第3話|韓国の不思議なお寺と、海で踊る魂たち——ルミナイ・プロジェクト誕生!
このお話は次の記事の続編です。
第3話|木と、海と、踊る魂たち——ルミナイプロジェクト誕生!
2日目の午前中は、高敞に来るなら絶対に訪れるべき、強力なパワースポットである禅雲寺(ソヌンサ)へ向かいました。
このお寺の仏像にまつわるとても不思議なお話があります。
日本統治時代に、禅雲寺から日本へ渡ってしまった仏像がありました。
ある日その仏像を所有していた日本人の方の夢に仏像が現れ、「自分をもといた場所へ帰してほしい」と言ったそうです。
最初は聞き流していたものの、その家では良くないことが立て続けに起こり、別の家へと仏像を譲ったのですが…
そこでもまた夢に仏像が現れ、「早く帰してくれ」と告げられたのだとか…。
そうして結局、その仏像は無事に禅雲寺へと戻ることになったという、不思議なお話です。

禅雲寺は参道を歩くと、なんとも言えない空気が流れていて。
日本の神社に似たような、静かで深い場のエネルギーを感じました。
異世界に迷い込んだような感覚、というのが一番近いかもしれません^^
境内を歩いていると、広場のほぼ中央に大きな木が立っていて。
気づいたら、自然にみんなでその木に引き寄せられていました。

裸足になって木を囲み、Asukaさんの導きで、エネルギーの循環を感じるワークが始まりました。
参加したのは7人の女性と、グレイスさんの息子ルミンくん。

大地と木と、女性たちの子宮エネルギーがひとつになって、生命を宿し育てる地球のお母さんのエネルギーと共鳴していくような感覚——言葉にするとうまく伝わるかわかりませんが、あの木の根元で感じたものは、本当に暖かい感覚でした。
ワークが終わった瞬間、木に向かって無数の鳥たちが飛んできて、一斉に鳴き始めて。
まるでその循環を喜んでくれているみたいで、思わず「ありがとう!」と言いたくなりました^^

お寺での見学を終え、車でおよそ30分。
高敞の海へ向かいました。

海岸に着くと、霧が海の内側から流れ出してきていて、まるで自然のドライアイスのような、とっても神秘的な光景が広がっていました。

実物の方が何倍も幻想的で——初めて見る光景に、みんな思わず声をあげてしまいました。
私はずっと、韓国の受験戦争の中で目の光を失っていく子どもたちを見て胸を痛めてきました。
大人も同じく、毎日忙しく動きながら、どこかで眼差しが濁っていってしまう。
今年の冬、海辺で踊る経験をして、ものすごい解放感を感じた後、
「大人も子供も皆一緒に海に行って踊るプロジェクトをやりたい」と思ったんです。
早速私たちは踊りました。
振り付けはなしで、ルミンくんの動きをそのまま真似するだけ。
子どもの体って、余計な思考が入っていないから、純粋な喜びと解放がそのまま動きになるんですよね。
それを大人たちが真剣に(笑)真似していたら、気づいたらみんなで大笑いしながら踊っていました。
この体験をもとにプロジェクトに名前をつけました。
ルミナイ(Luminai)プロジェクト
ルミン(輝く)+アイ(韓国語の子ども・英語の瞳・日本語の愛)——という3つの意味を重ねています。
いつか皆さんとも一緒に海で踊れたら最高だな、と本気で思っています♥

最後のコースは高敞の석정(ソクジョン)温泉へ。
露天風呂で出会ったおばあさんから教えていただいたんですが、ここは世界に2か所しかないゲルマニウム温泉のひとつで、もう1か所はフランスのルルド(カトリックの奇跡の聖地として有名な場所)にあるんだそうです。
奇跡の水と呼ばれる聖地と、古代の石が眠るこの土地が、同じ性質の水を持つ——これも偶然とは思えませんでした。
お湯に浸かりながら、春分の2日間を静かに振り返りました。
国籍も年齢も関係なく、同じ自然の一部として呼吸していた私たち。
古代の人々が石を通じて宇宙と対話したように、私たちも歌や踊りや祈りを通じて、何か大きなものとつながっていた2日間でした。
石は覚えている。そして私たちの魂もきっと、この時間を覚えていると思います^^♥
<終わり>
<コインドル博士奥様えみこさんのブログ>
