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警察庁が「本物はビデオ通話しない」と断言する理由。— 2026年、映像すら疑わなければならない『劇場型詐欺』の進化と対策


皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です。

私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネスのスタートアップです。



新しい年が明けましたが、私たちのスマホの向こう側には、相変わらず「悪意」が潜んでいます。昨年末、警察庁の公式X(旧Twitter)が投稿した、ある強いメッセージが話題になったのを覚えていますか?


「大切なことなので何度でもお伝えします。“ホンモノ”の警察はスマホで警察手帳や逮捕状を絶対見せません」


なぜ、警察庁はこんな当たり前のことを、必死に叫ばなければならないのか?それは、ビデオ通話越しに「偽物の制服と手帳」を見せられ、騙される人が後を絶たないからです。

2026年、詐欺はより巧妙に、より「リアル」に進化しています。今回は、今年私たちが警戒すべき「3つの詐欺トレンド」について解説します。


2. 名言の引用:見ることは信じること?


名言の引用:(ローマの格言より)


「目は嘘をつくことがある。耳はもっと嘘をつく」 (The eyes can mislead, the ears even more.)


「百聞は一見にしかず」と言いますが、AIとディープフェイクの時代においては、「見えたもの(ビデオ通話の相手)」こそが最も危険な罠になり得ます。




3. 【トレンド①】「ニセ警察官」のビデオ通話


今、最も急増しているのがこの手口です。

手口:
突然、警察官や検察官を名乗る人物から連絡が来ます。「あなたに逮捕状が出ている」「資金洗浄の疑いがある」と脅し、LINEやビデオ通話に誘導します。そこで画面越しに「制服姿の男」「警察手帳」「逮捕状」を見せつけます。

心理:
これまでは「電話の声」だけでしたが、視覚情報(制服・手帳)が加わることで、被害者はパニックになり、「無実を証明するため」に指定口座へ送金してしまいます。

対策:
警察庁が言う通り、警察がビデオ通話で取り調べを行うことは100%ありません。画面に制服が映ったら、即座に通話を切ってください。


4. 【トレンド②】新制度を狙う「便乗詐欺」


2025年から本格化した行政手続きの変更も、詐欺師にとっては格好のネタです。

「戸籍の振り仮名」詐欺:
昨年施行された改正戸籍法により、戸籍に「氏名の振り仮名」が記載されるようになりました。これに便乗し、「登録手数料が必要」「マイナンバーカードの更新が必要」といった偽のSMSや電話が増えています。

「定額減税」詐欺:
税制改正に絡めて、「還付金がある」「手続きしないと損をする」とATMに誘導する手口も依然として活発です。


5. 【トレンド③】「ロマンス・投資詐欺」の高度化


SNS型投資詐欺も、生成AIによって進化しています。

AI生成の「理想の恋人」:
マッチングアプリで出会う「美男美女」の写真は、実在しないAI画像かもしれません。ビデオ通話に応じたとしても、リアルタイムで顔を加工するディープフェイク技術が使われている可能性があります。

「必ず儲かる」偽サイト:
本物そっくりの投資サイト(架空)を見せられ、画面上では利益が出ているように錯覚させられますが、出金しようとすると「手数料」を請求され、永遠にお金は戻ってきません。


6. 【視点】その「同意」ボタン、誰に押していますか?


私たちが警鐘を鳴らしたいのは、私たちが日常的に行っている「小さな同意」の危うさです。

  • 知らないアカウントからのDMに返信する(接触への同意

  • 「警察だ」と言われてビデオ通話に出る(対面への同意

  • 言われるがままに画面共有アプリを入れる(遠隔操作への同意


これらはすべて、自分を守るための「心のドア」を開ける行為です。詐欺師は、そのドアを無理やりこじ開けるのではなく、あなた自身の手で開けさせようとします。


7. まとめ:2026年の防犯リテラシー


今年は、「オレオレ詐欺」のような単純な手口だけでなく、「あなたの目と耳をハッキングする」ような高度な詐欺が増えるでしょう。

  • ビデオ通話の警察官はニセモノ。

  • SNSだけの投資話は100%詐欺。

  • 「お金が戻る」「逮捕される」という電話は一度切る。


この3つを肝に銘じてください。そして、「大切なことなので何度でも」家族や友人に伝えてあげてください。お互いに声をかけ合うことだけが、技術で武装した悪意から身を守る、唯一のアナログにして最強の盾になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




いかがでしたでしょうか。「百聞は一見に如かず」という言葉が、もはや通用しない時代。映像や音声さえも疑わなければならないのは悲しいことですが、それが自分と家族を守る唯一の手段です。

今回は、進化する「ビデオ通話詐欺」の手口と対策についてお話ししました。次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います。


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