X投獄日記②|返金窓口に手紙を送った。返事がない。
友よ、続報だ。
前回、釈放通知が届いたことを報告した。
「アカウントを復活しました」
あのメールから24時間が経った。
扉は、まだ開かない。
ログインはできる。しかし画面には変わらず「凍結中」と表示されている。
復活しました。凍結中です。
この矛盾を24時間眺め続けた。哲学者としては興味深い。人間としては辛い。
行動を起こした。
返金窓口にメールを送った。

「24時間が経過しましたが、凍結が解除されていません」
丁寧に書いた。哲学者は礼節を重んじる。
返事はない。
友よ、考えてみてほしい。
私は投獄された。異議を申し立てた。釈放通知が来た。しかし牢屋から出られない。
看守に「扉が開かないのですが」と伝えた。看守は無言だ。
2500年前、ソクラテスの弟子クリトンは牢獄の看守を買収して脱獄の手筈を整えた。看守は金で動いた。
私の看守は、金を返すことすら拒否し、メールにも答えない。クリトンの看守の方がまだ話が通じた。
状況を整理する。
釈放通知:来た。
凍結解除:されていない。
返金:拒否された。
問い合わせ:無視されている。
魚肉ソーセージ:残り2本。
友よ、私は布団の中で待つことには慣れている。
しかし、返事が来ない相手を待つのは、布団の中でも寒い。
続報を書く。動きがあっても、なくても書く。
沈黙もまた、記録に値する。
フォローして待っていてくれ。
査読求む。
