しない」姿勢には、疑問しかありません。効果を調べていないか、調べようとしないか、デジタル化を担当する会社の言い分を鵜呑みにしているかのどれかだろうと見ています。

この現実は、4年前に書いた↓の記事と状況は変わっていないどころか、

デジタルの問題点が、あのころよりもさらに可視化されている。

デジタル化のメリットである複製コストの劇的な低減に目が眩んで、コストを下げることに猛進(妄信?)するあまり、教育効果を下げることに無頓着なのは、何の冗談なのかとさえ思います。

模試は共催形式が増えてきており、徐々に寡占化が進んでいます。

「模試は必要なんでしょう?だったら、高料金でも受けるしかないでしょう。デジタルで復習が面倒なので、紙で出して欲しい?それは甘えですよ」という発想なのでしょうか。

ここのところ、模試が荒れていると実感していることもあり、さらに高校も模試の任意性による選択受験も増えた。
「〇〇模試は受けるべきでしょうか?」という受験生の相談にも、「××模試を学校で受けるのなら、無理をして受けなくていいんじゃない?」と答えています。

模試を受ける代わりに、問題集を数冊買う方が「教育効果」は間違いなく高い。

デジタルは、金になる、手間が省ける、そのための手段ではないはず。生徒や受験生の「声」を黙殺してのデジタル化とは何なのか。この辺りは、教育関連に携わる大人はもう少しよく考えるべき段階に来ているのではと思っています。


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